親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2009年02月07日

母子登校について

※前回記事の続きです。


母子登校(母子同伴登校)のご相談が多いというお話をしました。

母子登校と言っても、母親が校門までついていってやるだけなのか、それとも別室で母親がつきっきりで勉強を教えなければならないのかなど、その問題の根深さや状況は異なります。

では、母子登校の原因はどこにあるのでしょうか。

それは、母子依存が強いところです。

これまでの子育ての中で母子分離が図られずに、本来子どもが親からある程度の自立していく段階にあるにもかかわらず、親が子に対して過干渉、過保護対応を続けることで子は母親に依存してしまう傾向があるのです。


そのような子は多少のストレスに対しても自分で向き合わず母親を頼ります。母親もまたこの依頼心を助長させるような対応(常に母親が正解を出す。失敗する前に助けるなど)をしてしまっています。
子どももまた、「ママ〜あれどこにあるの?」「ママこれやって」「ママーどこにいるの〜?」などの会話が目立ちます。


学校社会は少なからずストレスであふれています。
子どもの性格傾向によっては多くの人といるだけでストレスを感じますし、授業中に分からなくなるだけでもストレスになります。
母子依存傾向の子は、そのようなストレスに対して親の支えがないと乗り切れません。そして「学校が怖い」となるのです。

その段階で親が焦りを感じて

「学校くらいひとりで行け!みんなひとりで行ってるだろう!」

と感情的に叱るケースが目立ちます。
しかし、多くの母子登校のケースでは親に頼るのは「なまけ」ではなく、特定の年相応の経験が不足しているからひとりでは行けないのです。
年相応の経験とはつまり、失敗した経験、失敗から自力で起き上がった経験、恥ずかしい思いをした経験、自分で考え自分で行動した経験などが挙げられます。


親御さんに私がいつも伝えるのは、


「このような子にしたのは誰?それに気がついてらっしゃるのであれば出来ることはひとつです」


そうです。親がスキルを学ぶことです。


まずは家庭内対応を変えていきます。
子どもに自立心を育むための対応を行います。ケースによっては母親が子に依存していることも考えられるので、母親が自立することも大切です。
この子は私がいないと何もできないと決めつけて考える親御さんに多いです)

そして段階的に母子分離をしていき、学校に関しても目標を決めて母親が付き添う距離を少なくしていきます。
その際には、親も子も目標意識を共有できるように「登校カレンダー」を作ったり、「トークン・エコノミー法」を使ったりすると効果が出やすくなります。

子どもの方に自立心が育ってくれば自然と母子登校は解決します。

しかし、ただ「待つ」だけではなく親の方から意識を変えていくことでより早く周囲のお子さんと同じように教室で一人で授業を受けられるようになります。

また、違うケースで見受けられる例としましては、幼稚園や保育園に通う、下の子がいるケース。つまり、

僕も妹や弟みたいにお母さんに愛されたい、かまってもらいたい

という欲求から母子登校という形に発展するケースです。

このようなケースでは、一時的に愛情(欲求)を満たしてやることも大切なことです。あくまで一時的にしないと、さらに幼くなってしまって母子分離が出来ないのでそのさじ加減は慎重に判断していく必要があります。


母子登校も長引くと子の成長過程に影を差してしまうこともあります。(すべてがとはいいません)
もし解決すべき問題だと親が感じられておるのであれば、子を変えるのではなく、まずは親が変わることに努めましょう。
きっと、お子さんにとっても親御さんにとっても母子登校の解決を通じて大切なものが学べることができるでしょう。


以上、母子登校についての解説でした。



ご相談は
ペアレンツキャンプまで (ご相談フォームにてお気軽にご相談ください)


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2009年02月04日

母子登校について

私たちのところには、不登校や五月雨登校のほかにも母子登校(母子同伴登校)のご相談が数多く寄せられます。


母子登校とは母親が一緒にいないと学校まで行くことができない、給食を食べられない、教室に入れない、授業が受けれない状態のことを言います。

不登校に比べると、家に引きこもっているわけでもないし学校にも母親が一緒ならば行けているのだからという理由であまり社会的にも問題視されていない傾向にあります。

しかしながら、母子登校のお子さんのことで悩まれている親御さんにとっては、単純に
「不登校の子よりかは楽だわ」とは考えられません。
実際、家庭内の状態や母親にかかる負担のことを考えると母子登校状態は不登校状態と比べても悩みは決して少なくはありません。

お母さんによってはお勤めされている方もいらっしゃいます。
母子登校のケースだと朝から子どもに付き添って学校まで行かなければならないため職場に迷惑をかけることもあります。主婦の方も決して暇ではありません。毎日、給食の時間だけ学校へ行き子ども用の机といすに座って昼食を笑顔で食べられるお母さんが果たしているでしょうか。多くのお母さんは笑顔で泣いているのです。
授業参観などで我が子の学校での様子を見ることは親にとっての幸せな瞬間だと思います。しかし、毎日、ひとりだけ教室の後ろで自分の子の授業を眺める親の気持ちを考えると、私も胸が痛みます。

