親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2010年09月16日

そろそろ宿題やらなくちゃなぁ

こんにちは

お久しぶりです

みなさん、覚えていますでしょうか?
ペアレンツキャンプの訪問カウンセラーのどんきーです


長かった夏が終わり、やっと秋らしくなってきましたね
子どもたちも運動会があったり、遠足があったり、秋は行事が多くて色々な経験が積める時期ですよね
この時期は、子どもたちにとっては新学期が始まり、夏休みの間に緩んでいた生活がそろそろ学校に慣れてきて普段の生活に戻ってきている時期と思います。


さて、この夏休みの私はというと、夏休みの始まりと終わりを中心に全国を飛び回っていました

近畿地方だけではなく、関東方面の子どもたちにも、久しぶりに会うことができ、みんなのキラキラした顔を見ることで元気を分けてもらえました
学校へ行けなくて苦しんでいたころから復学に向かって一緒に戦ってきた仲間ですので、あの頃の苦しみがうそのようにこんがり焼けた肌で笑顔で迎えてくれたのは本当にうれしい限りです。


今回は、宿題について書いていこうと思います。



宿題は子どもたちが家庭学習をする上で一番とっつきやすいものであり、中学校においては宿題提出が内申評価の際に特に重視されるものだと思います。

しかし、不登校の子どもたちを復学に導く際、子どもたちには

「しばらくは宿題できなくていいよ。学校に戻ることが一番大事だよ。」

と伝えます。もちろん、学校の先生方にも配慮をお願いします。この理由としては復学直後は学校に行くだけでも、ものすごくパワーを使うからです。宿題も完璧にできる状態での復学を考えるのは勉強面の遅れなどを考えると無理があります。

ただ、復学して継続登校のステージに入ると、そういうわけにはいかなくなります。
ずっと出していないとひとりだけ出していないということでクラスの中で浮いてしまったり、中学生だと先にも書いたとおり、提出しないと内申点に影響します。そうなると、地域によっては1年生であっても高校受験に影響してきてしまいます。

私たち訪問カウンセラーは、継続登校のステージに入るともちろん
「宿題はやらなくちゃいけないものだ」
という認識を子どもたちに促していきます。それでも、宿題をやる習慣がついていない子どもたちは


「宿題が多いから間に合わなかった」

「宿題やったってどうせわからんし」

「宿題は学校側が勝手に出しているだけでこっちから頼んだわけじゃない」


などなど・・・。いろんなことを言ってやろうとしません
ユニークな意見もありますが、基本的に見通しが甘く、そんなんじゃ社会では生きていけないぞと冗談交じりに突っ込みをいれるときもあるくらいです。



こういうことを言う背景には、宿題をやる習慣がついていないことはもちろん、やらなくても先生に怒られないことで学校のことを甘く見ていたり、今からやっても間に合わないからと逃げてしまったり、様々な理由があります。(わからなくて出来ないのはまた別のお話ですが)

私たち訪問カウンセラーは子どもたちのこういう背景を頭に入れながら、(子どもたちによって対応の仕方は変わりますが)「宿題は答えを写してでも出すことがまずは大事だ」ということを伝えます。

本来、答えを写すことはよくないことですが、提出しないことには評価の対象にすらなりません。しかし、ずっとこういうわけにはいきません。勉強がわからない子は余計にわからなくなってしまいます。そこで、次には一緒に宿題をやっていきます。そうすることで、私たちが訪問した日だけでもやる習慣が身についていきます。
その後は、私たちが来ない日でもやるべきことなので

「私が来た日はできているのだから、いなくたってできるはずだ。私は君ならできると信じているよ。」

ということを伝えます。
こう伝えることで、子どもと信頼関係ができていれば、「どんきー先生が言っていたしな、頑張ろう」と思ってやっていくようになっていきます。

このように訪問カウンセリングだけでうまくいくこともありますが、全てのケースでそうはいきません。学校の先生の協力も必要です。学校の先生には忘れたらしっかり叱っていただくことが必要です。「やらなくてもどうせ怒られないし」と思われてしまうとなかなか前に進まないことが多々あります。

宿題の問題は学校に行っている限りはどうしてもついてくる問題です。これからも訪問カウンセラーの立場として子どもたちと対話をしながら宿題の重要性を伝えていけたらと思います。

当たり前のことを当たり前のように出来る子を目指してサポートしてあげたいと思っています



それでは、また次回



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2010年09月08日

大阪と愛知の皆様へ

家庭教育講演会とセミナーのご案内です
ご覧ください。




【家族の絆とプラスの連鎖 〜家族療法で家庭の血液をサラサラにしよう〜】

日時:2010年9月18日 14:00
場所:名古屋国際会議場(愛知県)

詳細はコチラまで。

申し込みはコチラまで。



【第4回家庭教育セミナー 思春期の子に大切なもの 〜自己肯定感を家庭で養おう〜】

日時:2010年9月23日 13:30
場所:大阪府教育会館たかつガーデン(大阪府)

詳細はコチラまで。

申し込みはコチラまで。



名古屋の講演会に関してましてはまだお席が空いているようです。
大阪のセミナーに関しては残席が若干数のみあるとのことです。

詳しくは家庭教育推進協会事務局までお問い合わせください。





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2010年09月06日

普通も案外ムズカシイ

9月に入っても暑いですね
運動会の練習などが始まっている学校も多く、この炎天下のもとでの体育は過酷な状況でしょう。熱中症にだけは気をつけて夏の残り火を楽しんでほしいものです。


不登校の支援に関してはいろいろな立場の方がいらっしゃいます。

私たちのように復学を一番に考える機関もあれば、違う選択肢を与える機関もあります。または家の中で刺激をせずに好きなだけ待たせる手法もあります。
手法ごとに考え方は大きく違いますが、実は根っこの部分では目指すところは同じなのです。

それは「不登校の子に居場所を」ということです。

居場所がどこにもないのは大人でもとても辛いことでですよね。


私たちペアレンツキャンプは学校こそが子どもたちの居場所だということを第一に考えて、学校に適応できる能力を伸ばしながら、環境を整えて、前向きな意志をサポートしてあげる手法です。

