親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2010年12月08日

訪問カウンセリングの現場で気づくこと

こんにちは

お久しぶりです。どんきーです

最近は、ますます寒くなってきましたねクリスマスも、もうすぐですし子どもたちは、これからの行事に胸躍らせていることでしょう。

最近の私はというと、先週、「モンスターハンターポータブル3rd」を買いました先週のぶにん先生のブログでもありましたように、予約がいっぱいの状況でしたので、なんとか発売日に手に入れるべく、発売日当日の朝7時から並び、2時間寒い中待って手に入れることができましたここまでした理由は、もちろん自分のためではなく、子どもたちのためです

後に知り合いのカウンセラーに聞くと「そんなに並ばなくても、普通に買えたよ〜。」と言われましたが・・・。


さて、今回は、訪問カウンセリングの現場でよく見る過干渉について書こうと思います。


訪問カウンセリングでは、子どもたちのお宅に泊まらせていただくことが多々あります。基本的に子どもたちは私たちカウンセラーと遊んだり学校の準備したりとずっと一緒にいますが、泊まっているのでさすがに親子の会話を聞くことがあります。その親子の会話の中に過干渉が含まれているのです。

特に多いのが、食事の時です。

食事の準備をしたり、片づけをしてもらうので、どうしてもお母さんがいる状況になります。そうなると子どもはいつものように話しかけます。

子「お母さん、このしいたけ食べなくていい?」
母「何言ってんの!食べないといけないよ!」

とか、

母「ほら、人参全然食べてないよね?食べなさいよ」
子「えぇ〜!だって嫌いだもん!こんなのもういらない!」

というように、私の前であってもついつい言ってしまうお母さんがいます。これは、特に低学年のお子さんがいらっしゃるおうちに多いように感じます。

この過干渉はPCMの基本理論にある「親の問題と子の問題を分けて考える」というところにあります。
基本的に食事は作って出すところまでは、「親の問題」。食べるのは、「子の問題」になります。
詳しいことは、テキストやブログを参照していただきたいと思います。

私がいるのにも関わらず、このちょっとした食事の場面だけでも過干渉が見られているということは、おそらく日常的に過干渉してしまっているのだろうなという判断ができます。

私たち訪問カウンセラーは、現場に入っている間、こういう親子の会話も気にしながら対応しています。言いたくなる気持ちはわかりますが、まずは子に任せてみましょう。

それでは、また次回





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parentscamp at 18:46|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 不登校カウンセリング | どんきー先生の記事

2010年11月30日

モンスターハンターポータブル3の予約状況

いやぁ冷えますね

いよいよ明日から師走です。年の瀬に向かって慌ただしい日々が続くことと思われます。


ブログで登場している当センターの「どんきー先生」こと佐藤先生も家庭教育支援の親御さんのアドバイスだけではなく、復学支援のサポートのために全国を飛び回ってくれています。
最近は他機関の訪問カウンセリングのお仕事もこなしながら頑張っています



そんな佐藤先生からこんな話を聞きました。



「12月1日にPSPのモンハンが発売されるのですが、おそらくは中学生の支援の中ではしばらくの間はこのソフトが中心となって活躍すると思われます。しかしながらどこの店を回っても予約が終了になっていて手に入らない状況です。困りました・・・」



モンスターハンターについては家庭教育推進協会の会報でも伊藤先生が触れていましたが、中学生以上に人気のソフトです。

私自身も中学生の訪問カウンセリングの現場では仕事を忘れてモンスターを狩りに狩っていました。
子どもが倒せないモンスターを一緒になって戦えるのでとても盛り上がります。まぁ私の場合は結構、自分自身も熱くなって・・・



「おぃ!〇〇(名前)!おまえは後ろから回り込んで支援しろ!」
「ちょ!おまえの銃弾、俺に当たってるぅぅ!」



など言いながら、盛り上がったものです。





今回はそのモンスターハンターPSPの続編が発売されます。

私もコソッとどんきー先生のソフトをやらせてもらおうかなと思っていたのですが、上記のとおり、予約状況が混雑していて発売日に手に入れるのはかなり難しい状況のようです。


もしかしたら中学生の男の子の親御さんたちも、お子さんからモンハンの話は聞いているのかもしれませんね。そのためにお小遣いを必死にためている子どもも少なくありません。
クリスマス、お正月と子どもたちにとってはプチバブル景気が訪れます。ちょうどそのころになったらモンハンのソフトも家電量販店やゲームショップに並ぶかもしれませんね

発売元のカプコン(会社)もこの需要を見込んで大量生産する段取りは取れなかったのでしょうかね。最近は子どもたちの枯渇感をあおる販売手法が主流になっているようで、あまり関心はできません




いまやゲームは子どもたちの生活に溶け込んだものとなっています。
ゲームばかりではなく、外で遊んだり、部活に汗を流したり勉強したりということも望ましいですが、一緒にゲームを楽しんでいる子どもたちの笑顔も同様に輝いています


きっと明日から、電車の中、公園、家の中などで多くの若者たちがモンスターと格闘する風景が見受けられることでしょう。





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2010年11月22日

新しい事務所から

今日は大阪はあいにくの天気でしたね
ジャケット1枚で事務所まで出てくるには少々寒い季節になってきました
おっと。今日は「いい夫婦の日」ですねぇ。


さて、以前にも皆さんにお伝えしたようにペアレンツキャンプは、11月より社団法人として新しく生まれ変わりました。

それに伴い事務所も移転する運びとなりました



カウンセリングの間を見ながら、徐々に事務用品を買い揃え、以前の事務所から運ぶべきものを運び、ようやく11月半ばにして新事務所でお仕事ができる状態になりました。
お付き合いのある方や、クライエント様から祝福のお花などをいただきましてありがとうございました

さて、新事務所の所在地は以下の通りです。

〒530-0041
大阪府大阪市北区天神橋1-19-15 大証ビル303号室

大阪在住の方であれば、この地名や最寄駅を見ますとどのような場所かがご想像できるかと思います。それ以外の方に新事務所ががどのような場所かということを簡単にご説明したいと思います




まず特筆すべきは、「天神橋筋商店街」と「大阪天満宮」です。

事務所は地下鉄南森町駅かJR大阪天満宮駅から徒歩5分です。
駅を出てすぐ横にある商店街を通っていくので雨の日も傘いらずです。

天神橋筋商店街はなんと日本一長い商店街で、大阪の中でもいかにも大阪らしい活気のある商店街です。お昼などはどの店でもランチの呼び込みが盛んです。コンビニや古くからある雑貨屋なども元気よく営業されています。

私たちの事務所はその商店街沿いのビルですので、実質、商店街の店舗の一部となります。

詳しくは天神橋筋商店街のこのページをご覧ください。   コチラ




大阪天満宮は、日本三大祭りの天神祭で有名ですね。花火などもあがる大阪の夏の風物詩です
教育関係のお仕事ですので、すぐ近く(徒歩1分)のところに学業の神様が見守っていただけるのはとても心強い限りです。近々ごあいさつにスタッフ一同で伺いたいなと思っています。

