親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や五月雨登校、母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 ブログ開設8年(2008年開設)で発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけしてきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2008年10月

2008年10月31日

訪問カウンセラーの遊戯療法

連日の更新です
この人、暇なんじゃないの?と思われた方。・・・・私に謝ってください!(笑)

ここから読まれた人は過去記事を読んでから進んでいってくださいね(※訪問カウンセラーの遊戯療法,鉢∋仮函

不登校支援における訪問カウンセラーのスキルとして大切なことは子どもの世界の遊びに通じていて、その遊びのスキルが高度であることということをお話ししました。つまり平たく言うと遊びがうまいということです。

一緒にゲームをしていると子どもの性格傾向が見えてきます。 たとえばスマブラやマリオカートなどの対戦ゲームをしたとしましょう。

・カウンセラーがずっと勝ち続けた場合の反応分析
 

【子の反応】・・・ 崟萓原いなぁ」と素直に認めて教えを乞う。  
       ・・・負けた言い訳ばかりをして負けを認めない。
       ・・・自分な勝手なルールを作って意地でも勝ちにくる。 
       ・・・ぁ屬もしろくない!」と言ってすぐに違うゲームをしたがる。
【分析】  〜把召罵達にも好かれるタイプ。復学のめどは立てやすい。 
       ▲廛薀ぅ匹高い。勉強の遅れなどを受け入れられないタイプ。  
       自分本位傾向が強い。友達関係の構築に問題があるかもしれない。 
       し秕襍拭3惺仔發任寮泙蟾腓い剖賚するかもしれない。


などが見えてきます。逆にカウンセラーが負け続けて子ども優位な状況の場合はどうなるのか考えてみましょう。

・カウンセラーが負け続けた場合の反応分析

 【子の反応】・・・,笋気靴じ斥佞けでコツを教えてくれる。
        ・・・∩蠎蠅負け続けていても気にしない。  
        ・・・G雷併┯世鮓世ぁ▲押璽爐終わった後も上位にいるかのよう。
        ・・・ぁ崋紊垢ておもしろくない」とゲームを投げ出してしまう。
 【分析】  〕達に好かれるタイプ。周囲の状況把握に繊細さがある。 
      ⊆囲の状況が見えない。幼いタイプ。 
      M達関係が不安。その場その場の判断に弱い。
      ぜ分本位。相手が強すぎても投げ出すの傾向があるのかも。

などの分析ができます。訪問カウンセラーが「さじ加減」ひとつで分析していくためには、「勝とうと思えば勝ち続けられる」というスキルが必要になるわけです。これが実はかなりの鍛錬がいるわけですもしかしたら分析よりも難しいかも・・・

私が訪問カウンセラーの職を中心に活動していた時などは、土日にも家でテレビゲームとカードゲームの修行をしていました。当時は親元にいたのですが、親が可哀そうな目で私を見ていたのが痛かったです(笑)
もし、あなたのご家庭に訪問カウンセラーの先生が来ていただいたとしましょう。おそらくあなたの目には 「ナニ、この人。ずっと子どもとゲームしてはしゃいでるだけじゃないの・・・」 と感じられるかもしれません。しかし、ゲームをしながら信頼関係を築き、同時にこのような分析をしているのです。この信頼関係と分析が復学に際しては重要になります。分析要素が多ければ多いほど復学に際しての問題点が事前に分かるので、登校刺激や継続登校に役立つというわけなのです。

訪問カウンセラーは、子どもが学校へ行きたいという意思を表明してからは具体的な準備に取り掛かります。

・学用品を揃える
・勉強の遅れをカバーする
・クラスの友達を呼んで、子を交えて遊ぶ・学校へ挨拶に伺う
・事前に子と学校へ行き見学をする
・メンタル的なケアをする


などを子どもに寄り添う形で進めていきます。これにはどうしても上記した「信頼関係」と「分析」が大切になってくるのです。 なかなかここではすべての内容を細かく記述することはできませんが、訪問カウンセラーの職務とは何ぞや?ということは´↓でお話しできたのではないかと思います。

