親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2008年10月17日

子どもに失敗をさせたくない親たち?

※昨日分(10月16日の記事)の続きです。



子どもに失敗させたくないという思いが強く、親が先回りして子どもに世話を焼いた結果として、社会生活(学校生活)に不適応を起こしてしまうとはどういうことかを今日は解説していきたいと思います


子どもが「う〜む」と迷って考えているときに、親が「それは○○したらいいんじゃないかな(提案)」とか、「こうしなさい(命令)」などを小さいことからしてしまうと、子どもの思考としては 「僕がわからなくてもママが教えてくれる」 という考え方になり兼ねません。



親が子どもに考えることをさせずに「解答」を出してしまってきたご家庭の相談を受けると、その多くは自立心が低く、なにをするにでも 「おかぁさ〜ん。ちょっと来てぇ〜」 となるケースが多いです。

このように自分で考え、失敗から学んだ経験の少ない子どもたちは前の記事でご紹介したような「不登校」「五月雨登校」「母子登校」「保健室登校」の状態になりやすいデータがあります。

もちろん個々のケースによって差異はあるので、短絡的にすべてがそうだというわけではないのでその点はご了承ください。


なぜ失敗を乗り越えた経験に乏しく、自立心が低い子が上記のような問題を起こしやすいのか。


それは、「学校生活」と「家庭生活」のギャップの大きさによるだと私は考えています


家では失敗することもなく、わからないことがあれば親がどうすればいいのかを教えてくれます。しかし、学校では自分で考えて行動(表現)をすることが求められます。
そのような時に失敗した経験の少ない子は極度に失敗を恐れて、親が思う以上のストレスを抱え込んでしまいます。
たとえば、図工の時に「自由になにかを作りましょう!」なんていう課題の時に、家では「何作ったらいい?」と聞けば「ん〜アンタの好きな猫さんの貯金箱なんていいんじゃない?」などとすぐに答えが出ます。
うまく作れなくて手を止めると親が再び的確なアドバイスをくれます。


しかし学校ではそういうわけにもいきません。


学校にはなんでも指示・提案してくれる親はいません。
先生も一人の子につきっきりで指導するわけにもいかず、基本的には導くことを主体に指導されるので、最終的には自分で考えて自分で行動していくしかありません。
また、失敗をした経験の少ない子の性格傾向では「プライドが高い」「完璧主義傾向」が見受けられます。
そのような性格傾向が大きいと、出来ない自分を受け入れづらく学校に行くのが苦痛になったり、怖くなったりしてしまうケースもあります。ましてや、家に帰れば主体的に考えなくていい環境です。


当然、 「学校へ行くより、家にいる方がいいや」 という流れが考えられますよね。


小学生の不登校の原因をひも解いていくとこのようなケースが多々見受けられるのです。(もちろんすべての不登校のケースがそうだというわけではありませんよ)


子どもはいつか親のもとを離れて自立していかなければなりません。



親が仮にいなくなったとしても自分で考えて生きていかなければなりません。その最初の段階として小学校があります。その小学校に適応できないとなると親御さんとしては心配ではないでしょうか。


失敗させたくないという親の気持ちが根幹にあるようなケースでは家族療法が効果的です。


家庭生活と学校生活とのギャップを少なくしていけば子どもは学校生活に適応しやすくなります。 今回はあくまで「失敗した経験の少ない子」のケースに焦点を当てました。不登校は複合的な問題が絡み合っているケースが多いので一概には言えませんが、考え方の一つとして覚えておくのもアリではないかと思うのです。


私は家族療法の指導の中で 「もっと子どもに失敗させてね」 とよく言います。


失敗の中からつかんだ経験というのはその子の一生の宝ものになるかもしれません。

親が命令・指示・提案をして、その場その場の事を乗り越えさせるよりもきっと大きなものがつかめるのではないでしょうか

小さな失敗は、子どもの成長のチャンスです。口元まででかかった「こたえ」をグッと飲み込んで「ん〜お母さんわからないなぁ」とか「どうしたらいいかなぁ。あなたはどう思うの?」などの対応で子ども自身に考えさせましょう。

必ずしも正解にたどり着けなくてもいいのです。


同じようなことを何度も繰り返していくうちに子どもは失敗の中から 「こうしたほうがいいかな」「前はこれで先生に注意されたから今回はこうしよう」 などとさらに自分で考え行動を変えていくでしょう





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2008年10月16日

子どもに失敗させたくない親たち?