詳しくは大阪天満宮のページをご覧ください。  コチラ




概要としてはそのようなところです。

以前の事務所よりも少し広くなりました。夜遅くまでひとりで家庭ノートなどをしていると一抹の寂しさを感じます

でも、面談のカウンセリングなどの際には以前の事務所よりかは伸び伸びとお話をお伺いできるのではないかと思います。
まぁ、例によって立派で小奇麗なカウンセリングルームではなく、座ってお話を伺えるスペースという程度です。カウンセリングルームを設けてしまうとどうしても運営上、料金面でクライエント様のご負担が大きくなってしまうためです。その精神は新事務所でも(いい意味で?)受け継がれています。決して立派なビルではありませんが、体裁にこだわりすぎずに支援の内容で多くの皆様からのご賛同が得られれば幸いです

これまで同様、よりよい支援を目指して活動を続けていきますので皆様のご声援、応援を力に変えて邁進していく次第です




HPにも事務所所在地についてアップしました!よろしければご覧ください。  ↓

ペアレンツキャンプ事務局組織概要






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2010年11月17日

木村百合子先生の死について考える

学校の先生が教育現場で悩み、自ら命を絶つという心痛極まりない事件について報道番組の特集でされていました。



志高く、小学校の教師になった木村百合子さんは、教員採用試験に合格し、本採用後わずか半年後に自ら命を絶ちました。24歳の若さでした。報道では木村百合子さんの苦悩の日々と現代の教育現場が抱える問題点、そして今なお続く遺族の方々の苦悩が描写されていました。


学級崩壊の悩みなどについて生前につけていた手記などが公開され、その苦悩の日々が見てとれました。

その中でいじめについて注意しても聞かない子。「殺してないんだからいいじゃん」と言い放つ子。小学4年生になっても母親に抱っこされながら登校する子、テストの答案に教師に対しての悪口を書く子。自分が思い描いていた教師という仕事の現場とのギャップを感じたことは想像に難くありません。


手記の内容やその筆跡から推測する限り、かなり性格的にはまじめで正義感の強い人だということが伝わりました。だからこその上記の出来事についての悩みを持たれたことも理解できます。

「死ぬくらい辛いならやめればいいのに」
「今の時代、いろんな子がいるから適当に力を抜きながらじゃないと先生の仕事は務まらない」

などの意見を持たれる方も少なくはないと思います。


しかし、教育というものは本当にそれくらいの覚悟がないとできないものだとも感じます。
また逆に、「辛かったらやめればいい」「学級崩壊に目をつぶって1年何とかやり過ごせばいい」という姿勢の先生ばかりだと「学校崩壊」になってしまうのではないかとも感じられます。
辛くなったらやめたり、息抜きをしながら触らぬ神にという対応ができる先生ならそこまで悩まない。そして深く悩むこともなく、問題を直視せずに、のらりくらりとしている先生の教育法が今のご時世で多くの保護者の皆さんに共感されるはずはありません。それもプレッシャーの要因となることでしょう。

木村先生が自らの命を持って提起したこの問題は、とても深く、今後の教育について親が、先生が、学校が、教育支援機関すべてが忘れてはならない事件だと感じます。



報道の中である先生がおっしゃっていました。


「教師という仕事は常に成功し続けないといけないというプレッシャーが強く、その重圧につぶされそうになることがあります」



これは私自身も強く共感することでした。

私は家庭教育カウンセラーの立場で不登校の復学支援などをしていますが、不登校問題は家庭からしか見えない苦悩があり、それを分析して紐とき、親御さんの考え方や行動を変えていくプロセスを踏んでいくことを考えます。
その過程では子どもが家の中で暴れたり、親に暴力を振るったり、過度な母子依存が出たり、深夜徘徊したりという行動もあります。親御さんの苦悩もはかりきれないことを知っています。

そのような中でいつも私が感じるのは「だから私が助けてあげたい」ということ。

しかしながら私も人間。

時々は「いつも成功し続けないと行けない」というプレッシャーに押しつぶされそうになることもあります。私は魔法使いでも仏様でもないので、現実的な対応をお伝えして、問題解決のためにありとあらゆる手段を講じて子どもとぶつかっていく対応をします。
これは支援を受けている方ならご存知の通りです。本当にカウンセリング理論や教育方法論の枠内を飛びだしての対応ばかりです。(枠内の対応だけでいいならきっと不登校の問題は学校と公的機関だけですべて解決できているはずですからね)

時には「なまはげ」みたいなこともするし、時には夜回り先生のような対応もするし、時には近所のお兄ちゃんのような対応をすることもあります。もちろん言うまでもなくカウンセリングや教育コーチングも行います。ホントありとあらゆることを考えて、ダイレクトアプローチの場面では必要に応じてぶつかったり、演じたり、寄り添ったりします。

学校に行けなくて家で暴れていた子、みんなと同じように学校へ行きたいと毎晩布団で泣いていた子、将来の不安を抱えながらも自ら殻に閉じこもり動けなくなってしまっている子たちが支援を受けて学校へと戻っていく姿を見るたびに「本当によかった」と涙が出そうになります。
でも、半刻もしない内に次の対策を考え、新たな支援を求められる方のことを考えなければなりません。


私たちのようなやりかたが浸透すれば多くの不登校の子は救えるでしょう。
しかし、上記のような物事を踏まえてこのような援助活動を「したい」人、そして「できる」人を育てていくのは容易ではないと感じています。



学校の先生方はそのような中で、多くの生徒さんを同時に見ながら、学級運営をされています。志が高い先生ほど「つらいからやめる」というような匙投げはできません。その心中はとてもよく理解できます。


学校の先生方とは不登校の復学支援の説明をする際に必ずお会いしてお話をします。先生方も不登校の子供たちのために何をすればいいのか、または何もしないほうがいいのかを悩まれています。

子どもも悩み、親も悩み、先生方も悩んでいます。

現代の教育は混迷していると言えるかもしれません。
だからこそそんな中でどのような行動ができるのかを考えていけなければならない時代になって来たのではないかと思われます。
木村百合子先生の件は氷山の一角ではないかとも感じられます。データ上でも新卒の先生の離職率の増加や、教師の鬱の発症率が近年増加しています。



私も家庭教育カウンセラーという立場から、今回知った出来事を深く胸に刻みながら、自分自身のこと、そしてこれから関わっていくであろう親御さんや子どもたちのことを考えてより良い未来を作っていければいいなと思います。


最後になりましたが、死ぬほど悩んでいる学校の教師の皆様、どうか死なないでください。
先生同士、先生と親などが相談し支え合える枠組みが火急に整備されることを願います。