フリースペースや私塾では学校以外の居場所を作ることで子どもの笑顔を取り戻そうとされます。

家の中で刺激せずに待つ手法や、ホームエデュケーションでは、家の中こそが子どもが心の底から安心できる場所であり、そのような環境を整えてあげるという考えがあります。


どれが正解というわけではないと思います。
子どもが望むものが何なのか。親が望むものは何なのか。
そのニーズと、将来の道筋までを考えて、各々が納得する手法、信頼できる機関に支援を依頼することが何よりも大切なことではないかと思います。

不登校の子は、学校へ毎日登校している子に比べればマイノリティです。ですのでマイノリティゆえの苦しみもあります。

「なぜ僕だけが行けなくなったのだろうか」
「みんなは嫌な事があっても乗り越えるのになぜ僕だけ乗り越えられないのだろうか」
「学校を休むことで取り残されている気分になる」
「友達の目が辛い」
「みんなと同じように学校へ行きたい」

などが支援の場で子どもたちから聞こえる言葉です。


普通にご飯を食べて、普通に学校へ行って、普通に親と話して、普通に友達とケンカして仲直りして・・・

普通って何?となるとこれまた議論が複雑になりますが・・・

「個性を尊重して教育を」という流れがありましたが、それが曲解されて、「本人が嫌というものはすべて排除してもいい」という考え方になっているケースも見受けられます。さすがにそれには疑問を感じます。


そのような個性尊重の時代で、普通であるというのは、実は個性豊かに生きることと同じくらい難しいことなのだなと感じます。



個性も尊重しつつ、それと同じように「普通」であることも大切にしつつ、家庭教育の支援をしていきたいなぁと感じる秋でした。





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2010年08月26日

蝉から赤とんぼへ

2学期制の学校ではそろそろ学校が始まり出しています。3学期制の学校では9月1日が始業式のところが多いのでそろそろ子どもたちも夏休みの宿題に焦り始めているころではないでしょうか


私の方は新学期からの復学を目指す子どもたちの教育コーチングや、親御さんへの面談カウンセリングで動き回っています。また現段階で2学期登校の滑り出しに不安が見えるお子さんに対してのフォローアップをしています。

どんきー先生も今週は東北に行ったり関東に行ったり、中部に行ったり関西を周ったりと、家に帰ることもなく子どもたちのフォローで周っています
ペアレンツキャンプで関東方面を中心に回っていただいている先生も宿題対応や勉強の遅れを取り戻す対応のため動いていただいています。

また、先日大阪で行われた家推協のセミナーに関しても(私も参加しました)多くの親御さんたちの学ぶ姿勢に圧倒されながら、改めて家庭教育の重要性を再認識しました。
私も聴講生として板書を書きながら参加しましたが、消去抵抗の解説はどの本の内容よりもわかりやすく説明されていて興味深く感じました。


セミナー会場では、みなみさん と きのこさんに「土地柄事に違うカウンセリングスタイル」というミニセミナーを開催(?)してお話しさせていただきました。
ブログでもやりとりがあるちゃろさんには「水野先生痩せられましたね〜」と言われ、夏バテには気をつけないとと自己管理の意識を高めました。でもちょっと痩せれて嬉しかったり。。。

参加いただいた皆さんとお話しさせていただいていると、各家庭にドラマがあるんだなぁということを感じます。そのドラマをより彩るために家庭教育の知識を学びにこられている親御さんの姿勢には拍手です




この時期にはペアレンツキャンプの卒業生からありがたいことにお手紙や地域の贈り物を頂戴することがあります。(恐縮です

卒業してから何年たってもこうしてお子さんの成長や親御さん自身の様子についてお知らせいただくのは仕事冥利に尽きます。
ありがとうございました   




まもなく夏休みも終わります
見上げる空は高くなり、蝉の鳴き声が消えていき、赤とんぼが視界を泳ぐ季節になります。

私たちカウンセラーとしても2学期中に一人でも多くの不登校で悩んでいる子どもたちや親御さんを助けられればと思います。
不登校だけではなく、家庭教育全般についてのご相談も多くなってきています。今以上にペアレンツキャンプの「家庭教育支援コース」を充実させて、予防的な家庭教育を広げていきたいと思います



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2010年08月18日

家推協のセミナー広報 (8/22 大阪)

今日は私が理事を務めている一般社団法人家庭教育推進協会のセミナー案内です。

来たる8月22日(日)に大阪にて藤本理事によるセミナーが行われる予定です。セミナータイトルは『思春期の我が子とどのように信頼関係を築いていくか』です。

15名限定の募集でしたので、家推協のHPによる告知と、近畿地方の賛助会員の皆様向けのお便りのみですべての席が埋まった状況です。
ありがとうございます。

しかし、体調不良や、当日のお子さんの様子次第で急きょ参加をキャンセルされる方も予想されます。ですので、現段階ではあと2席ほどを募集しています。

もしセミナーの内容をご存じでなく、このブログを読んで参加してみようと思われた方は家推協までお問い合わせください。

お問い合わせの際には「ぶにん先生のブログを見て」と一言添えていただけるとよりスムーズに行けるかと思われます。

同時に多数の方が申し込みをされた場合は、誠に申し訳ございませんが先着順とさせていただきます。




 セミナーの詳しい内容はコチラ

 お問い合わせフォームはコチラ








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2010年08月16日

二度と来ない2010年の夏を抱きしめる

残暑お見舞い申し上げます


ブログへの皆さんからのコメントを楽しく拝読させていただいています。

メリーベルさんと小説の趣味が似ていて嬉しくなったり(青が散るの話ができるとは。メリーベルさんは「読書メーター」ってご存知ですか?一度、検索してみてください。読書好きには便利なツールですよ)、ひじかたさんとこねこさんからの暑中見舞いコメを頂いたり(こねこさんのところのK君頑張ってますね!1年前とは別人だ)、かのんさんの家のドタバタ劇を教えていただいたり、kyunさんのお仲間同士の家庭ノートチェック法の内容を読んでフムフム言ったり、ゆうまさんの家庭ノートを書くことに手が伸びない心理描写に「そうだよなぁ」と思ったり・・・