家庭教育支援の活動をしていて感じるのは、ズバリ! 子どもに失敗をさせたくない親たちが多いことです。


家の中の会話の多くは 「手を洗ったの?」 「テレビ見る前に宿題おわらしちゃいな」 「お風呂まだ入らないの?」 などで、登校前の朝になると 「水筒もった?」 「ハンカチ入れた?」 「宿題したの?」 「だから時間割は昨日のうちにしとけばいいのに・・・」 などなどの会話が目立ちます。

家庭教育カウンセラーは家庭の様子を分析するために家庭内対話を読み解いていくのですが会話のほとんどが「命令」「指示」「提案」という家庭も少なくありません。



なぜ、親御さんたちは上記のようなことを毎日子どもに言うのでしょう??



もしご自身に当てはまると感じられたのであれば 「なぜ私は子どもに対して毎日同じようなことを口うるさく言うのだろう・・・」 ということを考えてみてください。


個々のケースによって違いはあるのは前提ですが、上記のような会話が多い親御さんの分析としては以下のようなことが考えられるかもしれません。

子どもに失敗させたくないもん!!

子どもがやらなければならないことは私のやるべきこと!一心同体!

ん〜。子どものことを実は信頼してないのかもしれない…




子どもに失敗させたくないと思うのはよくわかります。
しかし、小さい頃からそのように育ててしまうと小学校生活で不適応を起こすケースが多く見受けられるのです。

不登校?五月雨登校?(いったりやすんだり)保健室登校?母子登校? 実に多いです。

多くの親御さんが苦労されているのを私はすぐ横で見て支援してきました。

そのつど「こうなる前に対応できなかったのが残念だ」と感じるのです。



では、 なぜ、お子さんに失敗させたくないと思う親御さんにそのような問題が起こるのでしょうか??



続きは次回に。


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2008年10月14日

気合いを入れて運動を

体育の日の三連休、皆様いかがお過ごしでしだったでしょうか?

私は、嫁さんの実家に帰ってご飯をごちそうになったり、フットサルをして汗を流したり、昼寝をしたり、映画を見たり、ネットの世界を放浪したりを・・・


まぁ、いわゆるだらだら〜と休日を過ごしました



体育の日にちなんで運動ができたことはうれしかったですね。
今は「さぁ運動するぞ!」と気合を入れないと汗をかいて運動する機会に恵まれないのは仕事柄というべきか加齢による周囲の変化と捉えるべきか。。。。ま!言い訳ですけど?
毎週1日は汗をかいての運動を目指していますが、実質1か月に1回か2回。フットサルかバスケットボールかという感じです。ちなみに筋肉痛は2日後に来ますが、これも仕方のないことでしょう。年齢の上昇とともに訪れる身体的な変化は受け入れていくしかありませんね。 できる限りアンチエイジングとは思いますけどね・・・実質のところ時の流れにただわが身を任せるのみ的な



さて、今日は訪問カウンセリングの日です。あいにくの雨の日ですが、ひとりでも多くの子どもたちの「学校に戻りたい」という気持ちに応えられればと思っています

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2008年10月10日

家族療法のルール(ぶにん先生編)

家族療法については以前ご説明しました(※10月6日の記事参照)

今日は、家族療法を行っていくに当たってのルールを書いてみたいと思います。

プロ野球の戦略と一言で申し上げても、チームによっては投手中心に組み立てているチームもあれば、4番バッター級のスラッガーばかりを打線に並べるチームもあります。ホームランを捨てて小技中心で優勝したチームもあります。家族療法もそれと同じように、機関によってそのルール決めは異なります。