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2010年11月11日

言葉じゃなくても子どもには伝わる

2010年の秋は完全に失われた季節となりました。過ぎ去ったのか、そんなものは元々なかったのか。いずれにしても今日も寒い


家庭ノートをチェックしておりますと、過干渉傾向の強い子育てをされている親御さんの特徴が挙げられます

過干渉とは何かという議論は過去にも論じたとおりです。年齢だけの要素ではなく、本人の能力や性格傾向により分析してライン引きをしていくことが大切です。ペアレンツキャンプの家庭教育支援コースではまさにそこのラインを明確にすることが当初の支援目標としています。


その特徴とは、子どもに何かを伝えようとするときすべて言葉で伝えないと気が済まないという点です。


「なんであなたはそんなことをするの!」
「アー!リビングにお菓子のカスがまたそのまま!」
「ケンカはやめなさい!」
「いつまでも寝ていないで起きなさい」
「キィ〜!ゲームばっかりして。いいかげんにしなさい」

上記のようなメシテイ(命令・指示・提案)を起爆剤にしてそこから説教や脅迫、さらに親の価値観の押しつけに発展するケースが往々にしてあります。
そのような時の子どもの顔を冷静になって思い出して下さい。ふくれっ面で反発していませんか?悲しそうな顔であなたの方を見ていませんか?おびえて委縮した表情をしていませんか?


親は子どもの行動の変化を促すために「しつけ」と称して上記のようなコミュニケーションを図ります。
しかしながら日常的な過干渉のケースでは、親が求めたい結果に子どもは変化することはあまりありません。これは皆さん日々の子育ての中で骨身にしみて実感されていることだと思います。
でも結局翌日も同じ言葉を子どもに投げつけて親はイライラ、子もムカムカしてしまうのですよね

その背景を紐解いていくと、今回述べたい言葉でしか伝えられない親」・「説教癖のある親という姿が浮き彫りにされます。



先に結論を書きましょう。



言葉じゃなくても子どもには親の気持ちは伝わります。


逆に言葉じゃないほうが伝わることが往々にしてあります。

つまり、「表情」「態度」「行動」です。

喜怒哀楽は表情で十分に表わせます。言葉で伝えようとした場合、子どもは親の言葉に耳を傾けるため、表情を読み取ろうとする意識は高くはありません。しかし、親が言葉を発しない状態で表情で伝えるコミュニケーションは子どもは親の表情に全神経を集中できるので親の真意を汲み取ろうと表情を読むことをします。その上で、「あぁ。今お母さんは悲しいんだな。たぶん僕がゲームの時間をオーバーしてるからだな」などを感じることができます。

態度も家庭教育の場面では、子どもに伝わります。これは科学的な根拠は一切ないのですが、親の態度って不思議と空気感染するんですよね。親が朝の時間に「今日はこの子はちゃんと登校するかしら(ハラハラ)」と心の中で思っていると、不思議と子どもにもその不安は伝染します。同様に、親のイライラも空気感染することがありますので、親の問題のみでイライラしている場合などは子どもから見える場所にはいないほうがいい場面などもある位です。

行動というのは親の背中を見せる対応と同義です。子どもは親の背中を見ています。親は意外とその事実に気づいていません。子どもの行動が親に似るのは言葉で伝えてきたこと以上に親の行動をモデリングして自らのものにしていることがあるということなのです。親が行動で示す。これも言葉以上に効果的な場面があります。


過干渉傾向でついつい言葉でのコミュニケーションやしつけを最優先する親は決して悪い親ではないと思います。
むしろ子どものことを一番に考えて愛情深く、さらに頑張り屋さんの親御さんが多いです
しかし、その努力や愛情が報われていないケースが残念ながら家庭教育支援の現場では目立ちます。


親の頑張り方を変えること。

子育てに行き詰った際にぜひ考えてほしい点です。
どのように頑張り方を変えるかという点で今回お話しした非言語的なコミュニケーションを優先するという点を実践してみてください。


もしかしたら「あれ?」という嬉しい変化があるかもしれませんよ




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2010年11月09日

より良い支援を目指して

朝晩が冷え込む季節になりましたね。最近は布団から出るのも一苦労です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか



さてこのたび私が主催する家庭教育支援グループペアレンツキャンプは一般社団法人家庭教育支援センターペアレンツキャンプへとより大きい形態へと進化しました(ポケモンみたいな言い方ですが)


それに伴い、事務所が移転となりました

支援中の方にはお手紙にて変更された住所等をお知らせしました。
家庭ノートの郵送先と、事務局への電話番号も変更されているのでご確認くださいね。
近日中にホームページの方にも変更後の住所や電話番号はアップしますので支援卒業者の方や、その他私たちの活動を応援下さっている方々はそちらの方をご覧ください。


現状では、事務所の移転以外は大きな変化はありません。
支援に伴う料金面が値上がりすることもなければ、支援内容に変更点があるということもありませんので支援中の皆様はご安心くださいね。

子育て奮闘中の親御さんや、悩みを抱えて動けなくなった少年少女のために将来的により良い支援ができるように考えての今回はこのような変更をいたしました。これまでの支援の中で私自身、この形態では難しいと感じることが多々ありましたので、今回の社団法人化によって支援を求められる皆さんにとっても、そして私たちスタッフにとっても良い形になれればと思います。

そのためにはやはり国や地方公共団体、助成金関係など外部機関との連携がさらに大切になるのではと考えています。



今後とも、ペアレンツキャンプの活動を応援よろしくお願いいたします







最近、初回の問い合わせを頂く際にケータイメールのアドレスを書いていただく方が増えています。その際には必ずパソコンからのメールを受け取れるように設定を変えた上でお問い合わせください。現状、何件かの返信が上記の理由でできない状況となっています。
初回のお問い合わせに関してはケータイメールは文字制限などがある機種もありますので基本的にはパソコンのアドレスから頂ければと思います。


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2010年11月01日

第4回関東ペアレンツキャンプ親の会の報告

台風が関東に上陸するというまさにそのタイミングで第4回ペアレンツキャンプ親の会を開催しました

遠いところから電車で来られる方もいらっしゃるので無事に到着されるか、または無事に帰宅することができるかということを心配しながら前日から天気予報を睨みつけていました
雨風は強かったですが参加予定者1名も欠けることなく無事に開催できて本当によかったと思います


今回は12名の親御さんにご参加いただきました。
昨日復学されたばかりの方から、7年前位に復学されたベテランの方まで、幅広い方にご参加いただきました。
お子さんの年齢も小学生から中学生まで幅広くいらっしゃいました。




13:00 水野から挨拶と報告

・ペアレンツキャンプの一般社団法人化に伴うお話
・本の出版に関するお話
・家推協のセミナーに関するお話

社団法人化についてはまた詳しく支援中の方には郵送にてお知らせします。ブログやHPでも告知予定です。
本の出版に関しては、今回出版に至るまでの紆余曲折、阿鼻叫喚をドロドロとお話しさせていただきました。いや・・・ホントお金がかかるんですよね自費出版。
家推協のセミナーに関しては、現在で半数の席が埋まっているようです。ご興味のある方はお早めにお申し込みくださいね。