しっかり読ませていただいています。コメントありがとうございます



コメント返しは以前のように1件1件は今後は返せないとは思いますが、コメントの数が多ければやはり嬉しくなります
記事の感想などございましたら今後も(ツイッター並みの文字数でもOK)よろしくお願いします。(私がそぐわないと判断したものは事務局との審議を経て消去します)


お盆休みと言えど、家庭の中でお盆だけは問題が起こらないというわけではありません。
終戦記念日でも家庭内では戦争が起こるケースは多々あります。ですので、私たちの機関はお盆休みなしで電話カウンセリングと、家庭ノートチェックと、訪問カウンセリングを行っています


子どもが万引きをした。
子どもが包丁を友達に突き付けた
子どもが家で暴れている
子どもが夜寝れないと言ってパニックになる
子どもがケータイをなくした
子どもがクラブをサボっている
子どもが夏休みの宿題をなくしたと言って親にやつあたりをしてくる
子どもが宿泊学習で体調を崩した



などなど、8月に入ってからも私の電話は鳴り続けています。(すべてこの8月にあった実際の相談です)


子どもだってきっとやりたくてやっているわけじゃないとは思います。そうやらざるをえなくなる状況があったのかもしれない。または親側の視点だけではなく子ども側の視点に立って物事を見たとき、違う見え方ができることもあります。そのようなときは往々にして親の不足不満が浮き彫りになります。
実際に親の介入が必要なケースではどのような介入方法をとれば子どもは反省し次回以降に活かすことができるのかを考えなければなりません。
反発をさせてそれを父性対応で抑え込むのか、共感姿勢で子どもに寄り添ってやるのか、他者に対する親の姿勢(謝罪や感謝)を子の前で示すことで言葉ではなく背中で物事を伝えたほうがいいのかなどを考えます。

そして前回の記事のコメントでkyunさんが書かれていましたが、

「家庭教育のスペシャリストになる必要はありません。でも最終的には水野よりもあなたのお子さんに関してだけはスペシャリストでいて下さい」

と私は皆さんに伝えます。




支援期間が短い方はまだまだ難しいかもしれませんが、きっとそうなれます
子どもの表情を見て、言葉を聴き、状況を理解しようとすればおのずと対応が見えてきます。そこを目指しましょう。復学を目指す方も理屈は同じ。家庭内対応の下地がしっかりできていればダイレクトアプローチも上手に運ぶ可能性が高まります。






さて、私の方はというと・・・・


本の執筆が一段落し(中学生編です)、出版社に見積もりを出しましたら、予想をはるかに上回る見積もりが出てきてテンションがダダ下がり状態です
原稿ができたからにははやく世に出したいと思っていたのですが、自費出版ではどうしても予算次第になります。原稿を出してそのまま出版していただける作家先生がとてもうらやましいです。しばらく様子見です。


つい先日訪問カウンセラーの後輩が、約2年のワーキングホリデーから帰国しました。海外の情報など興味深い話が聞けました。海外の不登校事情なども聞き、そのメカニズムの違いにふむふむと頷きました。再び来週から違う国に語学留学に行くようです。どんだけ日本が嫌いやねんと突っ込みたくなります


先日の土曜日に久しぶりに実家に日帰りで帰りました。まぁ実家と言っても電車で1時間もあればつくところですが。母も父も孫の成長を喜んでくれていました。猫の「ぶにん」も20歳になりましたが、まだまだ元気です。娘とにらみ合って「ギャー」「フー」と語りあってました





まだまだ暑い日が続きますが、皆様、おからだご自愛されて下さいね
2010年の夏は二度と来ません。1日1日を大切に過ごしていきたいですね。





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2010年08月10日

オススメの家庭ノート

残暑お見舞い申し上げます

まだまだ暑い日が続きますが、冬になったらこの暑さが恋しくなるのが人間ですので、健康に気をつけながらこの暑さも楽しみたいですね


今回は家庭ノートのお話です。


家庭ノートの書き方や、その分析方法に関しては、ペアレンツキャンプのHPや拙書『ころばぬ先の家庭教育』でもご説明させていただいています。

家庭ノートの書き方




今回は、ノート自体のオススメです。


家庭ノートはノートであれば何でもいい(ある程度の規定はありますが)というようにお話はしてきました

しかしチェックする側からの意見としましては、実際に1日に10冊などをチェックしなくてはならない時などはどうしても「字が読みにくいノート」「余白が少ないノート」は苦労をします


先日、文房具屋さんに行き、家庭ノートに適切なノートがないかを見に行きました。そこで私はついに発見したのです



 コクヨ キャンパスノートA ドット入り (¥148)



これは、罫線だけではなく、罫線上に小さな点があり、その枠内に文字を収めることで字の大きさが一定になりとても読みやすいノートになります。ぜひ次の家庭ノートをお探しの際にはこのノートを覚えておいてください。

以外に盲点なのが、リングノートはチェック側からすれば大変不便です。見開き周辺に赤字チェックをする際にどうしても手がリング部にあたってしまい上手に書けないのです。ですので上記ノートのリング型もありますが、普通のノート型のほうでお願いします。


夏休みは子どもとの距離も近接になり、会話が増えます。
その会話がプラスの連鎖を生む会話となっているのかを見直すためには家庭ノートの記入が大切です。

ペアレンツキャンプでは、継続登校中の方でも、家庭教育支援コースの方でも夏休み中のほうが家庭ノートの提出率が高くなります。1週間に1回の提出をずっと続けている方もいます。きっとその努力は秋以降に実りをもたらせてくれることでしょう。
家庭ノートで苦労をした人ほど、そのノートに付加価値があります。苦労したノートは何度も何度も読み返すようにしていきましょう。