機関によっては50個以上の細かいルール決めをして、それを忠実に家庭の中で守ることを指導するところもあれば、明確なルール決めをせずにそれぞれの家庭の状況を判断してその都度、必要なルールを指導していくところがあります。

私の考え方は基本のルールを11個だけ設けて、そこから個々の家庭の状況、お子さんの性格傾向を分析して新たなルールを追加したり、または効果の薄いルールを削除したり薄めたりしていく方法で指導しています。
最初からがんじがらめで多くのルールで縛るのは私は反対です。なぜなら家庭の状況や子どもの性格傾向は千差万別のため、ひとつの固められた理論のみで指導していくのは場合によっては効果が期待できないかもしれないからです。逆に何の柱も設けずに家族療法をスタートしてしまうと、理論のよりどころが初期状態ではないため親御さんの理解の進度に悪影響が出るケースも考えられるからです。

そのようなことを踏まえて、私は基本となる理論を11個+家庭状況に応じて追加理論というスタイルを推奨しています



私、ぶにん先生が取り入れている家族療法のルールのことを「親のカウンセリングマインド」と呼びます。(Parents Counseling Mind=PCM)


では基本ルールとなる親のカウンセリングマインドの11の柱をご紹介します。



 .▲ティブリスニング

◆.▲ぅ瓮奪察璽

 命令・指示・提案を極力避ける

ぁ〇劼汎吋譽戰襪硫駭辰鬚靴覆

ァ/討量簑蠅隼劼量簑蠅鯤けて考える

Α\莢鵑蠅靴道劼匹發侶亳海鮹イ錣覆

А”埖不満を言わない

─/討硫礎祐僂魏,敬佞韻覆

 悲しいときは悲しい顔で、うれしいときはうれしい顔で

 叱り役の立場を下げない

 ターンテーキング


細かい理論やルールは他にも多くありますが、相談に来られた方に初期段階でお話しするのはこの11個の柱です。

「あ、私これ知ってるかも?」なんていうものも含まれているかもしれません。これらの理論はカウンセラーの基礎スキルや家庭教育理論などを家庭に有効的に取り入れられるように考えて折衷しています。


ひとつひとつの理論についてはまた機会を見て書いていきたいと思います

parentscamp at 12:42|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | ぶにん先生の記事

2008年10月09日

村上春樹、ノーベル文学賞へ?

ノーベル物理学賞に3名、ノーベル化学賞に1名の日本出身の方が選出されました。一度にこれだけ選ばれるというのは異例のことですね。
まだまだ誰が受賞するかわからない段階で、今回のノーベル賞は「アジア枠」が優遇されるので日本人受賞者も増えるのでは?なんていう憶測も流れていました。

ふたをあけてみれば・・・「アジア枠」強し!

昨日、化学賞を受賞した下村さんは、クラゲを85万匹も自力で捕獲したと聞きます。好きだからこそ突っ走れるのでしょうね


さて、本日はノーベル文学賞の発表です。


今年こそはアジア枠のパワーもあり、村上春樹さんが受賞するのではないかと考えられているようです。
川端康成や大江健三郎がノーベル文学賞を受賞するのはフムフムとなるのですが、村上春樹がノーベル文学賞者っていうのはどうもしっくりしません

おそらくは彼の作風(でてくる主人公像)が賞レースに無関心っぽいからなのでしょうね。どこか冷めている雰囲気のある主人公が多いですから。。。。まぁ実際、村上春樹さんも自由気ままな生活をされている方ですし、周囲が騒いでいるだけでご本人は