13:20 はじめてご参加された方の自己紹介

今回は全員の自己紹介はせずに、初めて参加された方のみの自己紹介にしました。前回の反省を活かして(笑)

・まさに会の前日に復学された中学2年生の女の子の親御さん(週明け月曜の今日も登校できました
・この前ブログでもご紹介した4年生の女の子の親御さん
・家庭教育支援コースで学び始めた中学2年生の男の子の親御さん(1号さん)
・遠く仙台からご参加された親御さん(2号さん)
・11月末に復学を控えた親御さん



14:00 自由座談会 (グループセッション)

アメトークではありませんが、私の方で共通点の多い方をひとくくりにしてグループ分けを行いました。

「お子さんが女の子のグループ」
「幼い対応が初期に目立ったグループ」
「思春期対応グループ」
「父性対応で特に頑張っていただいていたグループ」
「どんきー対応グループ」

などなど、何度か席替えをしながらいろいろなお話をされていました。私も各テーブルを周らせていただきまして、時に講釈をたれ、時にお子さんの成長をお伺いして喜び、時に支援中の苦労話(裏話)させていただいたりと楽しませていただきました。


16:45 閉会のあいさつと記念撮影

楽しい時間はあっという間に過ぎ、気がつけばこんな時間に。
印象的だったのが、会の最初は緊張されていた初参加の皆さんが閉会のあいさつの頃には笑顔でいらっしゃったこと、そして参加された全員が「はぁ〜たくさんお話してスッキリ」という充実感であふれていたことです。その笑顔が何よりの私のパワーとなりました。

次回の春開催を期待しつつ、閉会となりました。次回開催に関してもkyunさんJUMPさん、みかんさんを中心に連絡網と会場予約をして下さるとのことで感謝感謝です。
みんなで雨の中、有楽町の駅まで歩き、解散となりました。
皆さんに心配頂いた私の帰りの新幹線は遅延することもなく無事にビュィーンと大阪に進んでくれました


親の会終了後に頂いた感想の一部をご紹介します

「参加者の皆さんからパワーをもらいました」
「まだまだ不安の中での継続登校ですが、他の方のケースを聞けたことで少し余裕を持って対応できそうです」
「中学生の対応法を聞けたことで、対応を先取りできて安心しました」
「どんきー先生を見れて良かった」
「はしゃぎすぎましたが、私、大丈夫でしたか?」
「支援の先輩方のお話を聞けて有意義な一日でした」
「自分の過去の対応をお話しすることで、今復学を目指されている方の力になれてよかった。自分も過去の親の会では復学前で不安でいっぱいの中参加したことを思い出しました」
「水野先生の教育コーチングでの御苦労を改めて知りました」
「子どもに間違った方向にエネルギーを注いできた根の深さを他の方のお話を聞くことで実感しました。今日からさらに頑張ります」
「ペアレンツキャンプで良かった」

など嬉しい感想を頂きました。ありがとうございました
また次回開催の折には笑顔で再会しましょう。また今回参加できなかった皆様も次回にはお会いしたいですね



関東ペアレンツキャンプの会の内容は、みかんさんが詳しく書いていただきましたのでそちらをご参照ください。

関東ペアレンツキャンプ親の会ブログ








※実は、1時間半ほどかけて一生懸命書いた記事が全部消えてしまい、茫然自失の状態で10分ほどパソコンの画面を眺めていました・・・
本当はもっと長い記事だったのですが、今回はこんな感じでご容赦ください。いや、消えたおかげでよりスリムで読みやすい文章を発信できてよかったと考えるようにしましょう。これがリフレーミングだ



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 ↓  変なのが出てますが、私の誤操作です どうやっても消せないのでそのままにしておきます
何も出てきませんのでお気になさらず。
続きを読む

parentscamp at 21:53|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 対談・講演会の記録 | ぶにん先生の記事

2010年10月25日

楽しみにしております

今日は全国的にあいにくの雨模様で、気温もガクッを下がって来ていますね。皆さん、風邪などをひかれていないでしょうか


小学生では遠足や社会科見学などの行事があり、定期テストが今週から始まる中学校もあり、訪問カウンセリングでのテスト勉強対応を予定していたケースでもお子さんが高熱を出してしまって対応できないなんていうこともあります。家庭教育だけではなく風邪も予防が一番。ベストな状態で行事や定期テストを乗り越えられるに越したことはありませんよね。




さて、今週の土曜日の10月30日東京で関東ペアレンツキャンプの親の会の集いが開催される予定です
(東京の有楽町で)



ペアレンツキャンプで不登校を乗り越えた親御さんや、今まさに乗り越えようと頑張っていらっしゃる方、ペアレンツキャンプで家庭教育支援を受けている親御さんなどが参加される予定です。


関東ペアレンツキャンプ親の会の開催は1年に2回、春秋開催となっています。支援を卒業されて、しばらくお会いしていない方と顔を見てお話しできることを楽しみにしています
お子さんの成長したお話を聞かせていただくのが私の何よりの頑張るエネルギーになります


例のごとく、この会は講演会やセミナーのようなものではなく、ペアレンツキャンプの活動報告を少々お話しした後は、親御さん同士でざっくばらんに座談会形式でお話ししていただく形式です。今のところ参加者は14名となっています。過去の記事でも関東ペアレンツキャンプ親の会の集いの内容はアップさせていただいておりますが、肩ひじ張らずのマターリとした会ですのでお気軽にご参加いただければと思います


同じ不登校を乗り越えた親同士だからこそ共感し合えること、同じ家庭教育の大切さを分かっている親同士だから悩むこと、お子さんの年齢が上の方のケースの話を直接聞くことで学びが得られることもあるでしょう。


楽しい時間と共に、実のある情報を一つでもお土産に持って帰っていただければ嬉しいです。

また、開催準備のために動いて下さっている関東ペアレンツキャンプの親御さんにはお礼申し上げます (中心的に動いて下さったみかんさん、kyunさん、JUMPさんありがとうございます)



初めてご参加いただく方もリラックスして参加いただければと思います。週末もあいにくの空模様のようですので風邪などをひかないようにしてくださいね。


※支援を卒業された方や支援中の方で関東方面の方には私か事務局か関東ペアレンツキャンプ親の会から連絡は差し上げているとは思いますが、「ちょ、水野先生ー私、聞いてないですけどー」という方が万が一おられましたら、連絡下さい
また、そのような座談会があるなら参加したいという方がいらっしゃいましたらご一報頂ければと思います。ペアレンツキャンプの問い合わせフォームよりその旨お伝えください。すぐに詳細をお知らせします。