読書に、家庭ノートの記入。知的作業です。
願わくば楽しみながら夏の暑さで疲労気味の脳に滋養を与えて頂ければと思います




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2010年08月03日

読了報告 〜夏の読書の参考に〜

2010年は1月から今までバタバタしており、なかなか一息つく暇もありませんでした。今も秋以降の復学を目指す方の支援や、継続登校のフォロー対応、家庭教育支援となかなか一区切りが付けられる状況ではありません。もうひとつ身体が欲しいと切に願っています(ノд・。) グスン

さて、忙しいながらも私の仕事は移動時間が結構あるので、その移動時間を利用して読書をしたり、雑誌を読んだり、DSやPSPの話題のゲームを遊んだりして過ごしています( ・Д・)

今日は今年になって読んだ本の中から面白かったものをいくつかご紹介したいと思います。子どもたちは夏の読書感想文などでヒィヒィ言っているかもしれませんが、私たち親も感想文を書くまではいかなくとも、この夏に良い本との出会いがあれば人生が充実するのではないかと思います。


【小説部門】

・村上春樹   『1Q84』  新潮社
・伊坂幸太郎  『砂漠』   実業之日本社

【新書部門】

・星野仁彦  『発達障害に気づかない大人たち』  祥伝社新書
・名越康文  『心がフッと軽くなる瞬間の心理学』 角川SSC新書

【コミック部門】
・東村アキコ 『ママはテンパリスト』  集英社
・ツジトモ   『GIANT KILLING』  講談社


他にもお勧めしたいものもありますが、今回は部門ごとに2つずつ挙げてみました。
簡単ではありますが内容をご紹介しますね(*・ω・)ノ




・1Q84
村上春樹らしいと言えばらしい内容なのですが、これまでの村上春樹の小説よりも「作者の力み」が私には感じられました。その力みを感じさせるのはそれだけ今作のテーマが村上春樹としては重要だからサラッとした読後感を与えたくないのかなと感じました。BOOK1からBOOK3まで3冊が刊行されています。


・砂漠
THE青春小説といった内容ではないかと思います。私の中では宮本輝の『青が散る』が青春小説の中では一番印象深いのですが、近年では、三浦しをんの『風が強く吹いている』と並ぶ、青春小説の定番になるのではないかと感じました。将来、だれしもが社会に出ていかなければなりません。その社会を砂漠と捉えて学生はオアシスでどのような学生時代を過ごして砂漠と向き合っていくのか。
時には学生時代の頃の気持ちを懐かしんでみるのもいいでしょう。


・発達障害に気づかない大人たち
発達障害の分類は近年急速に進みました。ペアレンツキャンプの支援でも支援当初に発達障害の場合とそうでない場合とで大きく支援の形が変わります。また発達障害の線引きは曖昧で、そのせいでレッテル貼りをされて未来を閉ざされてしまう子が居るのも事実。この本は子どもの発達障害ではなく、「大人でも発達障害があり、それを見過ごすか、気づくかで人生が大きく変わるんだ」ということを提起した本です。


・心がフッと軽くなる瞬間の心理学
私自身も私たちの支援内容をよく知らない人から支援活動自体を否定されたり、一生懸命頑張っているけども結果が報われない時がありヘコむことがあります。この本は気持ちの切り替えを一つのテーマに掲げ、ネガティブな気持ちをポジティブに持っていくかを分かりやすく対話形式で書かれた本です。


・ママはテンパリスト
著者である東村アキコの育児実体験をもとに書かれた漫画。過去の「今読んでおきたいコミック部門」で堂々1位をとった漫画です。ごっちゃんのわんぱくぶりについ笑みが漏れます。また母親である東村アキコの感じ方に「そうそうウチもそうだったわー」と共感の声が出ること間違いなしです。今幼稚園くらいのお子さんがいるお母さんには特にお勧めです。現在3巻まで出ています。1巻は赤ちゃんの頃の話がメインで、巻を重ねるごとに(ごっちゃんのリアルの成長に合わせて)主人公も年を重ねていきます。


・GIANTKILLING
少年向けのサッカー漫画はあれど、このジャイアントキリングは珍しく大人向けのサッカー漫画です。選手にスポットを当てたサッカー漫画は少なくありませんが、本書では「監督」と「戦術」にスポットが当てられています。今回のW杯でサッカー熱を高めた人にはぜひ読んでもらいたいコミックです。ちなみに「ジャイアントキリング」とは弱いチームが強いチームに勝つことを意味します。大金星とかいう意味ですね。現在16巻まで出ています。




長い夏休み。
良い本との出会いが人生を充実にする・・・

かどうかはあなた次第。


本探しの参考にしていただければ幸いです.。゚+.(・∀・)゚+.゚



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2010年08月01日

夏休み支援の内容と現状

今日から8月ですね


大阪では天神祭も終わり、各地で花火大会も始りました
私は冬よりも夏派ですので、この季節の風情がとても好きです。花火に、祭りにセミの声に、汗をぬぐいながらの打ち水などなど。
私自身が学生時代は夏にいろいろな経験を重ねて、夏を越えるごとに人間的に成長したのではないかと思えることがありました。(最近はアッと言う間に7月が過ぎ8月が過ぎ・・・ですが

昨日は嫁さんに誘われて、近くの市民夏祭りに行って来ました。子どもを抱っこして連れて行ったので私の汗と子どものよだれでTシャツがベトベトでした


さて、ペアレンツキャンプの現状としましては、夏休みに入り支援の内容が「家庭教育支援」のご相談にシフトしています。

夏休みは学校へ「行く・行かない」の問題がない時期ですのでその分、家庭のルール作りや家族の絆を深める時間に充てています。

また継続登校中のお子さんには訪問カウンセラーの派遣による夏休みの宿題対応をしています。

カウンセラーによる宿題対応は子どもの年齢や自立度、不登校期間の勉強の遅れを見てその対応を変えていきます。

自立して、宿題の意識が高い子に関しては子どものペースを見つつ、ニーズに合わせてサポートします。

勉強の意思が低い子に対しては、どのようにすれば効率よく宿題を終わらせられるかというガイダンスを行い、一緒にスケジュール立てを行います。

不登校期間の勉強の遅れが大きく、受験に関わるような状態のお子さんに対しては宿題だけではなく、「宿題をできるための基礎学習」のところを重点的に行い、徐々に宿題に移行していきます。



