親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2011年03月14日

東日本の震災について

関東、東北を中心に大きな地震が起き、週明けからようやくその被害の全容が徐々に報道されるようになりました。

被災して困難な状況に置かれている方、今現在もなお救助を待たれている方がおられることでしょう。そのような方のひとりでも救われることを切に願います。


ペアレンツキャンプで支援を受けているご家族に関しては、支援中の方に関しては今のところ命の問題はないようです。
地震直後に仙台のお母さんとメールのやり取りができたのは不幸中の幸いでした。今は電気は通り始めたけれど、食糧不足が深刻な状況のようです。私ができることを考え、応援することしか今はできません。

また支援卒業された方までを含めると、関東、東北の方の全員は把握しきれていない状況ですが、もし無事であればメールか、このブログにコメントを残していただければ幸いです。心配しています。


私のほうは、出張がなく事務所にて電話カウンセリングや家庭ノートのチェックをしていた最中の揺れでしたので、特に被害はありませんでした。関東在住の訪問カウンセラーに関しても無事が確認できています。


以前にスマトラ島の地震の際に、緊急援助で物資をスリランカに送ったことがあります。
その際にやりとりをしていたスリランカの人(この方は私がスリランカに行っていた際にお世話になっていた方です)がメールをくださり、日本の状況を心配してくださっていました。
報道などを見ていても、四川地震のを経験した中国の方が日本を応援してくださっていたり、イギリスやアメリカ、台湾、韓国などの諸国が日本への援助を申し出ています。ありがたいことです。
人道的な見地でこういう時だからこそ助け合えるのが人間だと思います。被害にあっていない大多数の人が「無理のない範囲で何かできることを考える」ことが被災された方を支えるのだと思います。

神戸の地震の際にもそうやって私たちは助け合い、支えあってきました。今回の震災も多くの命が失われ、目を覆いたくなるような悲しみがありますが、少しでも被災された方が前を向けるようにみんなで支えていけることを望みたいです。


今がつらいと感じられるのは、裏返せば「今、生きている」ということ。

まずはこれに尽きます。




今は本当につらい状況で頑張って生きておられることでしょう。しかしその上で、私が心配しているのは今の生きるか死ぬかの問題を乗り越えた後です。

その後には張りつめていた緊張が途切れ、どっと疲れがでてきます。そして現実的な諸問題が目の前に明確な形で現れます。その問題が疲れた精神精神に追い打ちをかけることでしょう。
神戸の震災の時もそうだったのですが、緊急避難などが一段落して、今から落ち着いた暮らしのために準備をしていくという段階で「心の問題」が出てきました。
決して不安を煽る意図ではありませんが、そのあたりの「気持ちの準備」をしているとしていないでは効果が全然違ってきますので、心の隅の隅のほうに覚えていただければと思います。


部分停電や、ライフラインの整備などの遅れによって不便な生活になることが想定されます。支援中のクライエントさんにつきましては、このイレギュラーな状況ですので支援法やスケジュールの再調整は必要になるかもしれません。話し合っていきましょう。

また家庭ノートの郵送が、ヤマトさんの関係で滞る地域もあるかもしれません。万が一、そのような状況であればお知らせくださいね。


関東、東北の方と、無事に3月27日の親の会でお会いできることを楽しみにしております。(←参加は無理なさらないでくださいね)






よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 12:09|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年03月09日

西と東で親の会

日差しの中に流れる風に春のにおいが感じられる今日この頃ですが皆様お元気にお過ごしでしょうか

花粉症の方はそろそろムズムズとしはじめているようですね。私の嫁さんも今朝「そろそろキタかも」といって鼻をズズズズ言わせていました。私は今のところ人生で花粉症とは無縁ですので、花粉症の方にはなんだか申し訳ないです



さて、今日は親の会の告知です




 ペアレンツキャンプ大阪お茶会

  ・2011年3月13日(日) 14:00〜17:00

当センターで今現在支援中のお母さん方と、最近ご卒業されたお母さん方の数名でささやかなお茶会を開催します。
今のところ参加予定は7名程度です。西日本で支援を現在受けられている方には連絡を差し上げましたが、他に卒業生の方でぜひ参加したいという方がいましたら水野のメールか当センターの問い合わせフォームよりご連絡ください。