私は立場上、いろいろな復学支援機関に顔を出しているのですが、中には訪問カウンセラーの派遣をせずに復学支援をするところもあります。

そこではまた違う分析をしていくシステムになっています。

つまり、家族療法を中心とした考え方で復学を目指すわけです。しかし、長期間不登校のケースではやはり訪問カウンセラーありきの支援方法が適切ではないかとは思うのです。1日登校して「おめでとう」というわけにもいかず、継続登校してナンボですので、子に寄り添ってくださる訪問カウンセラーの先生がいた方がより安心だとは思います。

ワタクシぶにん先生も、急ぎのケースや難しいケースの時には、訪問カウンセラーとして支援に当たることもあります。

年々新しくなるゲームや子どもの流行には今やついていけないところも出てきてますし、実際、私よりもさらに若いカウンセラーの遊び方を見ていると「かなわないなぁ〜」と年齢を感じることもあります

昔取った杵柄じゃありませんが、現場主義なところがある私としてはいつでも訪問カウンセラーの仕事ができるよう、いまだにジャンプなどからの情報収集を怠らないのです。

言うまでもなく、今は嫁さんが可哀そうな目で私を見ています(笑)

以上、訪問カウンセラーの遊戯療法シリーズでした


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2008年10月30日

訪問カウンセラーの遊戯療法

前回記事の続きです。

訪問カウンセラーの遊戯療法として大切なことは子どもたちの世界の流行をつかんでいること、そしてその訪問先の子どもの好きな遊びを事前に調べておき知識や技能を持っておくことが重要だと書きました。

さらに大切なことは、年齢層だと考えています。

機関によっては、退職された先生(60代)の方が訪問してくださるなんていうところもありますが、私が推奨するのは20代、30代の先生だと考えています。
これは上記のような遊戯に関すること以外の意味合いでもあるのですが、子どもたちの世界の視点で考えると年配の訪問カウンセラーは親や先生に近い立場で見てしまうケースが多く、信頼関係を作るのに時間がかかってしまうのです。場合によっては訪問を拒否されるケースも目立ちます。また遊戯についても、将棋や囲碁、その他心理的なレクリエーションを得意とする方が多く、ぶにん先生流の訪問カウンセラーに求められる職務を全うするにはマイナスの要因が多いように感じられます。(すべての人がそうだとは言いません)

私は20代の人を中心に面接して訪問カウンセラーとして頑張っていただいています。中には子どもたちの世界の遊びについて質問しても、子ども達の世界と近いため、すでにジャンプネタやゲームなどのことの知識も持っている子が多いです。

 「スマブラでは誰が得意?」
 「マリオカートでミニターボを何回までできる?」
 「遊戯王のデッキはどんなのを作ってた?」

なんていう私からの質問にも楽しそうに答えてくれる20代の人は、私が考える訪問カウンセラーの仕事には向いています。

あと大切なことは子どものことが好きかどうかということが挙げられます

好きすぎて、子どもに同情的になるのは考え物ですが、遊ぶ時はテンションをあげて遊び、時には復学のことを考えて冷静な分析ができるというパーソナリティが求められます

また男の子には男性に先生、女の子には女性の先生を派遣することが大切です。小学生くらいになると性別によってその遊び方が変わってきます。同性の方が共感的に接することができます。

小学校高学年から中学生の女の子は男性の先生を無条件に受け入れなかったりするケースも多く、基本的には同性の先生の方がいいと私は考えています 不登校支援などで訪問カウンセラーに復学の補助をしていただいた方というのは少なくないと思います。しかし、ひとえに訪問カウンセラーと言ってもその基準は明確には規定されていないために、その職務や年齢層、スキルは様々です。

皆さんのところに来てくれた訪問カウンセラーはどのような方だったでしょうか??