大手の塾などが、「この夏の頑張り次第で未来が変わる」というようなことを宣伝していますが、私も方向性は違いますが、夏休みに如何に対応を進めていくかで秋以降の未来は変わると思っています。



実りの秋に向けて夏の家庭教育を頑張りましょう
皆様、熱中症や食中毒の出やすい時期ですので健康管理には気をつけましょうね




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2010年07月21日

夏休みの過ごし方で気をつけたいこと

不登校のあと継続登校を頑張っている子どもたちにとっては環境の変化の大きかった1学期を乗り越えて一段とたくましくなったのではないかと思われます。
現在も不登校状態の子たちにとっては、夏休みは「不登校の自分」を忘れられる期間でもあります。
その時期に「どう考え、どう具体的に行動に移すか」ということが秋以降の復学に向けて大切なことだと私は考えています。そのサポートを親御さんがする上で必要なことは「信頼関係」です。PCMの理論を学びながら「対話できる親子関係」をこの夏に築いていただければと思います。




私の方へも夏休みの過ごし方についてのご質問や不安な点などが親御さんから寄せられています。個々のケースによって判断はしていますが、これはどの家庭も同じというアドバイスもいくつかあるので、その中で特に大切なことを理屈も踏まえて、ご紹介したいと思います。



子どもが自分でできることは自分でさせる



これが夏休みの過ごし方で一番大切なことです。

夏休みに入ると、学校がある時に比べて子どもとの接する時間が大幅に増えていきます。また、子どもが家で過ごす時間も当然増えていきます。

そのような状況だと、ついつい親心で過干渉気味になってしまいます。

普段であれば、目につかないことも目につきます。


洗濯物が置きっぱなし。

ゲームの時間が延びる。

朝起きてこない。

リビングを散らかす。

夜更かしが続く。

宿題をしない。


などなどなどなど・・・



目につくと親はイライラします。

イライラするとそれを子どもにぶつけてしまいます。

普段であればアイメッセージで気持ちを伝えた上で「待つ」ことをするのに、今は待てなくなります。

先回り発言や、不用意なメシテイが増えます。

そうすると、子からの反発が出るか、母子依存が助長されます。

親が言うまで、何もしない子になります。親に言われてはじめて動く子になります。

自分の判断で考えることを求められる学校生活と家庭生活とのギャップが広がります。

1か月そのような状態で過ごすと、9月頭に学校への行き渋りが出てしまいます。



あくまで極論で書きましたが、長い夏休みですので日常化して上記のような流れになってしまうと、継続登校のステージのおられるご家庭ではとても心配です。時に過去のノートを読み返したりしながら冷静な対応に努めていただきたいと思います

 



また不登校中のご家庭では、夏休みに入ってお子さんの様子が変わったように感じられると思います。

1学期中は、朝になると気分が悪いのが続いていたのに、夏休みに入って急にその症状がなくなったなど・・・
今までは家からほとんど出られなかったのに、夏休みに入って憑きものがとれたかのように毎日元気にお友達と遊ぶようになったなどの変化が見られると思います。

親としては「あぁ。これで2学期は大丈夫かしら」と感じられるかもしれません。

しかし、家庭内の対応を変えずにそのまま過ごされては結局9月頭になるにつれて徐々に元気がなくなり、2学期頭には再び学校へ行けない状態になるケースが多々報告されています。
8月の最終週くらいから腹痛や頭痛を訴えてきて「夏休み中のあの元気なわが子はどこに!?」と感じられる親御さんも少なくありません。


この夏休みの間を利用して、自立を促す対応、親の立場を高める対応、学校を休んでいるいう問題意識を促す対応というところに重点を置いて親子のコミュニケーションを図っていただきたいと思います





長い夏休み。


このひと夏で子どもがいろいろな経験をして、秋には親も子も実りを感じられるような有意義な夏休みをお過ごしくださいね





ブログのコメントに関しては皆様のご意見や感想など、必ず私は目を通しています。お返事をこれまで通り一件一件させて頂きたい気持ちはあるのですが、情報発信だけで精いっぱいの状況ですのでその旨ご了承いただければと思います。必ず見ていますので今後も変わらずコメントを寄せていただければと思います。




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2010年07月16日

まもなくお届け

雨は降っていません。でも雷がゴロゴロと鳴っています。チカチカもします。空が暗いですが、なんか夏の始まりだなぁという風情のある景色です。雨の匂いが少ししてきました


さて、私が理事を務めさせていただいている家庭教育推進協会には多くの方にご賛同いただき、賛助会員として応援を頂いております

特に4月末と5月末に東京と大阪で行われた「協会立ち上げセミナー」では実際に私たちの話を聞いていただいた上で、有難いことに多数の親御さんに賛助会員になっていただきました。この2回のセミナーに関しては実際に不登校を乗り越えた方々が多く参加されていましたのでその意識の高さに驚くとともに理事としては嬉しくも感じました。

協会立ち上げ当初は賛助会員の皆様に対してお返しできるものはほとんどありませんと事務局長も言っていました。

しかし、そんな中で今回は確実に「お返し」できるものが出来上がりました。


それは、会報(創刊号)です。


年2回の発刊予定ですが、今回に限り創刊号、秋号、春号の年3部になるかと思われます。
今回は記念すべき創刊号ということで、広報部の方も気合が入っていました。私も寄稿させていただきました。
フライング気味ですが、私の書いたテーマは「家庭教育におけるブログや掲示板の存在意義とこれから」というものです。
どうですか?そそりませんか?(笑)

ちなみに賛助会員組織名称の募集もしておりましたが、その発表も会報の中で記されています!


