親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2009年07月09日

訪問カウンセリングの必要性

まさに今日、事務所の近くでも蝉が鳴き始めました。
蝉の声を聞くと、いよいよ夏だなぁと感じます。我が家のかき氷マシーンもそろそろ始動するかもしれません


私たちカウンセラーは、定期的に各々の支援の状況や結果、またはより良い支援のためにどのようにしていくべきかなどを話し合う研究会を行っています。
これはカウンセラーの倫理規程にもあるような「カウンセラー足るもの新たな知識獲得や勉強の継続」という考えに基づく活動です。


先週にも会が催され、有意義なご意見や考え方などを学ぶことができました。

また、私たちペアレンツキャンプが行っている「予防的な家庭教育」や「五月雨登校からの復学支援」などについても話をし、様々なご意見を頂きました。

ブログでも有名な不登校自立支援センターFHEの藤本先生も参加され、長期不登校に対する支援の内容や、短期間での復学における手法の解説など私にとっても貴重なお話をお聴ききする機会を得ました。



さて、それに関連する内容でもあるのですが、今日は引き続き訪問カウンセリングの必要性ということ私なりの解釈で書いてみたいと思います



過去の記事でも触れましたが、私はもともと訪問カウンセラーとして不登校の子どもたちを現場で支援する仕事をしていました。

そして、他機関からのご依頼があれば訪問カウンセラーとしての職務にあたっています(ここ1年ほどは過去に携わった子どもたちのアフターフォローが中心ですが)


ペアレンツキャンプで支援を受けた親御さんにはよくこう言われます。



「ぶにん先生も私服を着て、子どもたちとゲームで遊んだり勉強を教えたりするのですか?想像がつきません」




訪問カウンセラーとして支援にあたっている親御さんにはよくこう言われます。



「え、他機関の代表をされていているのですか。スーツを着て子どもたちにコーチングをしたり?えー。想像がつきません」




コーチングと訪問のカウンセリングというのは、ダイレクトアプローチの両輪ではありますが、立場やその手法はまったく異なるものです。過去の記事にも書きましたが訪問カウンセラーは子どもに寄り添って支えていく立場ですので、それに必要な分析力やスキルが必要となります。



さて、今回の記事で一番お伝えしたかったのは、



そもそも訪問カウンセリングということ自体がカウンセリングの理論からは矛盾しているが、その矛盾を抱えてでも訪問カウンセリングは不登校の子どもたちの復学支援には必要なものだということです。




はぃ。わけがわからなくなってきましたね?



簡単に説明しますと、カウンセリングというのは押し付けるものではなく、あくまでクライエントが自発的に求めて初めて成り立つ技法です。

スクールカウンセラーの先生とお話ししていても「まずはカウンセリングルーム(学校の一室)に継続的に来ていただかないことには何も始まりません」とおっしゃいます。

不登校の子は、自ら望んでスクールカウンセラーに相談しに行って初めてカウンセリングにおけるリレーション(関係作り)が始まります。

しかし、それでは家から出れずにましてや学校から遠ざかってしまっているタイプの不登校の子どもたちはカウンセリングや支援を受けることができません。
そこで、考えだされたのが訪問カウンセリングという手法なのです。
子どもたちの家をカウンセラーが訪問することで、関係性を切り開いていき、支援を進めていくという手法です。メンタルフレンドの派遣というものがありますが、それを、より専門性の高い人間が復学をひとつの通過点、ゴールは家庭の再生ということを考えて支援に当たることで成果を出すというものです。


極力、簡単な言葉で短く説明するとすればこのように説明できます。



訪問カウンセラーについての考え方はそれぞれの支援機関で相違はあるとは思いますのでこれがすべてではありませんが、私としてはそのように考えています。

実際訪問カウンセラーとして、仕事をしているときも子どもがランドセルを背負って学校へ戻っていく姿を見れば「あぁ。支援ができてよかった」と感動する場面も多いですし、ペアレンツキャンプでの支援で訪問のカウンセラーの先生を導入して支援をしたケースでは、「いてくださって良かった。訪問カウンセラーの支援がなければ復学時期が遅れたり、子どもが問題を抱え込んでしまっていたかもしれない」と感じることもよくあります。

ペアレンツキャンプでは、状況に応じてしか訪問のカウンセラーの派遣を行ってはいませんが、長期間の不登校の支援では私は必要性は高いと思っています。



家族療法+訪問カウンセリング



様々な機関でこの手法が取り入れられ、不登校で苦しむご家庭や子どもたちが一人でも多く学校へ戻っていくような、「大きなシステム」が作られていければいいと願うばかりです。

 



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2009年07月03日

訪問カウンセリングの必要性

私たちの機関で、問題解決支援コースを受けられている方の中には訪問カウンセラーの先生に直接対応していただいて、復学されている方がいらっしゃいます。


ペアレンツキャンプの問題解決支援コースでは

_搬歌屠 米辰防秧謄魁璽船鵐亜砲世韻撚魴茲任るか?

▲瓮鵐織襯侫譽鵐匹必要か?

K問カウンセラーが必要か?

ざ軌薀魁璽船鵐阿必要か?



ということをお子さんの状態や、親御さんのご要望などに応じて判断し解決に向けてのプログラムを考えていきます。


ケースによっては,世韻撚魴茲妨かえることもあります。
または、,鉢△梁弍だけで解決に向かうこともあります。

しかし、不登校の問題は複合的に絡み合った問題(原因)があるため、多くのケースではとい斑羶瓦某覆瓩討います。
五月雨登校の支援などでも、家族療法だけでは段階的にしか進めないことも多く、段階的に進めている最中に新たな問題などを抱えてくるケースもあるため、い梁弍を組み合わせて支援していくことがベターではないかと考えています。


しかし、訪問カウンセラーの派遣をするにも、教育コーチングへ行くにも、親御さんのご理解がないと勧められませんし、何よりも家庭内対応がしっかりしていない状態では派遣をしても効果が出にくいことが多々あります。

ですので、とい梁弍を入れれば、状況は変わっていくだろうという判断をしても、現状で親の対応面がまずかったり、子どもの問題所有ができていなかったりするとダイレクトアプローチは出来ないという判断をします。