 第5回関東ペアレンツキャンプ親の会

  ・2011年3月27日(日) 12:30〜17:00

関東方面の卒業生の方を含めてペアレンツキャンプで支援を受けられた方を中心にお声をかけております。
関東方面に関しては親の会の組織がしっかりと運営されており、私としても「行くだけ」でいいのでとても助かっています。
回数を明記して開催し始めて今回で5回目になります。いつも20名ほどの方が遠く静岡県や宮城県からお集まりしていただいております。今回も今のところそのくらいの方が参加予定です。皆さんと楽しい時間を共有できればと思います。

詳細は親の会のブログをご参照ください  コチラ



こうやって新しい方々との交流が年々増えて、さらに支援を卒業されて今は不登校のことなどを考えずに笑顔で過ごされている親御さんのお話などをお伺いすると私自身もパワーが頂けます。

支援当初小学生だった子どもが今は大学生というケースもあり、そのような状況を伺うと「あの時に縁があった良かった」と実感します

また今現在支援中の方や、これから支援を進めていく方々にとっても支援の先輩ママのお話を直接聞ける機会というのは貴重なことのように感じます。
家庭教育支援コースの親御さんにつきましては基本的に私と顔を合わせることなく支援が終了するケースが多いため、このような機会にお顔を見ながらお話ができるというのも嬉しいことです




さて、私のほうはというと・・・

ここのところは事務所で電話カウンセリングをしながら家庭ノートチェックをしたりする日が増えています。出張がないということはそれだけ緊急性のある状況がないということですので、私が担当している親御さんが家庭内で学びを実践に変えて努力していただいている成果だと思います。もちろん子どもたちもよく頑張ってくれてます

支援以外でのお仕事としましては、家庭教育推進協会の会報(第3号)の原稿依頼が届いていますのでそろそろ執筆にかかろうかなと思っています。あと4月発刊予定の書籍の最終の詰めも進めているところです



3月は皆様と直接お会いできる機会がありますので体調管理には気を付けないとなぁと思っている次第です。
皆様も当日、元気なお顔を見せてくださいね


(おっと。今日は3月9日。サンキューの日ですね。日頃なかなか感謝が伝えられていない方に「お陰様で」という感謝を伝えるいい機会かもしれませんね。私も嫁さんに伝えてみましょうかね〜)



よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ

 



parentscamp at 15:37|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年03月02日

便利さと幸せは比例しない

ふと牛丼屋さんに入った時に思ったことを今日は書こうと思います


今はどの牛丼屋さんでも注文を取るとき、機械を使ったり、紙に書いたり、食券システムを導入したりするのが普通のようです。


実は、私は18歳のころ、某牛丼チェーン店でアルバイトをしていました。そこではいろいろな経験をさせていただきました。
(また機会があればお話ししようと思います。18歳である店舗の店長代行を務めていたんですよ)


その中で、最初すごく苦労したのがオーダーの取り方です。
私がアルバイトをしていたころはオーダーはすべて暗記でした。
ですので、お客様が1名であれば

「特盛、味噌汁、おしんこ」

とかなので覚えてそのままオーダーを通すことができます。

しかし昼食の忙しい時間帯に学生の集団が来た時が大変で

A「俺、並盛と味噌汁」
B「大盛と味噌汁」
C「並」
D「大盛と玉子」
A「あ、俺も玉子ね」
E「特盛」
F「並とおしんこ」
G「特盛つゆだくで」
H「並、おしんこ、味噌汁」
C「あ、やっぱ俺も大盛りに」


さぁて・・・こうなると大混乱です。

しかしシステム上、これを一括で覚えて厨房に整理して通さなければなりません。これが最初はなかなかできませんでした。
かな〜り苦労しました。でも不思議と慣れてくると、頭の中で整理してうまく覚えられるようになるんですよね。私の頭の中で下記のように変換されるわけですね。