支援する側から考えても、不登校より母子登校のほうが手間がかからず楽だとは言い切れません。場合によっては不登校のケースよりも問題が長引くケースもありましたし、カウンセラーの対応としても高度な教育的判断が求められることが多々ありました。

家庭内対応においても、学校へ母親と一緒でなくてはいけない子は、何事にも母親を頼ります。トイレに行く時も、お風呂に入る時も。
お留守番を頼もうものなら、裸足で外まで出てきて泣きながらお母さんを追いかけてきます。お母さんの生活は常に子どもを中心に回るようになります。そこに母親としての自分は感じられても、妻としての自分、ひとりの人間としての自分を感じられずに夫婦関係に亀裂が生じたり、ご自身の精神的な安定を崩される方もいらっしゃいました。

これが幼稚園の子であれば「あらまぁ」で済むのかもしれません。

しかし、小2、小3になってもこの状態が続くと親の不安は、子どもの将来にまで向けられます。これは無理のないことです。

母子登校の学校側の解決策は不登校と同じくいまだ明確なものがありません。自然と子どもの自立心が芽生え、羞恥心が年相応に育ってくると母子登校は解決します。しかし、そうは言われても、母親の気持ちからすると


「そのゴールはいつなの?私はいつまで頑張ればいいの?」


という悲痛な叫びが聞こえてきます。

私も当初は母子登校に関しては専門的な研究もせずに、不登校のケースに比べればマシなほうだという甘い認識でいました。
しかし、親御さんの悲痛な悩みを数多く聞くと、決してそういう問題ではないことに恥ずかしながら気がつきました。

母子登校といってもその状況や対応法は、不登校のケースと同じく個々に異なります。私は家族療法の考え方と、臨床の場からの経験によって母子登校の支援プログラムを考案し、支援をしています。

あくまで個々のケースによってその対応は専門的な判断によって柔軟に変えるべきだという姿勢ではありますが、悩まれている親御さんに何かヒントになることが発信できればという思いで、ここで書くことにしました。


                  △愨海


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2009年02月02日

チェ・ゲバラ

皆さんおはようございます
先日に、大学生のグループに混ざってバスケットボールを3時間ほどしてきました。わかっちゃいたけど体がギスギスと悲鳴を上げています。

週末は2週連続で嫁さんと映画館へと行ってきました。

先週は「チェ 28歳の革命」を、
今週は「チェ 39歳別れの手紙」を見ました。

皆さん、チェ・ゲバラという男をご存知でしょうか。

チェ・ゲバラとは、1957〜1959のキューバ革命の立役者です。かのジョンレノンも「当時一番カッコイイ男」と言い、サルトルも「彼は完ぺきな男だ」と絶賛していました。
顔が男前だというのもファンが大き理由だと思います。Tシャツの柄になっていたり、缶バッチになっていたりして、ファッション的なアイコンとしてもご存じの方は多いのではないでしょうか。(ベレー帽をかぶり、ひげもじゃの顔、そして葉巻をくわえてます)

思想的には「共産主義」なところがあり、一時期は語りにい状況ではありましたが、近年ではゲバラは共産主義というよりも、「国際主義」、「真の自由主義者」なんていう説明をされる方も多く、私もどちらかといえば「国際正義を重んじた人」というイメージを持っています。
とにかく、「弱きを助け、強きを挫く」というのが彼の信条です。

キューバ革命成功後、彼は政治中枢の要職に就いたりするのですが、豪華な家などには住まず、ボロアパートで暮らし農民と同じような粗食をしていたそうです。公務がない日には農作業で汗を流し国民と近い生活をしていました。

今の日本の政治家でそのような人はいるのでしょうか・・・
これを話すと話が拡散しすぎるので自重しますが、そのようなところもゲバラが今もなお、幅広い年齢層や考え方の人達に愛される理由ではないかと思います。

チェ28歳の革命はゲバラがキューバ革命に加わり、ゲリラ戦を展開して革命を成功されるところまでを描いています。
チェ39歳別れの手紙では、ゲバラがキューバを抜け出して、ボリビアのゲリラ戦争に加わって、その後死ぬまでを描いています。

なんというか・・・キューバで成功をおさめて要職にもついたのにそれをすべて捨てて、再び、ボリビアのゲリラ戦の第一線に突撃していく彼の行動には頭が下がる思いです。

映画の感想としましては、28歳の手紙のほうはストーリー説明もしっかりしており、ゲバラを知らなくても楽しめるのではないかと思います。
でも、39歳の手紙の方はある程度、背景を予習していないと、「は?」ということになってウチの嫁さんみたいに眠りに落ちてしまいますので要注意です