今回は、再び訪問カウンセラーの職務について書いてみたいと思います



当カウンセリングルーム内でも過去に4つの記事を書き、説明させていただいているので、おさらいして頂ければと思います。

訪問カウンセラーとは?
訪問カウンセラーの遊戯療法
訪問カウンセラーの遊戯療法
訪問カウンセラーの遊戯療法

また、ちゃろさんのブログ『不登校の後、継続登校挑戦中』にも訪問カウンセラーのお仕事について書かれています。支援の状況などを詳細に書かれていてとてもわかりやすくまとめられています。
この記事以外にも、「訪問カウンセラー」のカテゴリには多くの役に立つ情報があります。特に今現在支援を考えられている方、または支援の最中の方にとっては貴重な情報だと思われますよ。

訪問カウンセラーというお仕事






ながくなってきましたので、続きはまたの機会に








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2009年07月01日

走り抜けて6月は去り

はやいものでもう1年の半年が過ぎ、7月に入りました


関西ではカラ梅雨の影響でジトジトとした梅雨を体感する間もなく夏がやってきそうな勢いです。
ここ数年は、梅雨らしい梅雨もなく、降る時はまとめて短時間にドシャーという感じで、大陸的なスコールのような雨が降るような印象です。最近はゲリラ豪雨というらしいですが。


先週と今週は、1学期中の復学支援のため、中学1年生の女の子と、中学1年生の男の子のところへ教育コーチングに行き、親御さんのカウンセリングをしたり、お子さんに直接対応をしたりと動き回っていました。



上記2件はともに五月雨登校からの復学のため、コーチングの翌日から登校する意思を強く持つことで、登校出来ています


まだまだ朝は不安定な状態になることも想定されますが、ふたりともよく頑張っている印象です。

先日の教育コーチングでは片道で5時間ほどかかるところへ行ってきたのですが、ふと

「どのくらいの距離を移動したのだろう?」



と気になり、ケータイのとあるサイトで調べてみたところ・・・







506km・・・


往復で1000km越え・・・




日本は狭いのか広いのか、それは自分の心が決める・・・ということでしょうかね。



親御さんのことを考えても、子どものことを考えても、学校へ行った上で迎える夏休みと、不登校状態のままで迎える夏休みは全然違うと思います。
昨日依頼して今日登校というのは継続登校のことを考えればリスクが高すぎます。しっかりと家庭の状態を変えていき、子どもの意識を家庭内で高め、問題所有ができる状態にしなければ教育コーチングを入れても長続きしませんし、なによりもコーチングのための分析がどうしても甘くなってしまうのが問題です。


しかし、できるだけ休み前に1人でも多くの子が学校へ戻れるように支援できればと思っています


みなさまも暑い日が続きますが、栄養補給と水分補給を心掛けましょう。






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2009年06月23日

心のバランサーとしての音楽

皆さんは最近、音楽を聴きますか?




音楽には心をリラックスさせる作用があったり、または気持ちを高ぶらせてくれる作用があります。また、古代にも楽器があったという点から考えても人間の生活の中に長く息づいた文化の一つだともいえます

私も気持ちを昂ぶらせたいたいときや、リラックスしたいときには音楽を聴きます。

昔はバンドを組んで仲間と盛り上がったものです。ライブハウスや、文化祭のステージで演奏すると、とても気持ちがいいです。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムの4種の組み合わせが観客のソウルと共鳴してライブハウス全体が一体感に包まれます。そして、演奏後には「気持ち良かった!」という以外はほとんど記憶が残りません。不思議ですよね



そんなバンド小僧の若かりし日の私がアルバイトで貯めたお金で買った、ギブソンのレスポール(ちょっと高価なギターです)はいまや実家の奥底で静かに眠っていますが・・・これぞ青春の残骸といえるでしょう。また時間があれば弾いてみたいなぁと思っていますがなかなか実行には移せていません



気持ちを昂ぶらせたいときには主に、PunkやRockを聴きます。特にインディーズのPunkが好きなので好んで聴いています。マイナーなバンドが多いのでここでは詳しくは紹介しませんが、中でもStancePunksなんかは特に好きですね。


脳を冷やしたいとき、または癒しを本能が求めているとき(教育コーチングの後などですね)は落ち着いた曲を聴きます。

オススメは・・・

ジブリ音楽のオルゴールヴァージョン(歌なし)も捨てがたいですが・・・


Scarborough Fair(スカボローフェア) 

が特に落ち着きます。聞いているだけで森の匂いがしてきそうなメロディです。歌詞は特に森とか泉とか関係ないんですけどね。

サイモン&ガーファンクルのものが有名ですが、個人的にはサラ・ブライトマンのスカボローフェアが一番落ち着きます。
サラブライトマンのスカボローフェアは填め込みできなかったため、 ↓ でご紹介したのは違う方のスカボローフェアですが、とても雰囲気があってこちらも好きです。
 


                 
              


時には皆さんもホッと一息ついて、瞼を閉じて音楽の世界に身を沈める静かな時間をお過ごしくださいね。







※ペアレンツキャンプのHPに

講演会のご案内とご依頼についてアップしました。
ご興味のある方はご覧下さいね。チラッと私の顔も出ています





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2009年06月15日

継続登校 あれから・・・

先日のブログでの記事で小学6年生の不登校と中学3年生の不登校の復学事例について親御さんのご了承を得た上でご紹介しました


・自分の足で 自分の意志で (2009年 5月29日)

・叫び      (2009年 6月3日)


現在、ペアレンツキャンプで支援を受けられている方々やブログを通じてお知り合いになった親御さんから祝福のメッセージが寄せられています。私の方からもこの場で御礼申し上げます


さて、あれからこの6年生の子と中学生の子はどのようになったのかをお知らせしたいと思います。



まず6年生の子は、現在で3週間登校出来ています。

訪問カウンセラーやメンタルフレンドによる朝のフォローは最初の1週間だけ続けました。特に行き渋ることはなく、元気に通っています。
長い通学路ではありますが、車で送ることもなく自分の足で、自分の意志で進んでいる印象です。
登校初日は登校班に合流するところあたりでは居心地悪そうにしていたところはありました。しかし、今では、弟に対して「先に行くぞ〜」というところも見受けられ毎日学校へ行くことに対して慣れ始めてきているようです。

片道約50分の長い通学路ですが、決して彼に歩く能力がなかったわけではなく、「意思」の問題だったということが確認できました。逆にいえば「彼を車でしか送れないような環境を周りの大人たちが作ってしまった」とも結論付けられます。