では有楽町であいましょう〜♪





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2010年10月22日

天の浮舟

珍しく連日更新です

前回の記事では開発援助関係のお話としてジョンウッドのルーム・トゥ・リードのお話と本の紹介を差し上げました。

今回もその流れで開発援助のお話です


もし、いまこのブログを読んでいるあなたに45分の時間があるならば、下記のサイトを開いてみてください



天の浮舟  




アジアには様々な問題が山積しています。
特に人身売買や環境破壊などは、森で生きる人々などにとって直接的な人件被害となっています。
私たちは日本で豊かな暮らしをしています。その背景にはどのようなものがあるのかを考えさせられる内容です。
日本人に罪の意識を植え付けさせるような内容ではなく、日本人が日本に居たままでも出来ることはないかということを定義しているように私には感じられます。


あまり私がタラタラ書いてもアレですので、詳しくは直接ご覧くださいね。紙芝居を音読するという形になっており、ネットで簡単に見られるように配慮されています
まずは「知る」ことから始めましょう。

私も北タイで人権問題や環境問題の活動をされているLinkの木村茂先生からこの天の浮舟を紹介されました。もしご覧になられて感銘を受けられれば他の方にもオススメ頂ければと思います







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2010年10月21日

ジョンウッドが見つけた天職

人生で満足させなければならない相手は自分自身だけ。自分が正しいと思うことをして、その気持ちに正直になればいい。 〜ジョンウッド〜



皆さんはルーム・トゥ・リードというNGOをご存知でしょうか

その名の通り、経済的に貧しい地域に図書館(本を読む部屋)や学校を建てる活動をしている非営利団体です。

そのルーム・トゥ・リードの代表がジョンウッドさんという方です。



ジョンウッドさんはビルゲイツのマイクロソフトの幹部として勤めていました。皆さんがお使いのウィンドウズで有名な会社ですね。
毎日世界中を駆け回るような生活をし、マイクロソフトの急成長を支えてきました。もちろんお給料も相当な額をもらい、豪華な家に住み、若くして人生が保障されているかのような生活を送っていました。

しかし、休暇の際に訪れたネパールで彼は衝撃を受けました。
ある山奥の学校で彼は「本のない図書室」を見たのです。数冊の本は置いてあったのですが、それは子ども向きと言えるものでもない上に、厳重に箱に入れられて施錠されていたのです。(本は貴重だから自由に子どもが触れないようにするため)

ジョンウッドは幼少のころからたくさんの本に囲まれて過ごしていました。今の自分を形成している要素の多くが本から学んだ知識であったり感受性であったのです。


彼は思いました。


経済的な格差が教育の格差になってはいけない。子どもたちの未来を閉ざすわけにはいかない。



彼は仕事を続けながら、マイクロソフトでの人脈を使いボランティアで本を集め、ネパールの山奥にまで届けるということをやってのけました
そして「これぞ天職ではないか」と感じ、金銭的にも、将来の補償的にも素晴らしい環境だったマイクロソフトを退社し、ゼロからボランティア団体を立ち上げたのです。

経済的な格差が教育的な格差であってはけないというのは、私が以前勤めていた中間法人 衆義 の教育観と同じで、個人的には共感が持てました。日本だけ見ていてもそう感じるくらいですので世界規模でみた時にはその重要度は比較できないほどではないかと思います。

またマイクロソフトで培った行動力と決断力、そして多様な人脈を世界の本が読めない子どもたちのために打ち込む彼のエネルギーには頭が下がりました。

この本にはそんなマイクロソフト退社からルーム・トゥ・リードの活動までの内容が書かれています。


・ジョン・ウッド 『マイクロソフトでは出会えなかった天職 〜僕はこうして社会企業家になった』 ランダムハウス講談社 2007


将来的には私たちペアレンツキャンプも寄付や国からの助成金だけで運営できるようになれれば、不登校の復学支援や予防的な家庭教育支援を無料で多くの方に受けてもらえるのにと思っています。
現状としてはまだまだ難しいですが、ひとつずつ行動を起こしていっていつか私たちもそのような経済格差による教育格差のない支援ができるようにと思っています




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2010年10月12日

泣いてもいいんだよ

※ 前回記事 お母さん私のこと嫌いなんでしょ! の続きです。



親が変わることを実践して行くなかでちいさな変化が見られ始めました。
それらは「年相応の自立」の芽生えでもありました。その変化に親が気付き、喜びを感じられるかどうかがポイントになります。

具体的にどのような変化があったかと言うと、まずは親子の同レベル会話を減らした成果として親子の言い争いが少なくなり、子がイライラしなくなりました。「お母さん私のこと嫌いなんでしょ」というカードはワガママを通す最後のカードとしては使っていましたが、それに対する対応法を親御さんが実践することで徐々になくなってきました。

また、段階的にお風呂に一人で入れるようになり、トイレにもひとりで入れるようになりました。最初は親の対応法が変わったことで子も戸惑いを覚えていましたが「それが当たり前」という意識を日々の対応の中で与えていくことで反発が少なくなってきました。

母子分離がこのケースでは最も大きな課題だったと前回も触れましたが、その点に関しても段階的にお留守番の経験を積ませることでダイレクトアプローチ前には2時間程度であれば何事もなくお母さんはお出かけをすることができるようになっていました。
細かい対応までカウンセラーがチェックをして「この子に対してはこれはかなり幼い対応になっています」などとSTOPをかけることもたくさんありました。

その他にも小さな自立の芽生えはたくさんありました。親御さんもご自身の対応法を変えるだけでここまで子どもが変わるのかと驚かれていました。


さて、私たちの手法は不登校の子を預かって社会適応できるようにトレーニングするものや子どものみにアプローチして復学対応をするものではありません。
ペアレンツキャンプという名が示す通り、親御さんが学び、対応法を実践し、その結果として子どもに良い影響を与えて学校に適応できる能力を培うというものです。

ですので親御さんが明確な意思を持って、学んで変わるということを実践していかない限りは支援をすることが難しいです。
この親御さんは支援前に「周りのお母さん方と比べて年齢が高いので柔軟に新しい知識を受け入れられるかが心配です」とおっしゃっていました。
私は厳しい言葉ではありましたが「お嬢さんが今、辛い思いをしています。その前では親は自分の年齢を言い訳にしても意味がありません。子どものためにどう行動するかですよ」とお話しをしました。
支援が始まってからは持ち前のガッツで難しい局面も粘り強く子どもと向き合い、自立や社会適応とはどういうことかを理解されて、日々実践されていました。結果的に今、このご家庭は不登校を乗り越えて笑顔で満たされています。これはひとえにお母さんの愛情と努力のたまものと言えるでしょう。