「特1特だく1大盛3並3、汁3玉2おし2」

そしてそれをそのまま厨房へ。
コツは決められた順番に当てはめて整理することと、多少ミスがあっても商品を出しながら微調整していくということです

でも今の時代では、機械でサッとミスのないようにしてしまうので、このような経験ができないんだなぁ。もったいないなぁと思った次第です。便利になると、できない経験も増えてくるんだなぁと。




時代はどんどん移り変わり、便利さを人は求めて不便さを愛せなくなってきています。
私もどんどん便利になる文明の利器に頼っています。しかし昔の人は大変だったのではないかとも同時に思うのです。そしてその大変さ(不便さ)が人を成長させていたのではないかとも。不便さは嫌だけど、今の子どもたちは私たちが当たり前に苦労してそこから学んだことを経験できないのは幸せなことだろうかなんて感じちゃいます。良し悪しはあるのでしょうが。


私たちの支援法でも、もしメールの機能がなかったら、もしケータイがなかったら、もし新幹線がなかったら・・・など考えるとおそらくは立ち行かなくなるのではないかと思います。便利な世の中にはなりましたがそれに比例して人々が幸せになったかといえば疑問を感じます




そういえば、私が少数民族の村で暮らしていたころに村の人に言われたことがあります


「日本は物もあるし働けばお金が手に入る。ここには森の恵みはあるがお金はない。でもここにはお酒を飲んで笑いあえる仲間と時間があるんだ。日本は幸せか?ワシはそれだけあれば幸せだ」


と。その話のあとには近代化によって若者がどんどん都会の暮らしに染まっていく話を聞かせてくれました。
私がたまたま村を歩いていたら声をかけてきたおじいさんです。その後、家の前の木のところに座って話をしました。
その際に「これは幸せになる薬だ」といって差し出されたのはアルコール度数が半端ない自家製の焼酎でした
その焼酎と紙巻きたばこを吸いながら、森を眺めていたら「あぁ。このじいさんのいうことは一理あるかもなぁ」と感じたのを思い出します。


便利さと幸福は比例しない。不便さと不幸も比例しない。でも人はさらなる利便性を求めて文明を磨いていくのでしょう。
その中で時々は不便さを愛する思考も必要なのではないかと、お昼に牛丼を食べながら思った次第です





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ

 



parentscamp at 18:28|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年02月24日

世界で革命の風が吹いている

エジプトを始めとして、中東やアフリカで革命の風が吹いています。これは知れば知るほど大変意義のある変化だと私は思います。

イスラム世界の内輪もめ(スンニ派とシーア派)だとか、親米と反米勢力の構図の逆転だとかメディアに出ている人が偉そうに言ってるのを聞きました。果たしてそんなものかなぁ。
案外、このような革命が起こることでビクビクしているのは日本の権力の中枢の人たちかも・・・なんて思いました。(中国ではさっそくジャスミン革命やエジプト革命などのワードは検索できなくなり分かりやすい形の情報規制が始まっているようです)


そんなことを考えている矢先に、クライストチャーチでの大地震。多くの人々が犠牲になり、今も懸命な救助活動が行われています。

このような報道を聴いていると「気になる日本人の安否ですが・・・」という報道姿勢を目の当たりにします。
昔、ロックバンドのイエローモンキーが

「外国で飛行機が落ちました。ニュースキャスターは嬉しそうに乗客に日本人はいませんでした。僕は何て言えばいいんだろう。僕は何て思えばいいんだろう。こんな夜は君に会いたくて、会いたくて。」