今は水泳など懸案事項もありますが、日々、通い続けることでたくましくなっている印象です。まだ登校して3週間ですので、周りの6年生に比べると幼いところもあります。徐々にそのギャップを学校社会の中で日々体験する事柄を通じて埋めていってもらえればと思っています。

親子関係に関しても、親が話を聞く姿勢と作ることで良好な状態となり、彼から学校のことなどをよく話してくるようになったそうです。
「叱るときには叱れる親子関係」を目指して、今後もお母さん、お父さんが力を合わせて頑張って頂ければと思っています。




中学3年生の子に関しては、登校してすぐに中間テストがあり、そのテストが終わった直後に実力テストがあるという比較的ハードルの高い復学日の設定となりましたが、今日に至るまで元気に毎日登校出来ています。
自己肯定感の低い傾向のある子のため、テストの結果次第では、再び休むことを選択してしまわないか不安なところもありましたが、思いのほかテストの点数も良く、問題に発展することはありませんでした。

私は、不登校からの復学の際には

「勉強のことはいい。休んでいたのだからできなくて当然だ。出来ない自分を認めるところから始めて、毎日行くことでカバーしていけばいい」

と伝えています。しかし、こちらのケースでは中学3年生ということもあり受験のことを考えればそうも言っていられないのが現状です。その中である程度の点数を取ってきたことで私もそうですが、子ども自身も安心できたのではないかと思います。

こちらは登校してから2週間ですが、昼夜逆転の問題があったため、最初の1週間は訪問カウンセラーやメンタルフレンドによる早朝対応が必須でした。先生方が訪問した段階で寝ていることもあり、なかなか自分の力だけでは起きることは難しかったです。(声をかけるとすぐには起きます)
今週に関しては、親御さんの対応だけで朝の対応をしていただきました。起きてこない子どもにハラハラする日もありましたが、1日も休むことなく頑張っています。そのうちの1日だけ

「今日は足が痛いから休む」

と言ってきた日がありましたが、早朝のメール対応にて親御さんに対応を伝え、結果的に遅刻することもなく登校することができました。
中学3年生ですので、学校へ戻ることで他のクラスの子などから心ない言葉を言われてしまうこともあるでしょう。もしかしたら言われているのかもしれません。そのような中でも、「変わるんだ!」という明確な意思を子どもが持つことで乗り越えていこうとしている真っ最中なのではないかと感じています。

親の対応に関しては、共感的に話を聴く姿勢を中心にして子の自己肯定感を育む会話を心掛けていただいています。




2つの事例に復学初日に共通してお伝えしていることは、


今日のことは手放しに喜びましょう。
子ども自身の頑張りを心の中で褒めてあげましょう。
でも、ここから1日も休まず、何の問題も起こらずに進んでいくことは考えられません。
時には弱気になりますし、なによりも子はすでに学校を休めるということを知っています。
継続登校は山あり谷ありです。
子どもの状態がどうであれ、毅然とした態度で学んだ対応を実践していきましょう



現状では、毎日休まずに頑張っていますが、必ずしもそれが良いことだとは考えていません。
時には弱気になって休んでしまい、その日、家の中で反省して立ち直り翌日から戻っていくという体験も私は大切だと思っています。


人間、誰しも強くはありません。


子どもに完ぺきを求めてはいけません。


日々の生活の中での反省が子をよりたくましくすることもあります。



これからも親御さんには、そのことを胸に継続登校のステージで、学んでいっていただきたいと考えています


parentscamp at 16:51|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 実際の復学事例 | ぶにん先生の記事

2009年06月10日

違う角度から考える「自立」と「援助」

私は家庭教育カウンセラーの立場から、親御さんに対して子どもの自立を援助しています。

親が変わることで子どもに影響を与える間接援助の形をとっています。(システムズアプローチ)
不登校のケースでは間接援助に加えて子どもに直接対応する手法(ダイレクトアプローチ)を取り入れています。

これらの家庭教育の考え方のキーワードとして 「自立」 と 「援助」 が挙げられます。


自立とは「親の自立」と「子の自立

援助とは「親に対する援助」と「子に対する援助


そしてそれらの考え方が最終的に目指すところとは


援助者が離れても継続的に今の状況を家庭だけで維持または発展させていくこと


そのように私は考えています。




さて、ここからが今回の本題です

以前、少数民族の農村開発のお話をこのカウンセリングルームでもしましたね。

今日ご紹介するのは、実際に現地で開発援助の活動をされているLinkさんです。

Linkの代表の木村茂先生は北部タイの農村をフィールドにして村人の自立を考えた援助活動をされています。

北タイ農村の環境保全を主軸とした住民主体の村落開発支援などを中心にして村人と一体になって取り組まれています。
上記で私がお伝えした「自立」と「援助」の考え方を深く自分のものとして考えられるようになったきっかけは、このLinkさんの活動が元になっているといっても過言ではありません。

木村茂先生の講演会は関西地区と関東地区で年に2回されていますので「自立」と「援助」に興味のある方は、家庭教育以外の角度から考える機会になるのではないかと思います。
木村茂先生とは10年来のお付き合いをさせていただいていますが、私が「先生」と呼べる数少ないお方です。なかなかお会いする機会は少ないですが会うたびに貴重なご意見を頂いて帰ってます(二日酔いも頂いて帰ってます


また、Linkでは少数民族の村へ宿泊して現状を自分の目で見たり、北部タイが抱える環境問題や人権問題を深く考えることができるスタディーツアーも開催されています



遠い国の出来事、自分とは関係のないこと・・・


しかし、自立と援助という家庭教育のテーマから考えると、決して切り離せないような気はします。



Link 〜森と水と人をつなぐ会〜



詳しくはLinkのHPをご覧下さいね



parentscamp at 11:58|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | ぶにん先生の記事

2009年06月09日

今週の ぶにスポ

サッカー日本代表がW杯出場を決めましたね

フランス大会の時までは出場することが大きな目標だったのに、日韓大会、ドイツ大会と経て、今回の南アフリカ大会では出て当然みたいな雰囲気もありましたね。その雰囲気の中で選手たちはよく頑張ったと思います。
特に先日のウズベク戦は、あまりに酷いホームジャッジが多い中での勝利。見ていてもタフな試合だなぁと感じました。ついつい夜更かしして見ちゃいました。岡崎くんのダイビングヘッドはまるで、ボールの方から頭の方に吸い寄せられたみたいでしたよね。