次回分の記事では、子どもの世界の遊びを通じて、子どもの性格傾向や問題点をどのように分析していくのかということを中心に話を進めていきたいと思います




                 に続く。 では乞うご期待


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2008年10月27日

訪問カウンセラーの遊戯療法

皆さんおはようございます。

今日からまた新しい1週間の幕開けです。
お子さんは元気に「いってきま〜す」と家を出て行ったでしょうか。

さて、今日のテーマは「遊戯療法」です。

不登校の復学支援で、訪問カウンセラーの支援があったほうがより安心できるのではないかという考え方は以前にもお伝えしました(※10月20日の記事参照)

では、その訪問カウンセラーはどのような手法を用いてお子さんと人間関係を構築していくのでしょうか。 これも機関によって様々な考え方があります。ここでは私の考え方を説明したいと思います。

長期間不登校状態にある子は家の中で退屈しているケースが見受けられます。訪問カウンセラーの初回の訪問としては、その退屈を解消してあげるところから始まります。
いきなり家に訪問して 「さぁ、キミ!こんなことをしてないで学校へ行こうよ!」 なんて言うと、いきなり心のウィンドウがシャットアウトです
まずは「遊び」を通じて信頼関係を作っていきます。この遊びを通じて子どもと人間関係を作っていく手法を遊戯療法と言います。

遊戯療法の中にも、自立を促すようなレクリエーションや、精神領域を尊重するような遊技を取り入れる考え方もあるのですが、私が一番いいと考えているのは、 「今の子どもたちの世界の流行を取り入れることです」


例えば、Wiiやプレステ3、遊戯王にデュエルマスターズ、PSPに任天堂DSなどなど、それらの遊びを通じてコミュニケーションをとっていきます。
もちろんソフトもできるだけ最新のもの用意します。
遊びの手段だけではなく、コミュニケーションに幅を利かせるためには女の子であればジャニーズ情報や映画情報、男の子であればサッカー情報、野球情報、マンガネタなどに詳しいほうが良いでしょう。 事前の分析で、その家庭のお子さんの好きな遊び、得意なゲームなどを親御さんから聞いておいて対策に当たります。上記した内容にだいたいは当てはまりますが、時に鉄道が好きとか、落語が好きなんていうようなマニア的な要素のあるお子さん相手ではもちろんその情報を仕入れてきます。趣味が同年代の子とあまりにかけ離れていた場合には信頼関係を考慮に入れながら、徐々に年相応の趣味や興味の範囲を示してやることも大切です。そうしないことには復学後にクラスメイトとの話題が合わなくて苦労することも考えられるからです。


私自身も訪問カウンセラーとして全国各地のご家庭を支援してきました。
その時には、かばんの中に流行りのゲーム機やソフトがどっさり入っていました。読む本といえば、ジャンプにマガジン、そしてファミ通です この年齢でNARUTOのキャラクターのすべてと忍術を記憶している人は少ないでしょう・・・ワンピースでもブリーチでもなんでもこいです

あ、今日は月曜日ですね?ジャンプの発売日だ! 

ルフィはあの女だらけの島から抜け出せるのか(ワンピース)木の葉の里に攻めてきたペインをとの戦いの行方は(NARUTO)隊長格の卍解の威力は(ブリーチ) ・・・という私レベルの思考になると訪問カウンセラーとしては上出来ではないでしょうか



次回の△任蓮△気蕕頬問カウンセラーの特性として大切なことについて深く切り込んでいきたいと思います。


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2008年10月26日

むしょうに食べたくなっちゃいました

私の住む地域は、水曜日あたりから生憎の天気です

木曜日だったかなぁ。
イタリアンレストランの『サイゼリヤ』のピザに微量のメラミンが入っていたとニュースがよく流れていました。
報道を聞いている限り、きちんと現地の工場から「これこれのような有害物質は入ってないでっせ」という証書を作成しているうえ、今回の発覚も、サイゼリヤ本人からの自主検査の結果の発表なので、悪気はなかったと判断できました。私はね。