なんて歌っていましたが、私も同じような気持ちでニュースを見ていました。
確かに日本人の安否は気になります。私も知人がそちらに行っているので。

でもそこだけを切り取って伝える報道ってどうなのだろうか

そして、そんなに日本人が気になるのであれば、今現在、革命が起きている地域(リビアでもチュニジアでもバーレーンなど)でも日本人はそれなりの人数はいるのではないでしょうか。ニュージーランド地震一色で、メディアから流れてくる革命の情報が意図的に少なくなってきているような気がします。
逆にそこが私には不自然に感じ、このような革命の風を日本の抑圧されている人々や、鬱積した気持ちを持っている人たちに知らせたくないのかななど思いました。
日本でも革命が起きたらどうなるのだろう?なんて考えると不安な気持ちと変化への期待とが半々で、不思議な気持ちになります。ちょっと期待の方が大きいかもしれません。



とまぁ、前置きが長くなりましたが、個人的には海外の情報が気になる今日この頃です。イタリアの長友も気になりますしね。あ。オランダの宮市も
あぁ。プロ野球のキャンプの気になりますね。さすがに佑ちゃんばかりすぎて・・・




さて、私の方はと言いますと、復学支援や講演会やらで日本国内で西へ東へと走りまわっています アメニモマケズカゼニモマケズ。

ここ最近で四国と関東の中学2年生の男の子が不登校からの復学を果たしました。2人とも継続登校の初期段階ではありますが、現在まで1日も休むことなく頑張っています


「本当は学校へ行きたい」


彼らはそのように私に言いました。
でもその気持ちを明確にして行動をして結果を出すためには、自分の心の中で革命を起こさない限りは乗り越えられないことではありました。
まだまだ山あり谷ありの日々が続くでしょうが、彼らの革命を応援していきたいと思います

また年始一番で復学を果たした中学生の女の子も復学後、2日間だけは早退してしまいましたが、それ以外は気持ちを立て直しながら継続登校を頑張っています。継続登校1カ月。そろそろ気の緩みや具体的な問題を抱えてくる頃ですので家庭内対応の見せどころとなってくるでしょう。

また、私が支援中の小学1年生の母子登校のケースでも、予想よりも早い段階で母子登校からの切り離しの対応が進み、昨日、久しぶりにお母さんが学校までついて行かずに、ひとりですべての授業を受け、ひとりで下校しました
今日も朝にはひと悶着ありましたが、無事に登校しすべての授業を受けてきたようです。引き続き、駄目なものはダメ。支えてやらなければならないところは全力で支えるというスタンスで親御さんには対応をしていただくことになるでしょう。私はその頑張りを応援したいと思っています。



以上、近況報告でした

少しだけですが風の中に春の匂いを感じられました。花粉症の方は、辛い季節になりますが、おからだご自愛されて下さいね。





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ





parentscamp at 22:08|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年02月15日

アトピーも何のその

今日はちょうど去年の今時分に復学を果たした当時小学4年生の女の子の家庭のお話をしたいと思います


小学3年生の末から学校へ行き渋りが出始めました。
親御さんとしては見守りながらも、状況を見ながら登校を促す日々を過ごされました。しかし4年生の夏休みを過ぎたあたりから五月雨登校の状態となり、秋にインフルエンザで長期出席停止明けから不登校になりました。

このままでは不登校が長期化してしまうと考えて、親御さんは叱ったり、なだめたりを繰り返しましたが、学校まで無理やり連れて行っても教室に入れなくなり、保健室登校を提案しても動けない状態になりました。

相談機関にも相談をしましたが、

「今はエネルギーが不足している状態。休ませましょう」
「学校に関連する話題は避け、家の中で好きなことをさせましょう」

と言われ、お休みをすることを親が認めると、子どもは以前よりも元気にはなりましたが学校へ行くことからはどんどん遠ざかりました。

また、そのような対応を1か月続けた結果として、これまで一人でできていたことができなくなり、親を頼ることが多くなりました。また親に対する暴言や暴力、(おい、おまえ!メシはまだか!など)兄弟げんかも激しくなりました。
もともと依頼心の強い子ではありましたが、暴力暴言はなかった子なので親御さんとしてもかなりショックを受けられたようです。それでも相談機関のアドバイス通りにしばらくはそのような暴言や暴力も受け入れていました。
そのような生活を続けることに親としても疑問を持たれて、ペアレンツキャンプの支援の受けられました。