さて、そのような変化を確認してダイレクトアプローチに移りました



ペアレンツキャンプで言うダイレクトアプローチとは訪問カウンセリング教育コーチングを指します。
訪問カウンセラーを導入した際には最初は硬い表情をしていましたが徐々に犬の話やゲームの話で仲良くなり、すぐに一緒にお食事をしたりしてリレーション(信頼関係)を形成することができました。子どもが家の中で退屈している状況でしたので訪問のカウンセラーとの遊びやおしゃべりは彼女にとって楽しい時間となっていたようです。雨が強い日にはお嬢さんの方から「お姉さん天気悪いし、泊って行きなよ」とやさしい気遣いを見せてくれました。
この頃にはお母さんが外出していても訪問カウンセラーと遊ぶことができ、母子分離も年相応に進んできているという判断ができました。

訪問カウンセラーとのリレーション形成の進捗度合いと親御さんの家族療法の習熟度を見ながら教育コーチングの枠組みを組み立てました。

初回の教育コーチングでは登校刺激を行いました。
登校刺激では「学校には行きたいけどよくわからなくなってて行けない」と彼女は言いました。
私の方で「よくわからなくなっているのなら、何が分からなくなっているのかを一緒に考えて情報を集めていこう」という話をしました。

しかしながら彼女が学校へ行けない真の理由は情報不足ではないと私は思っていました。

情報不足はあくまで不登校になってから発生した問題であり、深層原因は「自己肯定感の低さ」と「母子密着」だという判断をしていました。

そのような心の奥底に抱える問題の壁を取り除き光を当てるのが私が考えるコーチング手法です。多くのケースは答えは子ども自身が持っています。そのようなところに切り込んでいくとやはり想定していた不安が出てきました。


「お母さんが居ないと行けない」
「学校へ行っている間、お母さんが遠くに行ってしまうと感じる」
「お母さんが教室の横にいないと泣いてしまう」
「教室で泣いたら友達に変な風に見られる」


ということが出てきました。友達関係で嫌な事があったとか苦手な教科で恥をかいたとか給食が苦手とかさまざまなデータはありましたが私はここがこのケースの真の原因だと確信していました。

私は教育コーチングの場で「今の君ならその不安は行動することで乗り越えられるはず」と論理療法の考え方を取り入れながら彼女の間違った思い込みをひとつずつ一緒に浄化していきました。それでも彼女は言います。

子「でも泣いちゃうかもしれないと思うと行けない」

私「泣いてもいいんだよ」

子「・・・泣いたらダメなんじゃないの?」

私「泣いてもいいんだよ」

子「自然に涙が出ちゃうの」

私「その時にこれまで頑張ってきた自分のことやお母さんのこと、そして一緒に復学のお手伝いをしてくれてる訪問の先生のことを思い出してごらん」

という問答を10分ほどする中で彼女の中で「不安だけど頑張ってみる」というように気持ちが変わっていきました。

そこから1ヶ月くらいをかけて学校側の協力を得ながら、復学までの準備を進めていきました。この時期は比較的穏やかな時間が流れました。寝る前にお母さんの布団で不安を爆発させることがありましたが、そこは以前のお母さんとは違います。今のお母さんには我が子に合った家庭教育のスキルがあります。
冷静に教育コーチングの枠組みをイメージしながら対応することができてお子さんにポジティブな結論に誘導することが出来ていました。私がその会話を後日聞いても「おぉ。上手な言い方ですねぇ」という場面も何度もありました。

いよいよ復学予定日。天気は快晴。


家の中でグズグズして泣いてしまうかもということを考えていましたが、いい意味でその読みは裏切られてお友達とともに登校して行きました(さすがに当日の朝は緊張して朝食は食べませんでしたが)

小学校入学から4年生の今に至るまでお母さんの助力なしに登下校ができなかった子がこの日は疲れた表情をしながらもひとりでランドセルを背負って「ただいま〜」と帰ってきました。教室では泣いてしまうこともなく緊張しながらも全てのカリキュラムを教室で受けることができたようです。学校の先生もそのような彼女の変化の結果に驚かれていました。


その後も訪問カウンセラーの助けを入れながらも、継続登校を頑張っています。もはやお母さんが3時間家を空けようが、ケータイに狂ったように電話をしてくることもなくなりました

このケースでは「行くなら朝から夕方まで。お母さんは学校にはついて行かない」という確固たるスタイルを貫き、逆に休む時は遅刻癖や母子登校癖をつけさせないためにも休むなら休むでいいと割り切った対応をしました。

復学日から今日で約1カ月間が経ちました。その中で3日間はお休みしてしまいましたがその他の日は、母子同伴も中途半端な時間での登校もせずに4年生の子たちに交じってその中で日々の学校生活を過ごさせていただいています。
これからも継続登校の中で成長しながら学校へ適応していくことでしょう。
支援前の彼女と、今の彼女は別人のようだと親御さんはおっしゃいます。子どもをいい方向に向けるのも悪い方向に向けるのも親のかじ取り(対応法)次第なんだということを実感されたとのことです。今後は彼女を幼く扱うことを止めて年相応の自立を考えながら対応をさらに学んでほしいと思っています。


登校の朝は本当に感動しましたね

復学おめでとうございました






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2010年10月08日

お母さん私のこと嫌いなんでしょ!

先月、小学4年生の女の子が親御さんの努力と、お友達や学校側の配慮に助けられて不登校からの復学を果たしました。おめでとうございます

今日はそのご家庭の復学までの奮闘記の一部をご紹介させていただきたいと思います。



この子は学校へ完全に登校できない状況が長い間続いたケースではありませんでした。
ただ、長い間「自分の力だけで登校して帰宅する」ということができないケースでした。


・1年生時は母子登校状態で教室で母が一緒に授業を受ける状態
・2年生の間は学校まで親が送り迎えをする状況が続く
・3年生に入り五月雨登校。徐々に行けない日が増える
・4年生から今に至るまでは週に何度か放課後登校だけをする状況


もちろん、入学当初からこのような状況が続いていますので親御さんとしても心配な気持ちが強く、スクールカウンセラーさんなどに相談はされていました。
そこで頂いたアドバイスとしては「見守ること、お家で楽しくリラックスして過ごさせることが大切。無理強いは行けない」ということを親御さんは言われたようです。
また週に1度の子どもに対するカウンセリングでは近況を聞いて雑談をする程度のものだったようです。子どもの反応を見る限り特に効果は感じられなかったとのことでした。
その他にも地域の教育相談にも行かれましたが具体的なアドバイスはなく抽象的なアドバイスを頂くのみで状況はゆっくり時間をかけて悪い方向へと流れていく感覚があったとのことです。


このままでは娘は何も変われないと思い今年の5月に親御さんはインターネットの世界で情報を集められたようです。その中でペアレンツキャンプの支援を受けることを決められました。


お子さんの性格傾向としては、神経質で決められたルール通りに動けないと不安が強く出てしまう点、心配性で、先々のことをネガティブにとらえて自分で見通しが立てないとパニックになって泣いてしまう点、そして支援の中でも何よりも大変だったのが依頼心が強く、過度の母子依存をどのように年相応のものに切り離していくかということがこのご家庭の支援でのキーポイントでした。