さてプロ野球の方は・・・
阪神が弱い
去年の阪神なら負けていてもどこかで大逆転するだろうという雰囲気があったから、どんなに大差がついていても最後まではサンテレビで試合をみていましたが、今年はなんというか粘り腰がありませんね・・・選手も私(視聴者)も。ブラゼルの加入でどこまで湿った打線に火がつくか。
今年は阪神を応援するというよりかはWBCで頑張ってくれた選手を応援する年にしたいなと思っています。

野球といえば、先日の日曜日に、大学時代の仲間数人でキャッチボールとノックをして汗を流しました。
心地よい疲労感を感じ始めてきて、そろそろ切り上げようかというときに、私に小学生らしき少年が声をかけてきました。

「あの・・・試合しませんか?」

疲れた身体にムチ打ちながら、小学6年生と野球のミニゲームをしました。
軽くひねってやろうかと思いきや、なかなか上手な子たちで、白熱した試合展開になりました。小さな公園で繰り広げられるTG戦さながらでした。
試合は3-5で負け。負け投手はわたくしぶにんでした
試合後には、きちんと整列をして全員で握手を交わしました。少年たちも目を輝かせて「ありがとうございました!」と礼をしていました。
(というか、試合後にサラッ帰ろうとしていた子たちを強引に整列させて挨拶させたのですが

野球のあとは夜から、毎週恒例のバスケへ
さすがに体はダルかったのですが、野球とは使う筋肉が違うのでいつもどおり楽しめました。

若い衆に
「ぶにんさんって年齢の割によく動きますよね」
と、おほめ(?)の言葉も頂きました。
実は私、本とか映画とかゲームとかが好きな内向型な趣味を持っていると思われがちなのですが(嫁さんなんかは私のことを超文化部系と思ってましたし)小学校、中学校、高校とバスケ部で汗を流し、大学では野球のサークルを作って授業を抜け出してはバットを振っていました

この日、寝る前に体重を計ってみるとマイナス1.5kg・・・

野球&バスケでそれだけの汗をかいたってことなのでしょうね。
運動する機会は強引にでも作らないとなかなかする機会に恵まれない年齢に差し掛かってきているので極力、お呼ばれしたら参加しなければいけないなと感じています。
ただ、それが理由で怪我をしてしまって仕事に支障が出ることになったらどうしようもないというのもあるので、怪我だけには気をつけないといけないなと思っています。(試合とかで熱くなるとどうしようもないのですが


最後は、競馬
天皇賞春から予想がどんぴしゃで来ています。
なぜか買わなければ予想は当たるんですよね〜 馬券を買うと不思議と当たらない・・・

仲間内には「ぶにんの買うウマを外して買えば当たる」という良からぬ伝説を作った時期もありましたが、それも今は昔。

先日の安田記念のウォッカは強かったですね。最後の直線で前が詰まっているところをこじ開けてのラスト1ハロンでの差し切り。あれは本物です。
女傑といえば、ヒシアマゾンというのが私の世代の感覚ですが、最近はウォッカやダイワスカーレットなど牝馬が強いですね。



ということで、今日は、徒然なるままにスポーツについて書いてみました。
皆さんもほどほどの運動を

 

 



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2009年06月03日

叫び

今週は、中学3年生の男の子が復学することができました


7ヶ月間の不登校でした。


中学2年生の頃から、「休みたい」と親に訴えてくるようになりました。

当初の理由は友達に「気持ち悪い」と言われたことのようです。

行き渋り初期は、それを「いじめ」と捉え、親御さんも学校側に対応をお願いして当事者同士で話し合う場を設けたり、親御さん同士で意見交換をしたりするなどの対応を取られて解決を目指しました。
しかし、中学生の世界は時に大人の世界よりも残酷で、その結果として起こったのは、さらにクラスで無視されたり陰口を叩かれたり、キモいといわれることがさらに拡大してしまい、さらに彼を傷つけてしまう結果になりました。


不登校になってからは、スクールカウンセラーや市の相談機関に藁をもすがる思いでご相談されました。

スクールカウンセラーのアドバイスを親が受け、3ヶ月後に初めて子どもとスクールカウンセラーが会うことができましたが、継続して相談することもなく、「ゆっくり待ちましょう」という対応を取られました。市の相談機関からもメンタルフレンドの派遣などがあったようですが、子どもは受け入れませんでした。



子どもの性格としては、まじめで、繊細。頑張り屋さんだけど長続きしない。大人の評価を気にするようなところもありました。


私たちの支援を開始したのが4月。

親御さんとしても、学年がわりになれば子どもが動き出すかもしれない、スクールカウンセラーとの関係が進んでいくかも知れないという思いがあり、4月頭の状態を見て考えたいとのことでした。

しかし、クラス替えがあっても子どもは動き出すことができずに親御さんは私たちのところに支援を依頼されました。


中学3年生の場合は、復学という大きな目標に加えて、高校の進路も確定させる学年でもあるので、他の学年よりも支援は足早にしていかなければなりませんでした。復学出来ても勉強面の遅れが大きくて進路がない状況では、彼の性格では再び、自分の殻にこもってしまうかもしれません。

中学3年生の支援の場合、様々なリスクを親御さんに話して、ご賛同いただいた上で早期にダイレクトアプローチをしていく必要があります。
そしてそれが子どもの心に響き、意識を変えていく結果につながるかは、やってみないとわからないところがあります。これは民間の支援機関で少なからずお金を頂いている立場であるのに無責任だと捉えられるかもしれません。しかし、それくらいに中学3年生の復学支援というのは先の読みが立ちにくく、絶対の自信を持って対応できないところもあるのです。
そのあたりも正直に親御さんにお話ししました。


GW明け、直接私がお子さんと会い、話をしました。


「行きたいけど行けない」
「いじめられている。怖い」
「勉強も何もわからない」
「だれも信用できなくなっている」
「親にも悪いとは思ってるけど、親のことも信頼できなくなっている」
「どうせ僕は努力してもダメなんだ!」
「心と体がバラバラです。僕はダメな人間なんだ!」


教育コーチングの場で彼は涙ながらに、自分の気持ちを正直に話しました。
気持ちが昂ぶって、最後の方は鼻血をだしながら苦しそうに心が叫んでいるようにも感じられました。