支援当初の子どもの性格としては

・神経質
・自分本位
・嫌なことからすぐに逃げる(宿題など)
・感情的(イライラ)になりやすい
・飽き性(習い事など)
・内向的(友達の輪に自分からは入れない)

ということが挙げられました。

このような性格は「これまでの子育ての過程で身についたもの」と「不登校になってからの対応によってそのようになってしまったこと」の2つに分けられました。私たちは、家庭ノートチェック法の中で親御さんと子どもとの関わり方や会話を細かくチェックして、そのようにすればこの子が以前のように元気に学校に毎日通えるかを模索しました。


親御さんの子育ての傾向としては

・過干渉
・親の価値観を押し付けがち
・共感が少なく、親側の感情表現が伝わりにくい
・親が心配性で先回りをして発言してしまう
・父性の存在が不明確

という点が挙げられました。
親御さんには過干渉対応というものがどういうものなのかを具体的に学んでいただき、譲れる点と譲れない点を明確にする対応をしました。また親側の感情表現がわかりにくい形であったものを「うれしいときはにこにこする」「悲しいときは無言でうなだれる」などをし始めました。

そうすると、これまで一人では2階に上がれなかったのが一人で上がれるようになったり、トイレに一人では行けなかったのが一人で行けるようになったりという変化が出てきました。
生活面では夜更かし傾向が出てきていましたが、そのような対応を入れる中で、子ども自身が親の顔を見ながら早くにテレビを切り上げて寝支度をするようになりました。


彼女の支援でポイントになったのがアトピーです。


幼少のころからアトピーがひどく、親御さんとしてもアトピーが今の不登校になった一つの要因だと心配をされていました。
針治療などを進めてはいましたが、時には針治療の結果、さらにアトピーがひどくなることもあり、なかなか完治ができない状態でした。

しかし、ここで考えなければならないのはアトピーだからといって学校をあきらめるのはどうだろうかという視点です。
アトピーがひどくても毎日学校へ行き、自立を果たしていく子たちはたくさんいます。その中で不登校になってしまったのは彼女だけでしたのでアトピーは一つの要因ではあるけれども根本的な原因ではないという考え方を親御さんには伝えました。


家族療法を継続しながら、タイミングを見て、登校刺激を行いました。

彼女のケースでは不登校状態から抜け出すための「きっかけで作り」と「勉強面などのフォローなどの支え」が必要でした。そのためにご近所の女性の大学生と、どんきー先生に対応をして頂きました。

そしていよいよ3月頭の復学日の朝。

雪が降りやすい地域ではありましたが、彼女が登校をする朝の1時間だけ見事に雪がやみ、彼女は傘もささずに校門をくぐっていきました。
そして彼女が校門をくぐっていった後、我々が登校路を逆に歩き始めたころに雪がぶわ〜っと降ってきました
彼女の門出のために雪も少しの間我慢をしてくれたのでしょう。ありがたいことです。
支援する側としても今学年中に復学を果たし、春のクラス替えまでに学校へ行く経験を積ませたかったのでギリギリ間に合って本当に良かったと感じたのを覚えています。そして大雪の降る中、学校をまがった角の所で泣いておられた親御さんの顔を今でもよく覚えています。



復学を果たしてからは最初の1か月ほどは不安定な日が続きました。

体がかゆいなどでイライラして朝に大泣きすることもありましたし、登校班に合流できずに玄関で固まってお休みすることもありました。

しかしそんな欠席を4.5日経験していく中で、彼女は学校へ行きたいという思いを明確にして自らの足で学校へ通い続けました。その背景には父性対応や、お母さんによるイライラ助長対応を避ける対応などがありました。

雪が多い地区ですので他のお子さんの車での送り迎えが多い環境ではありましたが、彼女はよほどの大雪の日以外は自分の足で登校し、帰宅します。今まで少しでもいやなことがあると泣いて逃げていた様子を見ておられた学校の先生方も彼女の変化(成長)に驚かれていました。


5年生になるクラス替えがありました。
環境適応に不安がありましたが、彼女はとくにそれに躓くことなく乗り越えていきました。これには私としてもホッと胸をなでおろしました。