「やれやれ、OK。わかったよ。騒ぎたいんだろう?」


というところなのでしょうね。




ということで今回オススメするのは村上春樹さんの作品です。


・村上春樹 『羊をめぐる冒険』 講談社


この作品を読めば村上春樹の世界観がどのようなものなのか感じられるのではないかと思います。私は文庫になった作品はすべて読みました。一時期はとうもろこしをむさぼる様に村上春樹作品ばかり読んでいた時期もあります。
そのような中で甲乙つけがたいですが、村上春樹を読んだことがない方には「羊」をオススメしています。
あえて解説はしません。とにかく読んでみてください。


ちなみに「羊をめぐる冒険」は4部作の3作品目に当たります。時系列順に読みたいという方もいらっしゃるでしょうし、ご紹介しておきます。

・風の歌を聴け     (主人公大学生時代)
   ↓
・1973年のピンボール  (風の歌の後、1973年)
   ↓
・羊をめぐる冒険    (主人公社会人時代)
   ↓
・ダンス・ダンス・ダンス (羊の後のお話)


という流れになりますが、むしろ羊から読まれたほうが前後への広がりが楽しめるのでいいかもしれません。


この4部シリーズの他にも素晴らしい作品が数多くある村上春樹。
また機会を見て村上春樹さんの小説の私なりの感想論評を書いてみたいと思っています

parentscamp at 12:24|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 読書のススメ | ぶにん先生の記事

2008年10月08日

金木犀が香ると秋の到来

最近は地球温暖化の影響か、梅雨が7月末くらいまで続いたり、夏の暑さが9月末になっても残っていたりと季節感のズレを感じます

季節の中には啓蟄(けいちつ)や大雪などの日がありますが、これも時代の変化とともに違和感を覚えます。気温30℃、半袖にハーフパンツで迎える秋分の日って…という感じです。


学生の頃は夏休みが終わったら「過ぎゆく夏を憂い、来る秋を想う」なんて思っていました。
社会人になると区切りが曖昧になって今が夏なのやら冬なのやらと学生時代よりも季節感がなくなってきている方も多いのではないでしょうか?

季節感がなくなってくると1年が流れるのも早く感じるのは私だけでしょうか。
仕事がら、親御さんから


「卒業しました」
「夏休みの対応が不安です」
「運動会を楽しく参加させていただきました」
「クリスマスプレゼントはどのように与えればいいでしょうか?」


などの季節感あふれるご相談があるので、ギリギリのところで感覚を保てていますが、それでも最近の1年間の終わるのの早いこと早いこと




秋。今は秋ですよね??




はい。

私の秋認定は「金木犀が香ってきたら」と定めています。
昨晩あたりから私の住むところでも足元から立ち昇るように香ってきました。

皆さんの秋認定はどのようなものでしょうか?


秋ですねぇ

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2008年10月07日

家庭教育カウンセラーの適正

世界経済は果たしてどうなるのでしょうか・・・

日経平均株価も¥10.000を割りそうですし、為替のほうもドル円で101円、ポンドやユーロも軒並み円高傾向で175円、135円というここしばらくは見慣れていないが額になっています。心配です・・・


さて、家庭教育カウンセラーとはどのような仕事かということは10月2日の記事に書きました。

今日は、その適正について私なりの見解をお伝えしたいと思います。
「ん〜、私には関係ないから」と心の中でつぶやいて「戻る」ボタンや右上の「×」を押しかけた親御さん。もう少しだけ読んでみてください。実は、この家庭教育カウンセラーの適正と、より良い子育てのできる親御さんには共通点があるのです

 家庭教育カウンセラーの適正としては、

 1、人の話を聴くのが好きである。
 2、共感的に人の話を聴くことができ、かつ自分の精神領域を持っている。
 3、その場の感情に流されず常に1歩先のことを考えられる。
 4、話をすることが好き。
 5、子どもが好き。



ざっくり挙げるとこの5点だと思います。

カウンセラーと名のつく方とお話したことのある方は、その方を思い出してみてください。その方はあなたのお話をよく聞いてくれませんでしたか?またアドバイスをされたとき、簡潔にその内容について説明してくれませんでしたか? 基本は「聞き上手のしゃべり上手」ということが挙げられるでしょう。