彼の言葉を借りれば、休んでいる間に様々なことがトラウマになって夜も眠れないし、気分のすぐれないとのことでした。この先のことを考えても希望が持てないとも話していました。

判断としては、自己肯定感が低く、不登校中にどんどん不安を大きくしてしまい、自分の中で処理できなくなってきているという印象を受けました。
私は彼の不安をひとつずつ共感的に受け止めていくことを中心に、対応をしていきました。そしてその上で、具体的に何からできるのかを話し合い、子どもも納得の上で、支援をしてもらう訪問カウンセラーの先生と顔合わせをしました。


そこから1か月間、学校側との話し合いや、いじめの実態(予想外にすでに配慮いただいていてとても助かりました)、クラスの現状を確認し、新しいクラスのお友達にも遊びに来てもらって人間関係を築きました。

また、訪問カウンセラーの先生とは遊びを通じて信頼関係を作り、二人三脚で勉強面のフォローや、昼夜逆転のアプローチ、学用品の準備などを進めていただきました。

とても深い闇を抱え込んで動けなくなってしまっていたケースでしたが、結果的には支援を受けてから1ヶ月半ほどで学校へ戻ることができました。



しかし、不安要素はたくさんあります。

本来、ダイレクトアプローチ前に親御さんに学んでいただく家族療法の部分を駆け足で行い、1日でも早く彼を戻してやることを優先したので家庭内対応を後回しにしました。

家庭内対応の細かいテクニックは、努力しだいですぐに身につきます。

しかし、親御さんの本質的な部分というのを変えるにはどうしても時間がかかります。そしてそこが変わらないと、再び、彼は休むことを選択してしまう可能性が高いと判断できます。
また、子どもの性格傾向として、頑張り屋さんだけども長続きしないというところもあるので、このまま1日も休まずに登校し続けるとは安易に考えられません。休んでは支え、休んでは励まし、休んでは勇気づけという形で、サポートしていくことで毎日学校へ行って小さな不安を乗り越える経験を積み重ねてほしいなと願っています。


今日が登校2日目。 特に行き渋ることなく自転車で登校しました。


初日には聞けなかった言葉・・・



「お母さん行ってきます」



を聞けて親御さんも感動されたようです。その気持ちを忘れずに今後、後回しにした家庭内対応を学んで頂いて、より精進して頂ければと思います。

私もこの2日間ほどはまどろむ程度しか眠れず、食事もほとんど取れない状態でした。しかし、子どもはそれ以上の緊張を抱えて自分の居場所へと戻っていきました。とりあえずはこの2日間のことは手放しに喜びたいと思っています。




登校おめでとうございます




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2009年05月29日

自分の足で 自分の意志で

今週、6年生の男の子が支援を受けて無事、復学しました



半年間の保健室登校を経て、半年間の不登校。教室へ入るのはおよそ1年ぶりくらいだったようです。

5年生の連休明けから学校へ行くことが辛くなり、学校側から保健室でもいいからということでお話を頂き、週3日程度保健室登校をしていました。
保健室では、特殊学級の子と読書をしたり、カードゲームをしたりして過ごしていましたが、それも半年ほどで行かなくなりました。

不登校の問題は複合的な問題が絡み合った問題ですので一概にこれが原因というのは言いにくいですが、彼の場合、大きな要因として挙げられるのは「逃げ癖」でした。

歩いて学校へ行くのが嫌 → 親に車で送ってもらう
作文が嫌          → 休む
水泳が嫌          → 休む
教室に入るのが嫌     → 保健室登校へ
学校が嫌          → 家にいる方がいい


というように、嫌なことを回避し続けた結果として、最終的には学校からも逃げてしまったという分析ができました。
1年生の頃から学校へは車で親が送っていました。学校の門のところで車から泣いて降りない子どもに対して御苦労もされてきたようです。

同時に親の対応を分析していくと、過干渉タイプで、宿題に関しても「これやったの?」持ち物に関しても「これ入れたの?」「はやくはやく」と対応されてこられました。
幼稚園の頃から行き渋ることが多く、その頃から、失敗した経験、ひとりで失敗から乗り越えた経験が少なかったのではないかと判断できました。

逃げ癖に関連したところでいえば、緊張に弱く、親に対しての依頼心が強いところも目立ちました。不登校になってからは、6年生ですがひとりでお風呂に入れない、ひとりで眠れない、思い通りにならないと弟にひどく当たるというところも目立ちました。


親御さんには家庭内での対応の仕方を学んで頂き、極力、子どもに考えさせる対応をしていただきました。
訪問カウンセラーの先生には、自信を持たせる対応を。教育コーチングでは、逃げることでどんどん自分の状況が悪化していることを認識させることを中心にお話をしました。


「嫌なことがあるからと言って目を閉じてしまうと、次に目を開いたときにはもっと状況は悪化しているものだよ」


と、私から彼に伝えました。
彼も6年生ですのでそのあたりのことは頭では理解はしています。だけでも行動が伴わない。理屈を超えたところでの勇気づけというものが必要だと感じました。


前に踏み出していく勇気が持てないのであれば勇気づけをしていき、不安を感じているときには共感的な姿勢で対応をしていき、支援を受けてから3か月で復学できるようになりました。


このお子さんのケースで苦労したところは、家から学校までの距離がとても遠いことです。


登校初日に関しては私も少し離れた位置ではありましたが学校まで歩いて行きました。

なんと、50分もかかりました

毎日学校へ行って帰ってくるだけでここの地区の子たちはたくましく成長するんだろうなぁと感じるくらいの長さでした。と同時に、明確な意思がないと毎日のこの通学路は彼にとって挫折のタネになりうるものだと感じられました。

この日は、カウンセラーの先生も私も5時起きで対応していましたが、朝の風がさわやかで、天気にも恵まれて子どもの門出の日を手助けすることができました。子どもが元気に歩いて行く様子を見れて、疲れも一気に吹っ飛びました。


この子に関して言えば、小1の頃以来、ずっと親が車で送り迎えをしていたので、自分の足で、自分の意志でこの長いと通学路を歩いたのは5年ぶりくらいだそうです。
学校の先生方も、ずっと車で送り迎えしている状況を知っていますので「本当に歩いてくるんですか?学校に来てくれるだけでもうれしいのでお車でもかまいませんよ」とおっしゃってくださいました。

しっかり理由を説明した上で私は歩いて学校へ行くように子どもに話しました。

今日で復学してから3日

今のところ、問題なく登校出来ているようです。

お風呂にひとりで入ること、ひとりでベッドに入ることなども復学支援の過程で乗り越えていきました。

初めて子どもを見た時は弱弱しく感じられましたが、登校が近付くにつれて話し方もハキハキとしてきて、自分の意思をしっかりと私に伝えられるようになってきました。

今後、学校社会の中で不安や緊張を感じながらでも慣れていってほしいと思います。



ホッと一息といきたいところですが、ここからが継続登校の始まりです

 



親御さんには今日の日の喜びを忘れずに、継続登校という新たなステージで家庭教育を見つめなおし、子どもの成長を導いてほしいなと感じました。


登校おめでとうございます





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2009年05月21日

関東ペアレンツキャンプ親の会のブログ立ち上げ!