とりとめのないお話になりましたが、「こういう人もいたんだ〜」という意味でもチェ・ゲバラは興味深い人間だと思います。
演説集なども文庫化されてますので、知れば知るほど奥が深い人間だと思います。

彼の「革命」とまでは言えませんが、私も日本の教育が抱えている問題に対して、何かしら行動を起こして変えていくことが必要だと感じているので、少しはチェゲバラの行動や信条を勉強して参考にしたいと思った次第です



まずはヒゲでもはやそうかな・・・(笑)

 



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2009年01月28日

ころばぬ先の家庭教育

今日は、読書のススメです。

今回ご紹介さし上げる本は、正直ここで取り上げるのは迷いました・・・

というのも、「自著」なのです


水野達朗  『ころばぬ先の家庭教育』  文芸社ビジュアルアート  2009


今まで支援してきた親御さんの幾人から
「なぜブログで紹介しないのですか?」
と言われました。私としてはあまりに宣伝臭いし、私は当ブログでは、あくまで「猫」だし・・・なんて思っていました。

でも、「きっとあの本をきっかけに救われる家庭が少なからずいると思いますよ」という言葉を頂き、今回、ここで紹介する流れとなりました。ご容赦ください

内容としましては

「具体的な家庭内対応」
「今の家庭教育が抱える問題点」
「親のカウンセリングマインド(PCM)の理論」
「家庭ノートによるセルフチェック法」
「ケースによる対応法」

などがキーワードとしてあげられるかもしれません。長期不登校などの問題解決に直結する本というよりかは、今問題がないと思っているご家庭や、不登校などの兆しが感じられるご家庭お子さんの問題行動予防のための手法を学びたいという親御さん家庭力をあげてよりよい親子関係を作りたい親御さんに向けての本となっています。

私がブログ内でも発信している予防的な家庭教育という考え方を詰め込んだ内容となっておりますので、よろしければ手にとって読んでいただければと思います。

お近くの書店や、amazonなどのネット販売でお取り寄せ可能ですが、だいたいお手元に届くまで2週間ほどの期間がかかっているようです。

また皆さんのご感想が頂けたらと思います




※ 家庭教育支援グループペアレンツキャンプのHP上で紹介しています。
※ 毎日新聞 2009年1月13日朝刊の新刊案内で紹介されました。
※ 不登校支援グループエンカレッジの参考図書に指定されました。

※ ノエルさんのブログノエルのひとり言で紹介していただきました



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2009年01月26日

プラトー現象 

今日は心理学のお話をしましょう


子どもへの対応や分析では、心理学(理論や統計)に頼りすぎるのは危険だという立場で私は親御さんに話しています。

とはいえ、やはり心理学を知ってると知らないとでは、当然知っている方がいいです。
ってことで、今日は我々人間の心理のメカニズムの一端をひも解いていく旅に出てみましょう。



= プラトー現象 =

ピアノや習字などの習い事や、水泳やマラソンなどのスポーツを皆さん一度は真剣に取り組んだことがあることと思われます。
その中で、練習を重ねて頑張っていると、毎日具体的な進歩がみられて「私ってセンスあるのかしら?」と勘違いしながらでもいい気分になったりして練習にも意欲が湧いて、自信がついてくると思います。

しかし、ある時期になると以前のような進歩は感じられなくなります。
ピアノであれば1年間くらいはメキメキと上達して、練習するたびに左でが使えるようになったり、手元をあまり見ないで弾けるようになったりしてたのに、それ以後は伸び悩んだりします。
マラソンなどででも練習し始めの頃はタイムが目に見える形で伸びていたのに、ある時期を境に同じように練習しているのにタイムが伸び悩んだりします。

このように、知的学習や芸術活動、スポーツなどでは、ある時期を境に進歩が見られずにスランプ状態に陥ってしまうことがあります。
このような現象をプラトー現象(高原現象)と言います。

このプラトー現象の時期に多くの人はやる気をなくして投げ出したり、挫折したり、自信をなくしたり、興味を失ったりします。
練習しても以前のような高揚感もないので当然といえば当然の反応なのかもしれません。

しかし、挫折せずに頑張って練習を継続していくと再び進歩していくケースがとても多いのです。これは学習心理学の実験で証明されていることです。

つまり・・・
              ↗
              /
          /
   ____/            成長曲線をグラフで表すとこんな感じです。
  ↗                  中央の平坦部分が停滞期(スランプ期)です。
 /
/


(うわぁ・・・下手なグラフになってしまったご容赦を)


スランプ期にあきらめずに努力を継続した人は再び、上昇傾向にあります。一流のアスリートと呼ばれる人たちも少なからずこの停滞期を経験し、そこを継続的な努力で乗り越えて一流となっているのです。

一流になることがすべてではありませんが、人間の傾向としてこのようなプラトー現象があるんだということを知っていると、

「お?ここらあたりからが停滞期(スランプ期)だな。継続して乗り越えよう!」

と心の準備ができるかもしれませんね。
「継続は力なり」です。スランプにめげずに励んで乗り越えていきましょう!