この会報が読めるのは家庭教育推進協会の賛助会員様だけです



もし

「あ〜。会員になってやろうとしてたけど、手続きするの忘れてたわー」


なんて方がいらっしゃいましたら、この機会にどうぞ



※賛助会員のご登録には年会費¥4,000が必要です。詳細は家庭教育推進協会(FEPA)のホームページをご覧ください。





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2010年07月06日

お母さん行かないで

サッカーのW杯。
残念ながら日本は負けてしまいました。普段サッカーをご覧にならない方も周囲の熱気に影響を受けて応援されたのではないでしょうか
私は、当初より応援していたスペインとオランダがベスト4に残り、優勝の可能性を残しているのでまだまだW杯は終わっていないです。創造性あふれるパスワークで相手を翻弄するスペインのサッカー。トータルフットボール発祥のオランダのどこからでも攻撃が仕掛けられる魅力的なサッカー。まだまだ楽しみは尽きません





さて、今日は母子依存のお話しです。

私たちのところには不登校だけではなく母子登校の支援依頼も少なくありません。小学生の母子登校の原因を見ていくと、その多くは母子依存に起因する問題です。

母子依存が強くなると通常登校ができないだけではなく、家庭内でもお母さんが苦労される出来事が起こります。

その代表的なものが お母さん一人で出かけられないこと です。


お母さんが出かけようとすると泣きながら
「お母さん行かないで〜!」

と言います。
それを振り切って出て行こうものならば裸足のままで泣きながら外まで追いかけてきます。なんとかなだめて出れたとしてもその後はケータイに子どもから30分おき位に電話が入ります。耳元でわが子の叫びを聞いているともはや外出どころではありません。買い物もそこそこにして家に帰宅します。
家に帰宅したらしたで今度は子どもから責められます。


「お母さんは僕のことが嫌いだから外に出て行くんでしょ。僕なんて要らないんでしょ?」


などと親として大きなショックを受けるような言葉を浴びせられます。子どもの性格傾向次第ではもっと攻撃的な言葉も出てきます。

このように家からも出れない状態になると、母子依存はさらに加速します。

お風呂に一人では入れない。
トイレに一人で行けなくなる。
2階に一人で上がれない。
何でもかんでも「お母さん〜していい?」と聞いてくる。

などというような状況になります。



このような状況ではなかなかひとりで考えて行動をすることを求められる学校社会に適応できません。

一時的に過去の親の愛情不足を補うための愛情獲得行動であれば問題がないという意見もありますが、私たちの機関にご依頼をいただく親御さんの多くは決して愛情不足なのではなく、むしろ親もまた子どものためを思ってよかれと思って過干渉傾向の家庭教育をされていた方が多く見受けられます

家族のプロファイリングとしては、晩婚出産の一人っ子や、年の離れた兄弟の末っ子などによく見受けられるケースでもあります。私たちが受けるケースでは、おもに小学1年生から5年生くらいが多い傾向にあります。



ですので、母子登校のケースでは、一時的にそのようなわかりやすい形での愛情伝達行為(抱きしめる・一緒に行動するなど)をしてもその状況が変わらず、むしろその対応の結果として、より幼くなって母子依存が加速するのであれば段階的に母子密着を切り離していく対応が望まれると私は考えています。
いきなり子どもの能力面を考慮せずに母子分離を促してしまうのはあまりにも酷です。専門家と相談の上で、子どもの能力を把握し、子どもだけでできることはさせる。過干渉対応をなくし、子どもにどんどん失敗させる。という経験を積み重ねさせていくことが大切だと私は考えています。

3歳くらいの子であれば「よしよし」してあげればいいのですが、上記のような行動が小学校3年生を過ぎても日常的になされていて、母子登校からなかなか抜け出せないのであれば、自立を促す家庭教育のメソッドを学んでみるのも選択肢の一つではないかと思います。

過去に書いた母子登校に関する記事も併せてご紹介しておきます。まだご覧になってない方は参考記事の母子登校についてをクリックしてご覧くださいね。



【参考記事】

母子登校について 1
母子登校について 2





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2010年06月28日

辛かったけどね。よかったね。

過去記事で書いた「辛かったね」でも触れた中学2年生の女の子のお話を今日はしたいと思います。


「学校には行きたい。でもお友達にどう思われているかが不安で不安で仕方なく、そのまま時間だけが過ぎてしまった。今日のことをきっかけにして学校に戻るための準備をしていきたい」


私が初訪問した時に彼女はそう言いました。6月8日のことです。


私は学校へ戻るだけではなく家族同士の絆ももっと深めていかなくてはならないという話をし、もっと「頼り上手」になろうという話をしました。
訪問カウンセラーを導入し、学校に戻るための準備にはどのようなことが必要かを話し合いました。私も含めて計3人のカウンセラーが立場を明確に分けて子どもに対応しました。

その日から2週間後を復学予定日と設定し、彼女と訪問カウンセラーが二人三脚で具体的な復学準備を進めました。

私は親御さんに家庭内対応の指導をより具体的にしました。登校刺激を行うまでの家族療法の指導は「理念的」なものが多かったのですが、それ以後は「親の一言」で子どものやる気がガクッと下がったり、無用な反発をさせることで根本からボッキリと折れてしまうことがあるため、「このようなときは、こう言う(こうする)」というところまで詳しくお話をさせていただきました。

クライエントさんの中には私の家族療法の指導が厳しいとおっしゃる方もおられます。
子どもが変わろうとしている今だからこそ、親御さんにも努力していただきたいという気持ちが私にはあるのです。
そしてこの時期に厳しさに耐えて学びを深めた方の多くが継続登校で上手に対応ができるので、どうしても私も口調が強くなってしまう時があります。
(このような意味での私の厳しさは基本的に継続登校初期をクリアするまでですのでご了承ください




2週間の復学準備期間はおおむね順調でした。

もちろん一度不登校になった中学生が学校へ戻るのは並大抵のことではありません。特に彼女の場合は「頭の中でどんどん悪い妄想を膨らませてしまうほどの心配性」でしたので尚更です。