関東ペアレンツキャンプ親の会の活動について、以前こちらでも紹介いたしましたが、このたび、関東ペアレンツキャンプ親の会のブログを立ち上げていただきました


とはいっても、お堅い活動報告とかそういうものではなく、管理人のみかんさん子育て奮闘記や、不登校で悩まれていた時の経験談を発信していただいたりというものが中心となるのではないかと思います

 


みかんさんは旧ぶにん先生のカウンセリングルームの頃からコメント頂いていたお母さんで、現在は中学生の息子さんと高校生の娘さんがいらっしゃいます


関東ペアレンツキャンプ親の会でも、集まりがある際には積極的に参加していただいている中心的なお母さんです。きっと、そのお人柄がにじみ出た、のほほんとした雰囲気のブログになるのではと私も読者として楽しみにしています



まぁ私がくどくどここで書くよりかは実際、飛んで頂いてみていただければと思います。
リンクを貼りましたのでそちらからもどうぞ


関東ペアレンツキャンプ親の会 管理人みかんの徒然日記



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2009年05月18日

枚方市教職員の皆様への講演会

先日、当カウンセリングルームでも告知していました、教職員の皆様を対象とした講演会を行いました。

大阪府の枚方市の小学校へお勤めの先生方だけではなく、地域の障害者支援をされている先生にも来ていただき、こちらが予想していた人数よりも多くの皆様にお集まりいただき、嬉しく思います。

開始15分前に急いで資料を増す刷りし、予定開始時刻を20分ほど超えたところで、斧原一朗先生の司会による講演会が始まりました。

以下がその内容です。




『不登校復学支援のための積極的アプローチ法と不登校予防のための家庭教育』

・開催日  2009年5月15日(金)18:00〜20:00
・場所   枚方市民会館 第一会議室
・主催   家庭教育支援グループペアレンツキャンプ
・司会   斧原 一朗 (元 枚方市小学校教諭)
・講師   水野 達朗 (家庭教育支援グループペアレンツキャンプ 代表)

=講演内容=

・ペアレンツキャンプの復学支援法とは
   ・家族療法とは (システムズアプローチ)
   ・訪問カウンセリング法 (ダイレクトアプローチ)

・問題行動予防のための家庭教育とは
   ・PCMの11のメソッド解説

・予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは
   ・民間の支援機関としての意見
   ・学校としての意見

・質疑応答


およそ90分ほどの講演でしたが、一通り民間の支援機関としての立場からお話しすることができました。
また、先生方の中には今、実際不登校の児童がクラスにいて、どのように接するべきなのか、どのように親御さんに対応するべきなのかで迷われている先生もいらっしゃったため、私のお話しする内容に皆様、真剣にうなづきながらメモなどを取られていたように感じられます。

参加人数も当初は5名以上としか事前に聞いていなかったのですが、最終的には20名ほどの方に御足を運んでいただきました。


質疑応答では興味深いご意見も頂きました。

「学校には無理に行かなくていい」という親御さんや、学校側に問題を押し付けて自らを省みない親御さんに対しても、このような手法は効果的なのか?

ある先生が質疑応答でおっしゃったご質問です。
私たちペアレンツキャンプでは、「親が変わらなければ子どもは変わらない」という考え方に賛同して頂いている方が、支援を希望されるので、今現在学校教育が抱えている「不登校に問題意識のない親」への対応という面では、苦労した記憶があまりありません。
学校の先生方の立場としても、コスト面を明確に親に伝えた上で、民間の支援機関も選択肢として説明はできるが、問題意識の低いご家庭に関しては、おそらくこのような機関があるということを説明しても糠に釘だろうと感じておられるようでした。
私としても、この命題に明確な答えをお返しすることができませんでした。

不登校や五月雨登校、母子登校が増えている昨今、学校側が抱えている問題というのは、私たちのような支援機関が抱えている問題よりも拡散的だと感じます。拡散的であればある程、先生方のご苦労は増すばかり。
我々としても、とても勉強になる質疑応答となりました。

ご用意した書籍も完売し、先生方も新たな考え方や対応策を必死に模索されているのだなと感じました。


また、講演会終了後の懇親会にもお呼ばれして、楽しいひと時を過ごすことができました。お忙しい中、参加していただいた先生方ありがとうございました。







また、数名の親御さんから問い合わせがあったのでご説明します。
今回は特定の市の教職員の皆様を対象とした講演会でしたので、事前告知は特定の方面でしか行いませんでした。親御さん対象の講演会を行うときは事前に告知いたしますのでご安心ください



parentscamp at 18:33|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 対談・講演会の記録 | ぶにん先生の記事

2009年05月14日

メンタルヘルスカウンセリング

不登校カウンセリングの領域は多様性に富んでいて、多くの手法や考え方が乱立しているように感じられます。

ペアレンツキャンプに相談に来られる親御さんの多くも、いろいろな相談機関に出向き、そしてその数と同じくらいの考え方に触れます。中には真逆の対応を指導され混乱されるケースもあります

私にも明確な答えとして不登校のケースはこの手法で!というものはありません。

大切なことは、カウンセラーとして多くの手法や考え方を学び、各家庭、各クライアント、各子どもの状態を分析しながら、自分の引き出しからひとつの手法を取り出していくという考え方がベストなんじゃないかなと感じています。