以上、簡単ではありますがプラトー現象をご紹介しました



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2009年01月21日

年齢の流れを乗り越えていく

私は、家庭教育カウンセラーとしていくつかの機関に足を運んで支援をしています 
(家庭教育カウンセラー・訪問カウンセラー・代表カウンセラーなど肩書きはそれぞれあります)


その中のひとつに京都の教育機関があります。
今日はそこの社長のお話をしたいと思います

この社長はこれまでに4つの会社を立ち上げて事業をされています。そして齢70にして念願の教育機関を立ち上げたのです。私はその教育機関の「家庭教育セクション」を任されています。

現在76歳の社長はまだまだ健在で、時に社員を叱咤し、新しい情報の収集にも余念がありません。私はこの社長のカバン持ち的なところからスタートし、家庭教育の分野だけの立場では到底聞くことができないようなお話を数多く聞きました。戦争の話や、高度経済成長期の日本経済の状況を実体験からお話してもらえるので、私のような若輩者からすると古い話ですが逆に新鮮さがありました。

「経営とはなんぞや?」「人生哲学とは?」「社員教育の根幹にあるものとは?」的な帝王学から、「なぜ阪神は優勝できなかったのか」「女は難しいぞ。ぶにんはんよ・・・」的な身近な話に至るまで・・・

そんな社長がきょうしたお話がタイトルに書いた

「年齢の流れを乗り越えていく」

というお話です。なかなかに興味深かったので記事にしようと思いました。





簡単に書いちゃうと、
人間はカレンダーをめくるたびに年をとるんじゃない。ある目標に達したときに自分で年をとればいい

ということなのです。





ほほぅ・・・難しいですな〜(;´Д`)



この言葉にはある種の救いがあるようにも感じられます。

でも、その裏にはよほどの目標設定とそれを乗り越える意識がないとだめだという厳しい意味も見え隠れしているように思えるのです。
目標を設定してクリアできなければ当然、その年齢のステージに自分は上がっていないのだから成長はありません。かな〜り厳しいですよね。

でも昨今の成人式などを見てると、確かにカレンダーをめくっただけで20歳になった子が少なからずいるのも事実。
大人だってそう。40歳、50歳になっても子どもみたいに感情のコントロールができないひともいれば、節制できない人もいます。

そういう意味では自発的に「自分で年をとる」という考えはとても大切なような気がしました


また折を見て、この社長のお話も紹介していければいいなぁと思っています。
含蓄のある言葉や、深みのある考え方などピリッとした気分にさせてくれる会話が多く、みなさんと共有できたらなぁと感じています。


今日はこの辺で。




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2009年01月19日

不登校児童の性格傾向

先日、行きつけの散髪屋さんに行ってきました。

店長はある程度私のお仕事に関しては知っています。いつも教育関連の時事ネタなどで小話をするような仲です。

店長が言いました。

「不登校になる子ってのはいろいろなケースがあると思いますが、例えばA型の子が多いとか、そんな法則的なものってあるのですか?」


この手の質問は、よく教育関係者や、不登校の親御さん以外の方からよくされます。
きちんとは調査はしていないので何とも言えませんが、血液型に関してはデータで提示できるような偏りはないと思います。性別に関しても、小学生に関しては偏りはありません。(若干男の子が多いくらい)。身長が高い子の不登校もあれば、小柄な子もいます。身体的な法則も見当たりません。

しかし、「性格」という面で考えると、ほとんどの不登校の事例に当てはまるといえるほどの特徴があります。


それは、


「年相応の自立心がない」ことと「思考の柔軟性(バランス感覚)がない」ということ。



つまり、自分で考えたり、自分で行動したりすることが苦手で、なおかつ、ものの考え方に柔軟性がなく、偏った思考バランスの児童が目立ちます。細かいところでいえば、

完璧主義(何度も字を書きなおす。納得できないと宿題の提出もできない)
心配症 (不安を感じやすい。周囲の目を気にしすぎる)
神経質 (人に言われたことをいつまでも引きずる。潔癖なところがある)
我慢力不足(長続きしない。どうせ俺なんて・・・ということをよく言う。卑屈)
協調性がない(思い通りにならないとヘコむ。または癇癪を起こす)
思い込みが激しい(〜せねばならないという思いが強い)
自己中心的(自分がいつでも正しいと思っている。言い訳、反発が多い)
作文や図工が苦手(自分で考えて行動することが苦手)

これがすべてではありませんが、上記が不登校の児童の性格としてよく当てはまるものです。

大人でも先ほど書いたような性格の方はいると思います。私なんかも完璧な人間ではありませんし、このような傾向に当てはまるものもあります。
しかし、不登校児童のそれは、もっと極端に「振りきれている」ケースが見受けられます。