支援を開始した当初は、この子はお母さんがすぐ近くにいないと何もできませんでした。
ひとりでお風呂に入れない、トイレに行けない、ひとりで寝れない、お留守番ができない、お母さんは子どもを置いて買い物に行くのも一苦労です。
買い物中もひっきりなしにケータイが鳴ります。出ると

「早く帰ってきて!お母さんは私のことが嫌いなの!?」

と怒鳴ります。お母さんは買い物もそこそこに急いで家に帰ります。

家に帰ると、子どもの方から「お母さんは私のことが嫌いだからそんなことをするんでしょ?」と買い物に行ったことをなじります。

分析を進めていくと、彼女は子上位の状況を維持するために「お母さんは私のことが嫌いだから○○するんでしょ!」という言葉を乱発することで親をコントロールしようとする節が見られました。もちろんお母さんはお嬢さんのことが嫌いではありません。むしろ愛しているからこそ心配になっている状況です。

親御さんとしても「私のことが嫌いなんでしょ」と言われれば辛いところで、彼女のワガママに付き合うしかない状況でした。そうした対応を続けていくことで完全に子上位のバランスになり、子どもは家の中でお姫様のような状態になってしまいました。そのような状態ですのでワガママ放題です。ワガママを律しようと注意をしても、最終的に困れば上記の「どうせママは私のことが嫌いだからそんなことを言うんでしょ」と最強のカードを切ってきます。



家庭内対応としては、お母さんの過干渉対応が目立ち、無用に子どもとのコミュニケーションの中で双方がイライラをぶつけ合っている状況でした。ご主人は厳しい父という姿を見せることはなく、「慈母が2人」いるようなバランスでした。
そのようなバランスですのでお嬢さんを能力や年齢よりも幼く扱うことで過保護型の愛情伝達をされているような印象を受けました。

私たちの支援を受ける中で、お母さんには「子どもと同レベルの言い合いをしない」「アクティブリスニング」を特に心掛けていただきました。ご主人には将来的に父性対応で時には厳しく律することができる立場になっていただくためにも今より少し距離を置いてお子さんと接することを心掛けていただきました。

放課後登校に関しては、親がなだめたり、交渉したり、付いて行ったりしてようやく出来ている状況だったので、それはやめましょうとアドバイスをしました。

つまり、学校は毎日朝から夕方まで行くのが当たり前という認識を与えたいのに、イレギュラーな放課後登校の形を維持することはプラスにならないということです。
お母さんが無理に行かせる対応を止めると最初は彼女の方も「放課後だけでも行く」と言っていたのが、何も言わなくなりそのまま不登校状態になりました。
これは親御さんにとっても大変不安な選択だったかと思われます。
私の経験上、放課後登校のフォローをして、次は6時間目だけ行けるようにサポートして、次は午後、その次は・・・というような段階的な手法はかえって時間がかかるというケースが多いという認識があります。
このケースでは「普通ではない状態」の登校を維持させるのは子どもにとってもかわいそうだと判断をしました。

結果的に「行けないのなら完全にお休みする」という選択をすることで、復学までの道筋は立てやすくなりました。


そのようなシステムズアプローチを3ヶ月半ほど続けて、子どもに変化が出てきました。親子関係にも変化が出てきたところで次のステップに移りました。親御さんも私たちを信じて電話カウンセリングと家庭ノートのチェックを欠かすことなく続けられました。

次のSTEPはダイレクトアプローチ(教育コーチングと訪問カウンセリング)です。





思いのほか長くなったので、続きは次回に。






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2010年10月05日

うまくいかない時こそ深く考えるチャンス

先日の日曜日。なんか体調がすぐれないなぁと思っていたら、そこから急に熱が上がり始めて半日もしないうちに36.5→37.5→38.5→39.5→40.5と上昇していき、日曜日は丸一日間飲まず食わずで倒れていました。
月曜日の朝には平熱の35.0になっていたので安心しました。月曜日の電話カウンセリングと家庭ノートチェックは意地でもしないといけないと思ってはいましたが気合いで熱が下がってくれて良かったです。
皆様も体調管理にはお気を付け下さい。(まずは自分か
さすがに平熱よりも5度高い状態だとリアルな幻を見るのか、なぜか支援真っ最中の方のケータイのアドレスが消えて緊急連絡が受けれなくて焦る夢を見たりしました。いやはや。



さて、家族療法を学び始めたり、家庭教育の勉強をし始めて親が学ぶ姿勢を身につけ始めると、子どもに変化が出てきます。
しかしながらその変化は常にプラスのものではありません。時にはこれまでの対応が甘かったケースでは対応を変えることでマイナスの方向(反発行動など)に表れる時もあります。
親がどのように変わればいいかというのは子どもの性格や年齢、これまでの成育歴などによって組み立てる必要があります。ですので家庭教育支援の際にはいきなり「正解の子育て」を出すのは難しいことだと考えられています


自分の子どもにとって、自分の家庭にとってどのようなスタイルが適切であり、どのようなスタイルが我が子の自立心や社会性を伸ばしていくのかを考えることは今の時代はとくに重要視されています。
しかし、そこに至るまでの道のりで、学べば学ぶほどプラスの変化が出てこれば親としても「これでいいんだな」と感じて学びをより深めやすいのですが上記のように、そういうわけではありません。

そんな時に私が皆さんにお伝えするのが

うまくいかない時こそ深く考えるチャンスですよ

ということなのです。


不登校の例で考えれば、なぜ我が子だけが学校へ行き渋るのか、担任の先生が悪いのであればクラスのほとんどの子が行き渋るはず、そこには何か子自身の他の原因があるはずだと多くの親御さんが考えられます。
行き渋り当初には脅したり、なだめたり、モノで釣ったり、褒め殺したり・・・手を尽くされたと思います。(これは皆さん通ってきた道だと思われます)
そしてその上でやはりうまくいかないと感じたからこそ親御さんはその状況を深く考えます。その結果として対応を変えたり、専門機関に相談されたりします。



これは不登校以外の家庭教育支援でも同じなのです



つまり・・・親の気持ちがうまく伝わらないことや、親の言うことを子どもが聞き入れないなどは家庭教育を学び始めてもよくあることではあります。むしろそれが普通で、なんでもかんでも親の言うことや親の気持ちが伝わっているケースのほうが何かしらの不自然さを感じてしまう時もあります。

私はそのようなモヤモヤとした状況を「なぜウチの子は私がこんなに一生懸命学んでるのに変わらないのかしら」などのようにネガティブに捉えるのではなくポジティブに捉えてほしいと考えています。

なぜ親の気持ちがうまく伝わらないのか、なぜ親の言うことに対して子は反発するのか、なぜアイメッセージがうまく通じないのか、なぜ父性対応をしても子は反社会的な行動を繰り返すのか。

学んでいるにもかかわらずうまくいかない時こそ、深く考えるチャンスです。逆にいえばずべてがうまくいっていると親が錯覚することで深く考えるチャンスを逃しているともいえるでしょう。