今日、ご紹介するのはメンタルヘルスカウンセリングです。


メンタルヘルスカウンセリングとは、読んで字の如く、精神的なケアを目的としたカウンセリングです。

具体的にいえば、精神的に健康な状態でいる人が人生を送っていく上でいろいろな困難な出来事に出会った時に、精神的な病に陥ることなく、心の安定であるとか心の健康であるとかを維持・発展して生活していけるように援助するカウンセリングです。

クライアントが遭遇している問題とは、例えば、人づきあい、進路、家族関係、学校や職場などの適応などが挙げられます。
メンタルヘルスカウンセリングでは、それらの問題をどのように解決していけばいいかをクライアントとカウンセラーがともに考えて解決方法を見出すという協同作業をすることが中心となります。

目標とするのは、当面の課題をクライアントが解決し、それを乗り越えるという体験を通じて、クライアントが精神的に成長し、将来遭遇するであろう人生の様々な困難に対して、乗り越えられるように精神的に高い心の健康を獲得できるようにすることです。

このような考え方なので、過去の状況を掘り起こしていくというよりかは、未来の困難に対処できる能力を獲得できるようにすることがとても大切だと考えられています。


このメンタルヘルスカウンセリングの技法や考え方は、親子間のコミュニケーションの中でも十分活かすことができる手法だと私は感じています。
時には教育コーチングにて登校刺激をする際にも、私は「ひきだし」の中からこのメンタルヘルスカウンセリングの考え方を取り入れることもよくあります。


家庭教育に関しても様々な考え方がある現代。
自著にも書きましたが、今はそれらの多様性に富んだ考え方の中から親がどれを選びどれを切り捨てていくのかという能力が大切ではないかと感じます。

今日ご紹介したメンタルヘルスカウンセリングの考え方は不登校解決の手法としても、母子登校の克服にしても、予防的な家庭教育の考え方にしてもアジャストしやすい考え方ですので、今日、ご紹介しました。




さて、わたくしぶにん先生は、明日は大阪で教職員の方々を対象とした講演会があります

今から内容を考えて、資料を作らなければなりません。問題を先送り先送りにしたツケが来ました・・・
ついこの前、子どもにコーチングをする中で「逃げてるだけじゃだめだ!冷静に状況を判断して問題を先送りにするなよ」と伝えたばかりなのに・・・まだまだ私自身も精進しなきゃならんなぁと感じます


また講演会の内容も、お伝えできる内容であればブログにまとめていきたいと思っています。

今週は復学支援&上記の講演会でバタバタしていて日々奮闘中ですが、忙しくて時間がない時こそブログを連日更新する・・・
う〜ん。実にスマート(あまのじゃく?)な生き方







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2009年05月13日

おじいさん方に縁のある今日この頃

今日は、水曜日

事務所にて、家庭教育支援コースのクライアントさんたちの電話カウンセリングの日です。出張が続いたためノートもいつもよりも溜まっています

先週、木曜日と金曜日。そして今週、月曜日と火曜日は以前の記事でもお伝えしていた通り関東方面の方の復学支援をしていました。



そんな折、魅力的なおじいさん方との出会いがありました


いぁ、そんな深くお話ししたりとかいうわけじゃなくて、なんか「かっこいいなぁ」と感じたので記事にしたいと思っただけです。家庭教育とは全く関係ないのでお忙しい方は読み飛ばしてくださいね。




いま新幹線には全席禁煙で1畳間くらいの喫煙ルームに灰皿が2個だけ設置されている喫煙室があります

全車というわけでありませんが700系ののぞみはすべてこのスタイルで喫煙車両はありません。
なんせ、とても狭いし1回に2人しか入れないし、2人入ったら超密着状態です。



ふと私がタバコを吸いに行くと、ひとりのおじいさんがあとから入ってきました。



じいさんはタバコに火をつけて一息。遠くを見ながら・・・



じいさん「生きにくい時代になりましたなぁ・・・」
ぶにん「・・・」
じいさん「2時間半吸えないのは辛いですな」
ぶにん「そうですね。辛いですよね(アクティブリスニングOK)」
じいさん「長時間タバコを吸えない状況は戦時下の●●の戦いの頃を思い出しますなぁ」
ぶにん「はぁ・・・」
じいさん「あの頃は・・・」
ぶにん「(いかん!このパターンは長くなるパターン!どうしよ)」
じいさん「それでですな・・・あの時代というのはなんちゃらかんちゃら・・・」

              ・・・5分ほど話が続き・・・

ぶにん「じゃ、ボクは戻りますね」 (ササッ)



と2本目に火をつけたらドツボにはまると思い、1本で喫煙室を後にしました。あんな狭い密室で独り言なわけないし、たぶん私に話しかけてたのは確実。でもあえて誰かに話す内容なのかなぁとも思いながら席へ。



話は変わって、夕飯を食べに回転寿司屋に行った時のこと。
出先ではゆっくりと食事をとる時間がないので、回転寿司はすぐ食べれて早い時は15分くらいで食事を終えられるので重宝しています。


私が食べていると、となりにじいさん2人組が来ました。


店員に、日本酒を注文して、刺身の盛り合わせを注文されてました。この年齢になると寿司は腹に応えるから刺身だけでイイのだそうです。
2人で乾杯を終えてじいさんトークが始まりました。すぐ隣の席なので会話はすべて聞こえます。

じいさんA「あ〜。酒がうまい」
じいさんB「ですな。これで鈴木と山田がいれば、なおよかったな」
じいさんA「あいつら早かったからな」
じいさんB「2年前のクラス会では元気だったのにあっという間だったな」
じいさんA「さみしくなる一方ですな」
じいさんB「ですな〜」
じいさんA「まぁ81にもなれば旅立つ奴も多くなるわな」
じいさんB「ハッハッハー(笑)」
じいさんA「佐藤も最近は足腰が悪くなってきてるらしい」
じいさんB「腰はともかく、足はつらいですなぁ」
じいさんA「まぁ、口が動けばうまいもんは食える」
じいさんB「ハッハッハー(笑)」



断片的にしか覚えてないのですが、印象としてはとても楽しそうでした。内容は私からしたら寂しさを感じる内容のような気がするのですが、このじいさんAとBはむしろ楽しみを見出しながら、先に逝った人を想い、これからの自分の人生についても悲観していないような感じでした。

私は、父方のじいさんは私が生まれる前に他界してますし、母方のじいさんも記憶にない段階で他界しています。
なので、自分にとってのじいさん像というのが、明確にありません。