また、お子さんの行動に変化を与えるために親の対応を考えるわけですから、常に1歩(理想は3歩くらい)先を見れる人がより頼もしいでしょう。




さて、ここで大切なことをお話します


実は、今挙げたカウンセラー適正は、私が考える理想的な親御さん像に当てはまるのです。


多くの家庭教育相談の中でいろいろなお母さんやお父さんと膝を突き合わせてお話をしてきました。そしてお子さんの問題行動を解決または予防するためにアドバイスをしてきました。
アドバイスをするにあたって最初に分析するのが先ほど挙げた項目に当てはまるか?ということなんですね。具体的なアドバイスをする前に、まずは項目に当てはまらなかったところに関して具体的にアドバイスをしていき、親の行動を変えていくようにアドバイスをします。
つまり、親御さんにもカウンセラーとしての要素の一部分が必要だということです。
そのようなことから、私はカウンセラーのテクニックを家庭環境に当てはめていき親御さんにアドバイスしていく手法を中心に活動しています


お子さんの話を聞かず一方的に自分だけ話していませんか?命令・指示・提案ばかりになってませんか?お子さんの気持ちを共感的に受け止められていますか? 親がちょっと努力して変わるだけで、子どもは敏感に反応していきますよ



Lets.tryです



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2008年10月06日

家族療法とは

家庭教育支援の形態で近年、問題解決の手法として用いられることが多いのが家族療法です。

家族療法とは簡単に言うと、「親の対応を変えることによって子どもに影響を与えて行動や考え方に変化を促す手法」です。


その特徴としては、問題を個人に起因するのではなく、家庭内のシステムのゆがみに求めることです。

ゆえに家族療法は「システムズアプローチ」とも呼ばれます。

不登校や非行などの問題行動を取り上げるとき、実際その行動をしているのは子どもなので、ついつい子ども自身に非難の目を向けたり、親が被害者意識を持ってしまったりするケースがありますが、家族療法では、あくまで子どもを責めるのではなく、家庭というシステムがうまく機能していないことによって一番影響の出やすい子どもに問題行動の症状が出てしまったと捉えます。 私たちのような家庭教育カウンセラーは、個々の家庭の現状を分析して、どのようにシステムを作り変えたり、付け加えたりすれば子どもの問題を解決できるのか、予防できるのかなどを考えアドバイスしていきます。


そのアドバイス対象は個人はもとより、個人を取り巻く家族関係や家族全員を対象として行う方法であり、家族と共に問題解決を支援したり、家族自身の力で問題解決をしていくことを援助していきます。


個々のケースによって

「親御さんがお子さんを年齢以上に幼く扱っているなぁ」 → 自立心が低い
「親が先回りして子どもにいろいろ注意してるなぁ」   → 親に対する依存が



強い などなど、数多くのチェック点を見ていってどのように親が変わればいいのかをアドバイスしていきます。
そのためには、家庭の様子やお子さんの性格傾向などを把握する必要がありますので、家族療法の第一段階としては親御さんとカウンセラーがしっかりと話し合い、カウンセラーが現状を把握するところから始まります。

家族療法を勉強していくと 「コミュニケーションって大切だなぁ」 と感じられることと思います。特に年齢が低いお子さんに対しては家族療法が有効で、今まで何をするにでも「おかぁさ〜ん、ちょっときて〜」などといっていた子が自分で考えて行動するようになるなど、自立心や社会性を育てる面で効果が期待できます。


では具体的に、家族療法の考え方(ルール)とはどのようなものか。また機会を見てルールの柱をお伝えしたいと思います


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2008年10月05日

子どもに携帯電話を持たすとき

※子どもに携帯電話を持たすとき?(10月3日分記事)の続きです。


さて、携帯電話が子どもたちの世界でも当たり前のように普及してきていることは前回にもお話しました
防犯上の事というのが理由に挙げられることが今の時代を反映していて悲しくなりますが、時代に沿った家庭内対応を心がける必要があるでしょう。