これらの性格の多くは家庭内で影響を受けてきたものも少なくはありません。これは親御さんにとっては耳の痛いお話ですよね。
しかし、逆にいえば、このような性格傾向を
ご家庭の中で正していくことも可能なのです。
子育てに手遅れはないと私は考えています。家庭教育は学べば学ぶほど深く、親御さんの努力はきっとお子さんの未来に良い影響を与えると私は確信しています。


これからも「年相応の自立心」と「思考の柔軟性」を育てる家庭教育を学んでいきましょうね

きっとそうすることで家庭力が上がり、不登校の予防につながることでしょう。


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2009年01月14日

子どもの心を受け止める 〜アクティブリスニング〜

今日はリクエストの多かったPCMの解説です

PCMとはParentsCounselingMindの頭文字。つまり「親のカウンセリングマインド」という意味です。(※1月7日記事参照)
家族療法のメソッドのひとつでシステムズアプローチを主として考えられた家庭教育支援の手法です。

PCMには11個の柱を設けましたが、今日ご紹介するのは、アクティブリスニングです。

アクティブリスニングは「傾聴」とも言われ、私たちカウンセラーの代表的なテクニックです。PCMの傾聴は、カウンセラーのそれと同義ですが多少、家庭教育用に私はアレンジして教えています。

アクティブリスニングのテクニックの柱としましては、

   1、子どもの言葉をそのまま繰り返す。
   2、子どもの話している内容を要約する。
   3、子どもの気持ちをくみとる。

この3点がアクティブリスニングの柱です。
わかりやすいようにケースごとに考えてみましょう。


「はぁ、疲れたな〜」

「疲れてるのね」


「国語のテストが苦手なんだよね・・・」

「毎週ある国語のテストかぁ。あなたはいつもあれが苦手だって言ってるねぇ」


「あぁ〜!今日は音楽のテストがあるんだよな〜。いやだなぁ」

「音楽のテストがあるんだ。音楽のテストは緊張するよねぇ」

最初の例の親御さんの返答が「繰り返す」ということです。2つ目の例が「内容を要約する」、最後がが「気持ちをくむ」返答になります。
親でも、なにか辛いことや悩み事があった時に誰か友達に話を聞いてもらってラクになる経験をされたことと思います。
もし、そんな悩み事を話している時にお友達があなたの気持ちを「否定」してきたり、聞いてもいない「意見」を言ってきたらどういう気持ちになるでしょうか?きっと、もやもやは取れずに理解してもらえないことでさらに落ち込むのではないでしょうか。

家庭ノートチェックをし始めたご家庭の会話でよく見る返答も書いてみましょう。あなたの日常会話を思い出しながら見てくださいね。


「はぁ、疲れたなぁ」
「お母さんのほうがもっと疲れてるわよ」 


「国語のテストが苦手なんだよね」
「そう思うんならもっと勉強したらいいのに」


「あぁ〜!今日は音楽のテストがあるんだよな〜。いやだなぁ」
「その日のために練習してきたんでしょ!しっかりやってきなさい」

いかがでしょうか?とても否定的で非受容のスタイルだと感じませんか?
アクティブリスニングは子どもが何か問題を抱えたときや不安を抱えたときに親はあなたのことを愛しているよ。だいじょうぶだよというコミュニケーションスタイルです。
そのように接することで子どもは安心感を覚え、親を信頼して悩み事が大きくなりすぎて動けなくなる前に親に相談するようになったり、話して理解してもらうことで気持ちの整理ができ前に進めるのです。子どもにとって、親に対する安心感というのはとても重要なのです。

テクニックの柱を3つ書きましたが、アクティブリスニングで真に大切なことは3つの柱を実践しながら共感的に理解するということです。
また、いちばん身近な相談者である親に共感的に自分の気持ちを受け止めてもらうことで子どもは自発的に問題を解決しようとして成長します。逆に、否定的な受けこたえが日常的になってしまうと、自分で解決すべき問題を、かんしゃくを起こして親に丸投げしたり・・・なんてことも見受けられます。これって結構親としてはツラいですよね。

すでに共感することが多く、逆に子が親に甘えてくるようなことが多ければ現実的な言葉がけも必要になります。そこはバランスをみて判断して下さい。
個々のケースの判断を専門的に聞いて学びたいという親御さんは問題行動予防の家庭教育の観点からも専門の先生にレクチャーを受けるのも大切なことだと思います。

もし、ご自身の親子会話が「否定」や「非受容」ばかりだなぁと思われる方はアクティブリスニングを家庭教育に取り入れられるのもアリだと思いますよ。
きっと親子関係は良好になり、子どものことをもっと身近に感じることができるのではないかと思います