この2つのケースのじいさんの会話を聞いて、人生長く生きればそれだけ良くも悪くも思い出は増えていくのだと感じました。そして良くも悪くも思い出というのは積み重なっていくこと自体に楽しさを見出されば、いつかだれにでも訪れるであろう死というものに対しても受容できるスタンスであったり、勇気であったり、あきらめであったりそういうものが身についていくのだとも感じました。


特に今日の記事に結論はありませんが、なんか、かっこいいじいさんたちだなぁと感じた今日この頃です



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2009年05月09日

言葉のイントネーション

5月に入ってから関東方面での復学支援があり、毎週新幹線に乗って関東方面のクライアントさんのところを回り、お子さんに教育コーチングをしたり、訪問カウンセラーとの打ち合わせをしたり、学校側への説明をしたりと動き回っています

毎週水曜日は、家庭教育支援コースのクライアントさんの電話カウンセリングがあるので事務所に帰らなければなりません。なのでそれ以外は関東人になりつつある今日この頃です


私は大阪生まれの大阪育ちですので、生粋の大阪弁使いです。


時にそれが関東方面では「早口でわかりにくい」と感じられたり、「どういう意味か分からない」と捉えられることがありました。そのような経験を踏まえてここ最近は極力ゆっくりと話し、標準語の表現を意識しています。


カウンセリングや教育コーチングは言葉でいかに感情を伝えるか、または相手の感情を揺るがせるか、エンパワーメント出来るかという要素が強いため、地方地方での支援には、なるべくご当地のイントネーションを組み込むようにしています。これがとても難しい。というかまだまだうまくいってないような気がします

5月いっぱいは関東方面に行く機会が多そうです。
金曜日の夜に自宅に帰ってきて、嫁と話してると・・・

「なんかイントネーションが変やで!」

といわれる時もあります。

出張が続くと、妙に嫁に気をつかうワタクシぶにん先生
帰りの新幹線では機嫌取りのアイテムである「東京バナナ」を抱えて帰ることもあります。まぁ最近は関東方面のご当地のお土産を時間があれば買うようにしているので嫁さんも、出張をねぎらってくれているように感じます


なので電話カウンセリングの時に、私の発音が変だなと感じられた時は「しばらく大阪離れてたのね」と思っていてくださいね

来週もさっそく月曜日と火曜日に、復学前の学校説明と、教育コーチングに行ってきます。天気に恵まれるといいのだけれど



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2009年05月06日

連休明け不登校のはじまり

GWも今日で終わりですね。
皆さん楽しい連休をお過ごしになられたでしょうか


皆さんはゴールデンウィーク明けからの不登校が多いのをご存知でしょうか。私はこれまでに多くの不登校の親御さんと子どもたちを支援をしてきましたが、休み始めた時期として多いのは1年の中でも夏休み明けとゴールデンウィーク明けなのです。

不登校の原因はケースによって様々です。
単純に「これが原因でウチの子は学校へ行けない」というのは稀で、多くは複合的な問題が絡み合ったものが目立ちます。詳しくは
コチラを参照してください。


では、なぜゴールデンウィーク明けからの不登校が多いのか。一緒に考えてみましょう。


理由として一番に挙げられるのが時期的な問題です。

4月。子どもたちを取り巻く環境は大きく変わります。クラスが変われば友人関係も変わります。進学すれば通う場所が変わります。学年が変わればこれまでにはなかった委員会やクラブ活動などがあります。担任が変われば、クラスの雰囲気が変わります。4月は子どもたちにとって負荷のかかる時期でもあるのです。

その中で、子どもたちは環境に慣れようと一生懸命頑張ります。これは大人である我々も経験してきた道なのでよくわかると思います。
ゴールデンウィークは4月を戦い抜いたあとにやってくるオアシスなのです。4月中は気持ちも張っているし多少緊張しながらでも嫌なことがあっても学校へ行くことを選択します。

しかし、1週間近い連休に入ると張り詰めていた心が急激に弛緩します。
わたしたちの時代では、学校へ行くのは当たり前でしたが、現代ではクラスにも不登校の子はいるでしょうし、昔に比べて「学校を休むことに対するハードル」は下がっているように感じられます。
そのハードルの低さと、急激な弛緩が、(時に5月病と呼ばれたりもしますが)連休明けの不登校に結びついてしまうのです。

4月には頑張れていたものが、連休で緩んでしまうことで5月には頑張れなくなります。
学校には少なからずストレスがあります。家にいることで4月の苦労を思い出して学校へ行くのが嫌になります。朝になると、

「頭が痛い」 「吐き気がする」 「お腹が痛い」

と身体症状となって出てくる子も多いです。

そして、GWの連休明けから休んでしまう子がでてきます。

子どもたちにとっても最初は「今日だけ休んで明日からは行こう」という軽い気持ちだったのかもしれません。実際、1日2日休んだあとで自力で復帰する子、友達に引き上げられて行く子はいます。
しかし、中には1日だけ・・・のつもりがずるずると1週間休んでしまい、休み出した当初にはなかった問題も出てきてしまって、さらに行きにくくなります。

休みだした当初にはなかった問題とは、つまり、勉強の遅れであったり、休んでいたことを友達にどう思われているかが気になったり、ちょっとした嫌なことが休んでいる間に自分の中でとても大きくなってしまったり(大きくしてしまったり)という問題が出てきます。


この状態になると、長期間の不登校に発展してしまう可能性が高いです。



もしも、早期に専門機関や相談機関に相談されていれば・・・というケースも多々ありました。不登校の問題は、休み始めてから新たに出てきた問題の方が根深く、親も子も深く傷ついてしまいます。
初期の段階だと外部のカウンセラーのフォローなくとも、親の対応次第で復学することも考えられますし、学校側との連携も取りやすいのではないかと思われます。

楽しい連休の後でやってくる不登校。
親としては容易にそのような状況を受け入れられないと思われます。


私たちペアレンツキャンプは、そのような状況を予防するための「家庭教育支援」と、実際に不登校状態になってしまったケースを支援する「問題解決支援」の2つの支援で親御さんを支援しています。


お一人で悩まず、お気軽にご相談くださいね。    ご相談フォーム



※ペアレンツキャンプでは初回のご相談はメールかお手紙での相談とさせていただいております。その後、初回の電話(インテークカウンセリング)で直接お話をお伺いしております(無料)。
よろしくお願いいたします。









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