では、具体的にどのような手法を用いるかということをご説明したいと思います。


まず大切なことは、親から言わないということです。
あくまで子どものほうから「携帯電話が欲しい」と頼む形にすることが大切です。親御さんのほうが持たせたいというスタンスで接してしまうと利用の方法に制限がかけにくくなるので要注意です。


子どもからそのようなことを言われてもすぐに買い与えないでください。

まずは、「お父さんにも相談してみるね」と保留しておくことが肝要です。
その間にご主人と携帯電話が本当にいる状況なのかを判断してください。つまり、子どもの言い分としては「みんなもってるんだから〜」ということが多いのですが、本当にそうなのかということをリサーチしてください。その上で両親共に買い与えてもいいという判断ができたのであればルール作りをしてください。


たとえば

・月額¥7000を超えるときには超えた分は自分で出す。出せない場合は解約する。
・有害サイトのプロテクトをかけること
・食事中などみんなが団欒しているときにはメールをしない。
・これらのことを破るようならば解約する。

などが挙げられます。

大切なことは買い与える前にきっちりとルールを決めることです。そのルールの中にはきっちりと「制限」を設けて、○○できなかったら解約するなどの事前策を考えておくことが大切です。


そこまでご両親で決められた上で子どもに話してください。


「このルールを守れるならば携帯電話を買い与えてもいい。守れるか?」


このように言うと、多少縛りの厳しいルールを作ったとしても、子どもは携帯電話を買ってもらえるならば仕方ないかと飲んでくれることでしょう。
買い与えてからルール決めをしても子どもの反発は親が思っている以上のものが予想されます。そのような反発を出されないためにも事前のルール決めが大切です


実際、携帯電話がらみのご相談はあります。
その多くが、事前のルール作りがなされずに便利で楽しい携帯電話を与えてしまったいるのです。その結果として月額料金が4万、5万となってしまったり、プロフなどのサービスにハマりこみ思いもよらない問題に巻き込まれてしまうケースもあるのです。


ざっくりお話しましたが、私は基本的にはそのように指導させていただいています
持たせる年齢に関しては前述の数値が物語っていますが、小学生にはまだはやいのではないかなぁと私も考えています。

parentscamp at 17:14|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | ぶにん先生の記事

2008年10月04日

雨の日も、晴れ男

家庭教育相談の中で感じられるのは、多くの親御さんはネガティブに事を捉えがちだということです。

相談の内容の例としては

「今日も子どもは学校へ行けませんでした」

「子どもが最近暴力的です」

「お風呂に入りません。毎日言うのも疲れました」

「祖父母と折り合いがうまくいきません。出て行きたいです」


などなど、どうしてもネガティブな要素が先行してしまいがちになります。時にはふかく悩みぬいて考える必要もあるのですが、深みにはまりすぎて動けなくなるのは考え物ですよね。
心の負荷を軽くするためには具体的な行動によって問題を解決に導いていくことが必要となります。家庭教育カウンセラーはそのアドバイスをしたり、答えを一緒に考えたりするわけです。


しかし!


親御さんの性格傾向がネガティブシンキングだと、ひとつの問題を解決しても現状に対する不足不満が新たに出てきたり、先のことを考えて不安になったりして際限がないのです。その結果として親の「うつ」、育児ノイローゼと発展しているのかもしれません。

そこで大切なのはポジティブシンキングです。

ポジティブシンキングとは何ぞや?ということをうまく表現している本があったのでご紹介したいと思います。


・ 水野敬也   『雨の日も、晴れ男』   文春文庫  2008



とにかく読むと元気が出ます。私は移動中の電車内で読んでいたのですが4度ほど噴出してしまいました。ユーモアあふれる作品です。
水野敬也さんと言えば、このたびドラマにもなった『夢をかなえるゾウ』の作者でもあります。そちらもオススメです