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2009年01月12日

ペアレンツキャンプの支援法

3連休いかがお過ごしでしょうか

私の方は、プライベートな来客が連日あり、夕食は2日連続で鍋です。。。鍋ってお客さんが来た時には楽でいいですよね。後片付けも簡単だし。


さて、今日は支援機関の紹介をさせてください。


実は、当ブログが家庭教育支援グループ ペアレンツキャンプの公式ブログとしてHPにリンクをされました

結構、ぬる〜い記事も書いてたので公式ブログになるのは少々恐縮しているのですが、引き続き、徒然なるままに書き連ねて良いとのことですので真面目な事例や家庭教育理論に加え、皆さんにリラックスしていただけるような記事も織り交ぜながら今後も情報発信していきたいと思います。(プロフィールの写真ももっと男前な写真に差し替えようかな・・・

さて、ペアレンツキャンプの支援法ですが、大きく分けて2種類の支援法があります。


・家庭教育支援コース

これは以前の記事で書いた「予防的」な部分にスポットを当てた支援法です。
プロの家庭教育カウンセラーに自分の家庭内対応を分析してもらいたい!自分の子どもに合った対応の仕方を具体的に聞きたい!よりよい親子関係を築いていきたい!という親御さんにピッタリの支援コースです。通信制なのでお気軽にご参加していただけます。
(園児、小学生、中学生の親御さん対象)


・問題解決支援コース

こちらは、すでにお子さんの問題行動(不登校・五月雨登校・保健室登校・母子登校など)の傾向が見受けられる親御さんのためのコースです。
家族療法の観点からのアドバイスに加えて、経験豊富なカウンセラーによる登校刺激(コーチング)の技法を使って復学を目指します。継続して登校できるようカウンセリングの技法も織り交ぜながらサポートします。



以前にご説明した親のカウンセリングマインド(PCM)の理論を中心に活動をしています。詳しくはペアレンツキャンプのホームページに書いていますのでお目通しの上、お気軽に相談をしていただければと思います。(初回のメール相談と電話相談は無料です)

家庭教育支援グループ ペアレンツキャンプは「予防的な家庭教育」「行き渋りからの復学」を2本の柱にして全国対応で支援活動をしています。


おひとりで悩まず、まずはお気軽にご相談を

※このブログのコメント欄では個々のご相談は受け付けておりません



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2009年01月08日

3学期が始まります!

今日から全国的に3学期が始まります

皆さんのお子さんは元気に登校したでしょうか?

冬休みにのんびりと過ごした子にとっては寒い中、ふとんから抜け出すのには苦労するかもしれません。冬休みの宿題をサボッちゃった子は昨晩あたりに猛ラッシュをかけて初日の登校からお疲れモードかもしれませんね。
親御さんのほうも、お正月モードから徐々に切り替えが必要になりますが、無理せず体調を崩さないように気をつけましょう。
お正月においしいものを食べて気力十分!って思っていても本人は気がつかない程度の疲労が蓄積されていることもままあります。
旦那さんの親族の相手とかなんやかんやで気を遣いますしね じょじょに普段モードにギアチェンジしていきましょうね。


私のほうは4日から本格的な仕事始めです。
今年は31日〜3日の間に何も緊急対応のお電話がなかったのでホッとしています。とろける様に過ごしていたため、やっぱり初日は体が重たくて困ったものでしたよ・・・

では3学期も家庭教育を一緒に頑張っていきましょう


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2009年01月07日

治療的カウンセリングと予防的カウンセリング

(※1月4日記事の続きです)

予防的なカウンセリングとは、不登校や家庭内暴力などの子どもの問題行動を事前に予防するための援助法です。

具体的には、「今大きな問題はないと感じている親」を対象とした家庭教育の方法論を学んでいただき、ケースによっては親の不安を解消するためのカウンセリングをしていきます。
その家庭教育の理論というのが、以前にもお伝えした『Parents Counseling Mind(=PCM)』つまり、「親のカウンセリングマインド」の考え方です。

 重複しますがもう一度ここでおさらいしてみましょう。


では基本ルールとなる『PCM』の11の柱をご紹介します。(※2008年10月10日記事参照)


  .▲ティブリスニング
 ◆.▲ぅ瓮奪察璽
  命令・指示・提案を極力避ける
 ぁ〇劼汎吋譽戰襪硫駭辰鬚靴覆
 ァ/討量簑蠅隼劼量簑蠅鯤けて考える
 Α\莢鵑蠅靴道劼匹發侶亳海鮹イ錣覆
 А”埖不満を言わない
 ─/討硫礎祐僂魏,敬佞韻覆
  悲しいときは悲しい顔で、うれしいときはうれしい顔で
  叱り役の立場を下げない
  ターンテーキング