しかし私の予想に反して彼女は私が伝えたことを忠実に守っていました。何を伝えたかと言うと

先々のことを考えても今は悪いイメージしか出ないとは思う。当日までは訪問のカウンセラーと自分自身を信じてプラスの面をみる習慣をつけてほしい

ということです。
彼女は家族だけの時間にもこのようなことを親御さんに話し始めました。



「訪問カウンセラーの先生が若くていい先生でよかった」
「今からなら夏休みまでには戻れる。嬉しい」
「いままで心配かけてごめんね。でももう大丈夫」


親御さんも上記のような会話に対しての答え方を間違えることなく、しっかりと彼女の言葉に耳を傾けながら受け止めていただきました。特に3つ目の会話に関しては


「心配かけたと思っているのね。お母さんは大丈夫。一番つらかったのはあなただもの」



と共感的に受け止めてあげることでふたりで涙を流して、絆を深めました。そして未来を見据えることができたようです。





しかし、いよいよ復学予定日を3日後に控えたという時に子どもの様子に異変が起こりました。




初回の教育コーチング、そして訪問カウンセリングの導入後、精神的な準備、勉強道具など物質的な準備ともに順調すぎるくらいでしたので、私としては「やはり何かが起こったか」と思いました。

実は、親御さんにも事前にこのようにお伝えしていました。

「今の流れは調子が良すぎます。このまま右肩上がりで復学予定日を迎えられるとは思わないでください。おそらく途中で不安に押しつぶされたりしてガクンと下がる時が来ると思います。そのサインを見逃さずに、そのサインが出たらすぐに私に連絡をください」


ここでは個人情報の関係で詳しくは書けませんが、中学生の女の子の中でありがちな友達関係の内容でした。
メールのやり取りの中で彼女は「自分が学校へ戻ることを受け入れてもらえていない」と感じたようでした。

お母さんに泣きながらそのメールの内容を訴えて、

「もう学校なんか行かない!」

と言って、登校刺激前のように再び部屋にこもりました。



その日は食事もろくろく取らずに気持ちが完全にマイナス方向に陥ってしまったようでした。


訪問カウンセラーの先生、親御さんとも相談して、そのような状況で果たして学校に戻していいのかという根本的なところに立ち返っての話し合いをしました。
彼女が不安要素を勝手に肥大化させているのは必然ですが、それでも友達から返ってきたメールは我々からしても予想外な内容でしたので復学予定日を伸ばしてでもこの問題を解決していくかを判断しなくてはなりませんでした。


結果的に翌日の夜に、私が彼女と会って直接話し合いました。水曜日のカウンセリング業務終了後にその足で駆けつけました。

彼女の気持ちの部分の立て直しを重点的にフォローして、実際に起こってしまったメールのやり取りの内容に関して別の意味付け(リフレーミング)ができないかなどを話しました。

最終的に私から彼女に伝えたことは、

目をつぶって飛ばなければいけない時が人生には一度はあるよ。君の場合それがたまたま13歳の今にやってきただけ。目をつぶっても先生がしっかり支えてあげるから大丈夫だよ

彼女は泣きながらではありましたがコクンとうなづきました。

翌日から再び彼女の表情に明るさが戻りました。私としても不安材料を抱えたままの船出は極力避けてやりたいので、訪問カウンセラーが再び担任の先生と話し合ったり、配慮をお願いしたりしました。




そして迎えた復学日当日。


さすがに朝は緊張した様子で、深いため息をついていました。
でも、やるだけの準備はしてきたし、あとは目をつぶって飛ぶだけ。飛べば支えてくれる人もいるし、飛んだ先の景色が私の本来いるべき場所。彼女はきっとそう思っていたことでしょう。


予定の時間になり、約束していたお友達3人と一緒に登校しました。私もその様子を見ていましたが、自分から積極的に友達に話しかけようとしていました。彼女も変わろうとしているんだなと感じたひとコマでした。

そのまま校門へと消えていく彼女を見届けました。


復学日は金曜日でした。
訪問カウンセラーが朝のフォロー対応を週明けの月曜日と火曜日にして、水曜日からはご家庭だけの対応をしていただきました。結果的に問題なく登校し、途中で心のスタミナ切れを起こすことなく1週間を乗り切り、そして今日、懸念された週明けの月曜日も問題なく登校できました


彼女の場合はただ登校するだけではなく、勉強の意識も高く、お友達から借りてきたノートを写したり、自分なりに不登校期間中の勉強面の遅れを取り戻そうという気持ちが強いようです。

私からすれば

「おいおい。あんまり頑張りすぎるなよ。今は行って座って帰ってくるだけでいいよ」

とは思いますが・・・


もっとも心配された友達グループの受け入れ態勢に関しても、なんとかうまくいき、復学日ギリギリまでドタバタとしましたが、結果オーライになりました。私がドタバタすることで彼女の環境が良い方向へ変わるのであればいくらでもドタバタします。良かったです。

家に帰ってからはお母さんと友達の話や勉強の話などもするようです。




学校に行きたいのに行けない日々は辛かったよね。でも今はよかったね。

親御さんも子どももよく頑張ってくれました。

継続登校は始まったばかり。これからいろいろな事が起こるでしょう。その中でもいい部分にも目を向けて学校へ行きながら彼女が成長してくれればと願っています。



復学おめでとうございました



※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご了承の上、お読みください。





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2010年06月25日

奇跡は起こるものではなく、起こすものだ 

朝、ニュースをつけると

「日本代表デンマークを撃破!グループリーグ突破!」

というニュースばかりでしたね

皆さんご存じかとは思いますが、今、南アフリカ共和国で4年に1度のサッカーの祭典であるサッカーのワールドカップが行われています

ハッキリ言ってしまうと、日本は参加各国の中でかな〜りのサッカーが下手な位置づけです。グループリーグは、日本、オランダ、カメルーン、デンマークの4カ国があり、そのうちの上位2カ国だけが決勝トーナメントに進出できます。