何度も何度もニュースを見ていると無性にピザが食べたくなり、嫁さんを自転車の後ろに積んで、小雨の降る中、サイゼリヤまで片道15分飛ばしてピザを食べてきました。夕飯のゴールデンタイムにも関わらず報道のせいで(おかげで?)広い店内には3組しかお客さんがいませんでした。


ぶにん「お店が窮地な時にこそ食べに行ってやるのがファンってもんだろ?ニヤッ」
嫁  「・・・あなたってサイゼリヤ好きだっけ?」



と1年に1度行くかどうかのサイゼリヤを応援してきました。さすがに嫁さんはピザを自重してはいましたがうまかったですけどね。安いし。


むしょうに食べたくなると我慢できなくなりますよね。ファーストフード店のポテトとか、にんにくの利いたコッテリしたラーメンとか


こんなことを書いていると、むしょうにラーメンが食べたくなってきました






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2008年10月24日

家庭ノートの分析法

さて、今日は前回記事の分析をしてみましょう。(※10月22日記事参照)


子「お母さん〜。アレどこ!」
母「あぁ、自転車の鍵は玄関の棚の中よ。ほら、あったじゃないの」



これを親のカウンセリングマインド(=PCM)に当てはめて分析してみました。
担当のアドバイザーによっての差、お子さんの性格傾向や親子関係による差はありますが、基本に忠実に分析してみました。皆さんの考えられた解答と合致するでしょうか?


まず、大きな問題は子どもが捜しているものを子どもが言わずとも親が理解してしまっている点です

自転車の鍵と子が言わずとも以心伝心で親は理解してしまっています。このような対応を小さい時から日常的にしてしまうと、この子は学校へ行ってから苦労することになるでしょう。
なぜなら、学校では「アレどこ」では友達にも先生にも通じません。先生や友達にきちんと説明できる会話力がないと家庭以外でほかの子に比べてストレスを感じてしまうのです。低学年くらいの子であれば、


「何も言わなくても察してくれるお母さんがいる家の方がイイッ!」


と言って不登校になってしまうケースもあるのです。きちんと
「アレって何かな?」
とわかっていても聞き返してあげることが大切です。


この2行の会話に潜んでいる問題点はそれだけではありません。
もう一点の問題は、「子の問題に親が介入しすぎている」ということが挙げられます。

つまり、自転車の鍵を管理するのは本来子ども自身の問題だと捉えられます。その鍵をなくしたのも子ども自身。鍵がなくても困るのは子どもです。
そのようなケースでは、たとえ親が鍵の場所を知っていても自分で探させる対応が望まれます。

たとえば、こんな会話を入れてみましょう


母「自転車の鍵がないのね。毎回どこに置いたか忘れちゃうのはあなたが困るよね(アクティブリスニングによる共感的な受け止め方)」


母「お母さんは台所を探してみるから、あなたは玄関の棚のところ(正解の場所)を探してみてね(親の問題と子の問題をわけて考える。あくまで発見は子自身にさせる対応」

母「見つかったのね。今度からはなくさないように決められた場所に置くようにしてくれたらお母さんうれしいわ(アイメッセージで親の気持ちを伝える・次回に活かす対応)


などが自立心を育てるという意味では効果的だと考えられます。
親が手助けするにしても、鍵を見つけ出す行為は子どもに経験させてあげた方が子は自分で見つけた喜びを感じますので今後につながります。
親が先に見つけたり、率先して子の問題に介入してしまったりすると、子は

お母さんに言えば解決するだろう


と短絡的に考える傾向が強くなり親離れが進みません
場合によっては毎日、「お母さん!アレどこなの!?」と子はプンプンしながら聞いてくる流れができているかもしれません。


上記のケースはあくまで基本的な例です

実際はご家庭の会話を見ながら、お子さんの性格や親子関係を踏まえた上で、「あなたのご家庭、あなたのお子さんのためのアドバイス」をさせていただいています。



たった2行の会話に秘められた問題点。
これが1週間分の会話となると、前後のバランス、全体の対応から考えることなども必要になるためより深き考察ができます。

なにげないお子さんとの日常会話って結構大切になってきますよね



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