これらの考え方は家庭内でより良い親子関係を構築するためのテクニックや、家庭内で子どもの自立心や社会性などを育成・開発するために効果的な方法論です。

 もちろん、これらをそのまま家庭内で取り入れていくことで子どもの問題行動を予防することができます。しかし、家庭状況や、子どもの年齢、子どもの性格傾向はその家庭によって千差万別ですので、上記の考え方を基本理論とはしますが、カウンセリングから見えてきたことを分析して基本理論を「あなたのお子さん、あなたの家庭に合う」形に調整していくのです。

 私の所属する機関では、まず親御さんには基本理論であるPCMを学び、実践していただきます。
そして状況に応じて必要な理論を足していったり、合わない理論をカウンセラーやアドバイザーと相談しながら削除していきます。もちろん不安があれば一緒に悩み解決していくことも大切なことです。

家庭教育の最終目標は、以前にも書きましたが「親がいなくなっても自立して生きていける子」に導いてやることです。(※2008年12月17日記事参照)

不登校や暴力行為などは、外部的な要因はもちろんありますが、根本のところには「自立心や社会性の低さ」や「親子関係の希薄さ」があると私はいろいろなケースを支援する中で感じてきました。
親のカウンセリングマインドを「問題がない」と思っているうちから学び、実践することで不登校などの問題行動は予防できると考えています。
現在の日本の教育には予防的な考え方はあまりありません。不登校と聞いても「うちには関係ないから」と答える方が多数おられます。しかし、風邪などの病気にならないために人は定期的に診察を受けたり、サプリメントを飲んだりします。体調管理のために体を鍛えたり、温かくして寝たり衣服を調整したりもしますよね。家庭教育も同じではないでしょうか。不登校や子どものの問題行動は意外と身近に潜んでいるのです。

不登校で悩むご家庭の支援をすればするほど私は日本の教育の中で「予防的カウンセリング」の考えが普及し、予防策が講じられるのが当たり前な、より良い社会になることを願ってやみません。


 私も「予防的な家庭教育」を理念に掲げ、本年もさらに勉強し精進したいと思っています。


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2009年01月05日

家庭と学校を繋ぐサポート体制

当センターでは不登校からの復学支援の中で学校側との橋渡しのサポートをしています。

一度不登校になってしまった子どもたちは次のような不安を持ちます。


学校で今どこを勉強しているのかがわからない
勉強の遅れが気になる
自分の席がどこかがわからない
班活動の内容やメンバーがわからなくて不安
クラスのみんなに休んでいることをどう思われているのかが不安
教室に急に戻ったら騒がれないかが不安
いじめられないかが不安
急に授業中に指名されたらと思うと不安

など


私たちは多くの不登校の子どもたちを復学へ導いてきました。
その中で上記のようなことを感じる子が多く、それらの不安要素をある程度、復学までの準備期間の間に取り除くか乗り越えさせるかが大切だと感じています。

それらの不安要素を解決するためにペアレンツキャンプでは、カウンセラーが学校へ行き、担任の先生や、学年主任の先生、教頭や校長と直接お話をさせて頂き、その子に必要なサポートや配慮を頼みに行きます。


不登校の復学支援においては親御さんだけで学校の先生方と話を詰めていくには限界があります。
私たちはこれまでの復学支援の経験や専門性を活かして、学校の先生方と良好な関係を築きながら、不登校の子どもたちの復学に必要なサポートをしていきます。



ご家庭と学校との連携について詳しく知りたい方はこちらをクリックください】

学校説明について



parentscamp at 20:57|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 不登校カウンセリング | ぶにん先生の記事

ペアレンツキャンプの訪問カウンセリング法

当センターでは、不登校の復学支援において訪問カウンセリング法を導入しています。


カウンセリングとは本来、クライエント自身の中に「解決策」が眠っており、それをカウンセラーとの対話や心理療法を通じて、「気づき」を与え、クライエント自身の心の回復によって問題を乗り越えていくエネルギーを生み出すものです。


しかし、不登校の小中学生の支援においては、自分で問題意識を持った上で、自分の意志で、カウンセリングルームに行くことを子どもに求めるのは無理があります。

また児童、生徒においてのカウンセリングがスクールカウンセラーによる対応が一般的ではありますが、多くの不登校の子どもたちにとって「学校へ行き、相談をする」という段階で大きな拒否反応が出てしまうことも懸念されています。学校自体に拒否反応が出ているため、「誰かに見られたら嫌だ」と感じたり、「別に僕はカウンセリングなど不要」と感じたりするのは無理がないことかもしれません。

そのような観点から、当センターではカウンセラーが不登校の子どもたちのフィールドである家庭に訪問することでカウンセリングをします。
当センター独自の子どもとの関係作りのメソッドがありますので、お子さんが拒否反応を短期的にしましたとしても根気強く対応をしていくことで子どもたちとの距離感を詰めていくことができます。