順当にいけば、1位がオランダ、2位がカメルーンかデンマーク、最下位が日本というところです

しかしやってみないとわからないのがサッカーの醍醐味。
いざ蓋を開けてみると幸運の女神はサムライブルーに微笑みました


丁度、今日未明に日本VSデンマーク戦で勝ったほうがグループリーグ突破となる試合が行われました。


私はというと、夜12時にウトウトとしてしまい、そのまま寝てしまいました。

そして朝方の3時半ぐらいになにやら家の外で若いニーチャンが

「ウォー」

とか

「アギャー」 「ンダースゲー!」


とか大騒ぎをし始めました。深夜3時半ですのでかなりの近所迷惑です。しかし、今回に関してはそのおかげで幸運にも目を覚ませたので、ヨシとしましょう。
いそいそとケータイのワンセグで試合を確認。(テレビだと嫁さんと子どもが起きかねないのでコッソリと・・・)

どうやらニーチャンが騒いだのは本田選手のフリーキックでの先取点のシーンのようでした。その後にヤット(遠藤選手)がさらに追加点を奪いました。

前半が終了してハーフタイムへ。

私はそこで再び夢の世界へ・・・Zzzzz


で、起きたら朝対応の時間になってました。



個人的には日本のサッカーに関しては、予選段階から、監督の起用法や選手の選抜方法に疑問を感じていましたので、実はあまり「日本ガンバレー」という立場ではありませんでした。
大会前の私の優勝予想はスペインとオランダとアルゼンチンです。有力国ではフランスとイタリアとドイツとイングランドとブラジルは沈むという予想でした。現状の結果をみると思わず「ニヤリ」としてしまいます。

しかし、日本代表(岡田監督)にここまで結果を残されたからには素直に

「悪口ばっかり言ってスミマセンでした」


と謝って、今後は日本の快進撃に期待して応援したいと思います。




ということで、今日の記事はコメント率が著しく低いであろう「ぶにスポ号外」でした。



今から夜回り訪問カウンセリングに行ってきます
奇跡は起こるものではなく、起こすもの
ひとりでも多くの不登校やひきこもりで苦しんでいる子どもたちに日本代表の快進撃が勇気を与えてくれれば素敵だなと思います。





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2010年06月17日

「逆」を言ってませんか?

大阪は梅雨入りをしましたが、今日は晴天に恵まれて真夏のような暑さです

私のほうはGW明けからの不登校の復学支援で奔走しております。また私が担当させて頂いている継続登校を頑張っておられる方々の家族療法と教育コーチングでの支援もしている状況です
昨日も緊急の夜回り対応でした



さて、今日は久しぶりに家庭教育のススメのお話。


家庭内対話を記録していただく「家庭ノートチェック法」をペアレンツキャンプでは取り入れています
これをチェックすると家庭の様子や親子関係、お子さんと親御さんの性格傾向よくわかります。
家庭ノートでは上記のような分析をするだけではなく、具体的な会話のチェックと指導をします。ここの説明は私の著書にもご説明差し上げているので割愛させていただきます。


家庭ノートをチェックしていてよく見られるマズい親子会話の形として

子どもの言ってきたことに対して逆ばっかりを言ってしまっている!!

というものが挙げられます。具体的に説明すると以下のようなケース。ちなみに赤字は私が家庭ノートチェックの際に書く内容です。


子「あ〜。しんどいわぁ」
母「しんどいわけないやん。あれだけゴロゴロしてたんやから!」

   しんどいと言ってるのだからしんどいのでしょう

子「なんか身体が熱くて寝られないよ・・・」
母「熱くなるのは気のせいよ。目つぶったら寝られるよ」

   気のせいじゃないから言ってきてるのですよ

子「なんかこのゲーム飽きてきた」
母「本当に?」

   うそついてどうするんですか?

子「今日は暑いから半そでで遊びに行こうっと」
母「今日は結構涼しいよ」

   温度の感じ方は人それぞれ。暑いと言ってるのだから暑いのでしょう

子「なんでママはそんなに意地悪なの!?」
母「意地悪なんてしてないじゃないの!それを言うんだったらアンタも・・・」

  火に油対応。お互い傷つくだけ

子「嵐めっちゃかっこええわぁ〜」
母「全員、一緒の顔に見えるわ」

   別にお母さんの感想を聞いてきているわけではありません



いかがでしょうか。これらはよりよい親子関係を目指す上では親の悪癖として考えられます。子どもはそのような親の反応に対して反発をし、その子どもの反発に対して親が「親の立場」を振りかざしてねじ伏せるという対応につながります。そのような後には親も子も何とも言えない嫌な思いをされる結果につながります。みなさんも経験があるのではないかと思います。

ここで私がお伝えしたいのは子どもが言ってくる内容に対して逆を言わずに、そのままの内容に沿ってまずは受け止めるということをしてみて下さいということです。

上記の例で考えてみると・・・

子「あ〜。しんどいわぁ」
母「しんどいんやね」

   アクティブリスニングOK

子「なんか身体が熱くて寝られないよ・・・」
母「あら身体が熱いの。そういうことあるよね」

   アクティブリスニングOK

子「なんかこのゲーム飽きてきた」
母「飽きたかぁ」

   まず受け止める対応OK

子「今日は暑いから半そでで遊びに行こうっと」
母「ん。あなたは暑いと感じるのね」

  まず受け止める対応OK

子「なんでママはそんなに意地悪なの!?」
母「ママのことを意地悪だと感じてるのね・・・」

  まずは受け止めるOK。受け入れるかどうかは後の会話次第

子「嵐めっちゃかっこええわぁ〜」
母「そっかぁ。」

  まず受け止める対応OK


などとなります。
実際に嵐が嫌いなお母さんでもまず受け止めることはできるはずです。なんでもかんでも子どもの意見に迎合して受け入れてくださいというものではないという点はご理解いただければと思います。

逆を言わずにまずは受け止めてみる。
その上で会話の継続の中で、親の気持ちを伝えていくという対応などに繋げていければ意義深い会話になるのではないかと思われます。


子どもの感じたことに対して逆のことばかりで答えてませんか?

まず気持ちや感じ方を受け止めることから始めてみましょう





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