雨の日も、晴れ男の主人公アレックスは、とにかく超ポジティブシンキング。不幸な出来事がおこっても持ち前のポジティブシンキングで乗り越えていきます。

たとえば、目覚まし時計が故障して寝坊してしまいました。このままでは会社に遅刻して上司に大目玉を食らいかねない状況です。そんな時に目覚まし時計の故障を憂いたり、誰かに八つ当たりするのではなく、




「最近疲れがたまっている私を気遣ってわざと起こさずにいてくれたのだな」

と時計に話しかけます。

読み進めていくと

「コイツはバカか!?」

ときっと思われるでしょう。しかしその真意やいかに!?的な楽しさがあります。

実際に小説を読んでいくとそのバカッぽさが周囲の人々を幸せにし、自分自身をも結果的に幸せにするというお話です。


2時間もあれば読み終えるようなお手軽さもあるので、ぜひ読んでみてください。

読み終えたあなたには「ポジティブシンキング」とはなんぞやということが理解できていることでしょう
私もポジティブシンキングに努めていますがまだまだアレックスの域には達しません

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2008年10月03日

子どもに携帯電話を持たすとき

今の時代、携帯電話は我々大人の世界では基本ツールとなっています。コミュニケーションの手段として、または社会生活より楽しくするために携帯電話は役立てられています
近年では小学生がメールでお友達と遊ぶ約束をしたり、公園などから携帯電話を使って親にお迎えを頼んだりと、携帯電話の利用者の低年齢化が進んでいます。

家庭教育相談を受ける中でよく相談されるのが、


「携帯電話を子どもが欲しがっているのですがいつごろから持たせるのがよいでしょうか?」


というものです。

興味深い記事が出ていたので全文抜粋してみました。
長文で申し訳ないですが世間の親御さんたちの一般的な考え方がどのようなものなのか読んでみてください

-----------------以下抜粋-------------------

子供に防犯対策として持たせたいと考える親が多い一方、裏サイト・出会い系サイトなど、子供が有害な情報に触れる入り口になる恐れもある携帯電話。子供と携帯電話について、ネットユーザーはどのように考えているのだろうか?20代から40代を中心とする男女437名の回答を集計した。回答者の子供の有無や子供の年齢は特定していない。また、2006年1月に同様の調査を行っており、今回は前回調査との比較検証もあわせて行った。

子供にはいつから携帯電話を持たせるのがよいと思うか?との問いには、「高校生(15〜18歳)」が最も多く31.4%、次いで「中学生(12〜15歳)」が20.8%、「大学生(18〜21歳)」が16.0%で、小学生以下は16.7%だった。

2006年の調査結果と比較すると、前回は高校生26.1%、中学生16.9%であったのに対し、今回は高校生・中学生の比率が上がり、逆に小学生以下の比率は低下している。「携帯を持たせてもよいと考える時期」が上がっているようだ。

子供に携帯を持たせるとしたらその理由としてどんなことが考えられるか、最も近いものを選んでもらったところ、「防犯に関心があるから」が72.5%と性別、年代を問わず圧倒的に高かった。他はいずれも10%に満たなかった。前回調査では、防犯機能・子供向けの利用制限がついた携帯を子供に持たせたいと考える人が約64%だったが、依然、「子供の防犯対策として携帯電話は有効」と考えられていることが伺える結果となった。

子供に携帯を持たせるとしたら、防犯機能とアクセス制限設定(フィルタリング機能)のどちらを重視するか?との問いには、全体では「防犯機能を重視」「どちらかといえば防犯機能を重視」を合わせるとい54.9%と、半数以上が「防犯機能重視派」。一方「アクセス制限を重視」「どちらかといえばアクセス制限を重視」を合わせると、45.1%が「アクセス制限(フィルタリング機能)重視派」となる。