訪問カウンセリングの現場では主に遊戯療法をします。

当センターの遊戯療法には次のような2つの特徴があります。

子どもの趣味に応じて遊ぶ内容を変える
流行のゲームなどを一緒にしながら性格分析をする

当センターの訪問カウンセラーは子どもたちの世界の遊びのスペシャリストです。
男の子であればテレビゲームや漫画の話、カードゲームなどが挙げられます。その他にも鉄道好きや海外サッカー好きも少なくありません。
女の子であれば小学生ではお絵かきや折り紙、中学生であればネットゲームやアイドルの話などが挙げられます。

お子さんの初期分析の段階で見えてきた趣味に応じて、その内容を勉強したうえで対応をしますのでカウンセラーのことをまるで年の離れたお兄さんやお姉さんのように慕うようになります。



本来のカウンセリングの根本である「受容」と「共感」だけではなく、時には逃げ癖を叱咤激励したり、家庭内での問題行動を注意したり、生活習慣の乱れに対してアドバイスをしたりもします。
一度学校へ行けなくなった子の中には「本当はみんなと同じように学校へ行きたい。でもどうしていいかわからない」という気持ちが眠ってることが往々にしてあります。訪問カウンセラーはそのような思いに全力で応えていきます。

復学までの過程は個々のケースによって違いますが、当センターでは上記のような「訪問カウンセリング法」と親が学べば子も変わるをスローガンにした「PCM(親のカウンセリングマインド)」を併用して復学および、継続的な登校を完全サポートします。



【訪問カウンセリング法についてより詳しくご覧になりたい方はこちらをクリック】

訪問カウンセリングの必要性

訪問カウンセリングの必要性



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2009年01月04日

治療的カウンセリングと予防的カウンセリング

新年初記事はちょっと小難しいけど大切なお話

現代日本の教育現場でのカウンセリングは「治療的カウンセリング」が主流と言えます。

例えば、不登校の事例。

学校や家庭では、実際にお子さんが不登校や行き渋りの状態になってしまったときに初めて親御さんやお子さんがカウンセリングを受ける傾向にあります。
臨床心理士(スクールカウンセラー)や復学を目標とする支援機関などに相談に行き、どのようにお子さんが毎日学校へ通えるようになるのかを分析した上で支援を進めていきます。
不登校は一概に病気とは言い切れないため「治療」という言葉は適切ではありませんが、何か問題が起こってから対応をするという面で「治療的カウンセリング」と呼ばれます。

私もカウンセラーとして復学支援機関で多くの家庭を支援してきました。

不登校を経験してよりたくましくなっていく子も少なくありません。家庭内での親御さんの対応についても「息子が不登校というサインを送ってくれたおかげで人生において大切なことを学べました」という言葉も聞くことができます。
しかし、不登校の復学に際しては時間が必要なうえ、コスト面でもカウンセラーの派遣料やカウンセリング料など、どうしても家庭の負担が大きくなってしまいます。またカウンセラーとひとことで言っても、すべてのスクールカウンセラーや訪問カウンセラーが優秀で「お子さんに合う」とも限りません。

不登校の事例では原因や状態、性格傾向はそのケースごとによって違うため、誤った分析をしてしまうだけで状況の改善までに要する時間は多くかかってしまうことも考えられます。そして悲しいことに複合的な原因が絡み合う不登校の事例を多く経験してきたカウンセラーが少ないのも大きな問題と言えるでしょう。

治療的カウンセリングはあくまで「何か事が起こってから対処する」というシステムですので親御さんの心労もお子さんの心労も測りきれないものがあるのです。

そこで近年、家庭教育の分野で新しく考えられ始めたのが「予防的カウンセリング」です。

予防的なカウンセリングとは、治療的カウンセリングとは違い「何か事が起こる前に対処する」という考え方です。
つまり、不登校や非行などのお子さんの問題行動が出てきてからカウンセラーなり外部の専門家が対処するのではなく、事前に家庭内で予防策を講じるということなのです。
今の時代、不登校や五月雨登校、保健室登校や母子登校、イジメや家庭内暴力などは珍しいことではありません。悲しいことに問題がないと思っていたお子さんにも突然起こりうる状況なのです。

予防的なカウンセリングでは「今問題がないと思っている親御さん」を中心に家庭内での対応の仕方や親子関係の構築の手法、自立心や社会性を開発する対応法などを学んでいただきます。
そうすることによって「お子さんの問題行動を予防」することができるという考え方です。 右欄の私のプロフィールにも書いてありますが、私は治療的な不登校カウンセリングの手法を身に付けた上で、今は予防的なカウンセリングが日本の教育には必要だという立場で活動しています。        


                  △愨海。


parentscamp at 15:27|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 不登校カウンセリング 

2009年01月01日

新年明けましておめでとうございます




 新年明けまして  
 おめでとうございます。 
    本年もよろしくお願いいたします。
    


          ぶにん先生のカウンセリングルーム 
                    代表 ぶにん先生 
                               2009元旦  

                                


parentscamp at 09:19|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事