親の感情先行型の子育ては思春期で行き詰ります
はやいケースだと小学校にあがるころに行き詰るケースも近年では増えてきています。

そういう時にこそ、冷静に状況判断をしてどのようにするべきかを考えていただければ、きっと今の子育ても変わってくるのではないかと思います。

そしていつも伝えている私の信念ですが、不登校になってからでは遅い場合もあるのです。
行き渋りが見られない内から家庭教育を学ぶことで多くの不登校のケースは避けられます。不登校になってからの支援と、行き渋り傾向の見られない内からの家庭教育支援は全くの別物です
予防的な家庭教育は楽しく学びながら家庭内を客観的に分析して子どもの自立心や社会性を育成していきます
おそらくその過程で「家庭が抱えている問題点」も見えてくるでしょう。その問題点が不登校になってからではとても手の届きにくいところに隠れてしまいます。隠れてしまうと家庭内対応だけではなくカウンセラーが介入するダイレクトアプローチの必要性も出てきますし、何よりも不登校が長期化すると子ども自身の生活(言動・行動の退行など)が変わってきてしまいます。
私としてはたくさんの支援を受けて子どもたちを支える中で、予防的な家庭教育をもっともっと世の中に推進していきたいと考えています。


うまくいかない時こそ深く考えるチャンスです。


これは私自身も自分に言い聞かせてカウンセリングをしています。


今日はそんなお話でした。






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2010年09月29日

いろんな秋を見つけましょう

前回の記事で食べるラー油のパスタのことを書いたら、思いのほか反応がありました。電話カウンセリングでも食べるラー油の話が出るくらいです。中にはオススメの食べるラー油をわざわざプレゼントしてくれる方もいらっしゃいました。ありがとうございます。感謝感謝です
(頂いたホテルオークラのオリジナルラー油はとてもおいしかったです


今週から秋をすっ飛ばしたかのような寒い日が続いています
継続登校中のお子さんが体調不良でお休みしてしまったり、親御さん自身が体調を崩されているケースも多いようです。服装選びにも苦労する季節ではありますが体調管理には気をつけていきましょう。


スポーツの秋。スポーツと言えば野球

あ、ちなみに今日のプロ野球見ましたか?
今日は阪神VS巨人のとても重要な試合がありました。負けた方が優勝戦線から離脱するという試合でした。結果は阪神が逃げ切り、中日との優勝争いになんとか残りました。今シーズンの阪神打線は見てて、気持ちいいですね〜。
阪神=ヘボ外人を高額で雇うというイメージ(事実?)があるのですが、今シーズンの助っ人は実に頼もしいです。
マートンはイチローの日本記録を抜く勢いでヒットを量産していますし、ブラゼルはホームラン王になるかならないかというくらい頑張っています。
球団史に残るであろう2人の活躍に優勝の望みを託して、残り僅かの今シーズンの阪神に期待をしている次第です




読書の秋にちなんでこんな報告も。

以前に『ころばぬ先の家庭教育』の中学生編のお話をこのブログでもしていましたが、ようやく出版社が決まり、出版に向けて動き始められそうです。何事もなく、無事に進めることができれば来年の春には出版できそうです。小学生編と同じくPCMの解説をしつつ、中学生の家庭内対応ならではのテクニックや理論を増やしつつ、不登校の初期対応などを具体的に説明します。
実は原稿は、8月末には完成していましたので、内容はもうイジらないとは思います。まだ先のお話ですが小学生編同様、拙著が一人でも多くの方のお力になれれば幸いです。


私の方は先週から過密スケジュールで大阪と関東を行き来している状況です。2学期中に1人でも多くの子どもが復学できるよう手助けができればと思います
復学前の方は一緒に悩みながら一歩ずつ前に進んでいきましょう。
継続登校中の方は子どもとの信頼関係をしっかり作りつつ、自立を促すPCMの対応を実践しながら、サポートしていきましょうね。




※ペアレンツキャンプのHPに親からの手紙を4通追加しました。お手紙を頂いた皆様ありがとうございました





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2010年09月22日

食べるラー油にマヨを和えてパスタでツルっと

今週は飛び石連休で今日は学校が休みなのか、クラブだけなのか、登校しなくちゃいけないのかなどが混乱してしまいそうな1週間でしたね。
私も朝の電話対応のためにケータイ握りしめて待っていたのですが、お休みなことを忘れてて、「おや?誰もかけてこないぞ・・・」と無駄な緊張感を味わった次第です



秋ですね〜
秋と言えば食欲の秋ってことで、今日はグルメトークをしましょう。


ニュースで、B級グルメのNO1を決める大会みたいなのが開催されているようです。
過去には富士宮焼きそばとか、厚木のシロコロホルモンなどが栄冠に輝き、その経済効果は200億だとかなんとか。お安いB級でも数が売れれば恐ろしい効果を生み出すのですね。どれもおいしそうで、一度は食べてみたいものです

個人的にはB級グルメが大好きで、夏祭りなどが開催されていると嫁さんを引っ張っていって屋台でご飯を済ますこともありますし、海外などに行きましてもレストランよりかは裏路地の食堂や屋台で食事をするのが大好きです。
もちろん超高級な料理も嫌いではないのですが、よほどのことがない限り手が出ませんしね〜。まだまだ質よりも量をに価値を求めてしまう傾向があるのかも。。。


そんな流れで今日はぶにんオリジナルのB級グルメレシピをお伝えしたいと思います




というのがタイトルの『 食べるラー油&マヨパスタ 』です。



なにかレシピの下地があったわけではないのですが、ある晴れた日曜日の昼飯時にパスタソースがなかったので冷蔵庫の中のものを適当に頭の中で組み合わせて「これうまいんじゃね」てな軽いノリで生み出したオリジナル料理です。

軽いノリで作った割に、嫁もうまいと絶賛でしたので、皆さんもよろしければどうぞ


(レシピ2人前)

1、食べるラー油(SBのおかずラー油 大さじ3杯) 
2、マヨネース(ノリでにゅるにゅるっと)
3、卵
4、きざんだキュウリ
5、パスタ2人前をアルデンテで
6、レモン汁


1〜4をボウルに入れてよくかき混ぜます。
そのボウルに塩ゆでパスタを入れてよく和えます。

それで完成です。
食べながら、途中で味に飽きたらレモン汁をサッとかけるとさわやかな感じになっておいしかったです。クックパッドにも投稿しようかしらとまで思うほどのおいしさでした。(あくまで個人の感想です)


そんなこんなで我が家には食べるラー油がいくつも備蓄されています。備蓄しておかないと、SBのおかずラー油は品切れ状態が多くてすぐに手に入らないんですよね。

もっとこうしたらウマいですよなんていうアドバイスがありましたら教えてくださいね


ということで今日は食欲をそそるグルメ情報でした







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