結果を見ると防犯機能重視派がやや上回るが、アクセス制限重視派も拮抗しており、有害サイト対策への関心も低くはないことが伺える。性別・年代別に見ると、「防犯機能重視派」は男性の方が高く、年代が上がるほど高ポイント。男性と上の年代は「防犯機能重視」、女性と若い年代では「アクセス制限重視」の傾向が見られた。

↓元記事

livedoor ニュース

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いかがでしたか?
時代が変わり、子どもたちの世界でも携帯電話ありきの考え方が普及してきています。
しかし、子どもが欲しがっているからという理由だけで携帯をWiiやDSのようなゲーム機と同じような感覚でプレゼントしてしまうのには私は反対です。

なぜなら、携帯電話は本体価格だけではなく、毎月の通話料やパケット料金が発生するからです。

ある中学生の家庭では毎月の携帯電話の料金が4万円ほどでした。請求書を見た親御さんは大慌てで子どもに説明を求めました。
しかし、子どもはただ携帯を便利な道具として使っているだけで「お金」を使っている意識は薄かったのです。



△紡海 
(△任六劼坊搬咾鮖たせるときに大切なことをテーマにお話しする予定です)

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2008年10月02日

家庭教育カウンセラーとは?

世の中には○○カウンセラーという言葉が氾濫しているような気がします。

化粧品売り場にもカウンセラーはいますし、CMなどで有名な育毛の相談員もカウンセラーと名乗っています。

では、そもそもカウンセラーとは何なのでしょうか?

カウンセラーとは心理学に精通し、言語的および非言語的なコミュニケーションを通じて、相手の行動の変容を試みる人間関係のスキルを持つ人という意味です。 ん〜・・・このように書くとあながち上に挙げた方々もカウンセラーなのかもしれませんね

お客さんの深層心理の奥に潜む購買意欲を察知し、コミュニケーションを通じてお客さんの財布の紐を緩めていくテクニックも、今の時代カウンセリングというのでしょう。まぁ臨床心理士の方からすると「一緒にするな」という声も聞こえてきそうですが。

家庭教育カウンセラーは、家庭問題に精通しているカウンセラーです。
つまり、不登校や非行などのお子さんを持つご家庭の相談を受け、その問題の解決に向けてコミュニケーションを通じて問題解決のお手伝いをしていくということですね

その対象は親御さんの場合もあれば、お子さんに直接対応していくケースもあります。

私の見解としては、家庭教育カウンセラーの職務の中には「心理学的なカウンセリングの領域」以外にも家庭教育のアドバイザーの要素、そして時にはコンサルタントの要素、そしてコーチの要素が含まれていると解釈しています。そのすべての要素をバランスよく使われて支援している家庭教育カウンセラーが「プロ」ではないかと思っています。

え?私?



 ・・・ちょ、ま、まぁ。それは今は置いておきましょう


家庭教育カウンセラーに必要なひとつひとつの要素については次の機会にご説明していきたいと考えています


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2008年10月01日

カウンセリングルームはじめました

皆さま、はじめまして

家庭教育カウンセラーの、ぶにん先生と申します。

2003-2005年に開設していた「ぶにん先生のカウンセリングルーム」は様々な理由によりいったん閉鎖とさせていただきましたが、このたびライブドアブログにて心機一転、新装開店OPENさせていただきました


前回のカウンセリングルーム同様、「家庭教育のススメ」や「不登校カウンセラーの仕事」などのマジメなお話に加え、時事問題について生意気に切り込んだり、ゆる〜いお話をとりとめもなくしてみたりしようと思っています


カウンセリングルームとは、悩みを抱えた方が訪れてカウンセラーが能動的にお話を受け止めていくというイメージがあるかとは思いますが、当カウンセリングルームではむしろ情報発信カウンセラーとしての意見(個人的な)を中心に行って行きたいと思います。

記事に興味をもたれた方、ふらっと流れ着いてしまった方もお気軽にコメントを残して行っていただければと思います


相変わらずの不定期更新にはなるとは思いますが、皆さんの温かい声援を胸にがんばっていこうと思っています。 よろしくお願いします


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