そして、桜が散り、葉桜の季節を迎え、夏になり、プールが始まりました

そのころには登校自体は安定し始めており、徐々に家庭内の細かい対応に着手をし始めていました。(いわゆる細かいしつけの箇所)

プールに関しては、実際に彼女のアトピーの状態ではプールを受けるのが難しく、私としてもプールは堂々と見学をさせてあげましょうという指示を出していました。
ここで驚いたことに、そのような対応を入れると彼女のほうから

「火曜日は体育が5時間目だから、その日は保健室でシャワーを借りれるからかゆくはならないと思う。だから火曜日以外のプールを欠席する」

という意見がありました。


これには私も親御さんも驚きました

もともとプールの経験の浅い子ですので水泳に対して苦手意識もあれば、プール後の体のかゆみも経験しているのでプール授業は彼女にとって大きな障壁なのです。
性格としても嫌なことや苦手なことから逃げることしか考えずに泣いたり暴れたりしていた子でしたので、自分のほうからそのような言葉を伝えてきたことにうれしさよりも驚きが先に出たのは正直なところでした。

ここで私はこの子は年相応の自立が果たされてきて、学校へ毎日行くことが当たり前のレールに戻っていったのだなと感じました。
その後の支援としては訪問カウンセラーが市民プールに連れて行ったり、家族で彼女の自立をより促して親子の信頼関係を築くためにはどのようにしてくかなどを考えていきました。

そして昨年末、私は久しぶりに彼女に会いに行きました。

アトピーは針治療の結果か、毎日登校ができているといううれしさの影響かずいぶんと目立たなくなっていました。

そして私と彼女の話の中で、

「学校は楽しい

という言葉が出てきて、私も笑顔になり、それを見て彼女もニヤッと照れ笑いをしていました。アトピーも何のその。彼女はそれをも受け入れて自分の果たすべき行動を理解していたのです。親御さんもその様子を見てうっすらと涙を流されていました。

支援としても親御さんはすでに私たちが直接対応をしなくても何か子どもが問題を抱えて帰ってきたとしても家族だけで乗り越えられるスキルと姿勢を身につけておられたので年末に支援を卒業されました。


昨日、バレンタインデーに彼女の親御さんから地域で有名な和菓子とお手紙を送っていただきました。(ありがとうございます。さっそく完食しましたとてもおいしかったです。)

そのお手紙の中にこうありました。


「先生、娘は朝は時には文句を言いながらも毎日学校へ通えています。ありがとうございます。まだまだおぼつかない足取りではありますが、先生に教えていただいたことを胸に彼女と歩んでいきたいと思います」


不登校からの復学、そして1年間の継続登校、そして支援のご卒業おめでとうございました





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ




parentscamp at 13:17|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 実際の復学事例 | ぶにん先生の記事

2011年02月11日

表現力を高めることが不登校の再発を予防する?

こんにちは

今回も私どんきーが書いています

寒い日が続きますね。今日は大阪でも雪が積もりました何年かぶりではないでしょうか。
インフルエンザも流行っているようですので体調管理には気を付けていきましょう

今日は祝日ですが、ぶにん先生と共に事務所で仕事をしています。出張が続いたので、家庭ノート添削など事務作業が山積みです
ぶにん先生は気合で家庭ノート添削を今日一日で10冊ほど終わらせたみたいです。スゴイ




さて、今日は子どもたちの読み書きの能力はいつ伸びるのか?についてお話ししたいと思います。



基本的に発達心理学の世界では、言語の構造や意味そのものが自分でよくわかっていて、それを使いこなせる能力のことをメタ言語能力といいます。このメタ言語能力が最も発達する時期が小学校中学年から高学年の時期だといわれています。

実際、作文などを見てみると、小学校低学年の子どもたちは「〜がおもしろかった」というように、語や文の続き方に注意しながら簡単な文章を書く程度のものですが、小学校高学年になると「〜が〜で〜だったからおもしろかった」というように、書き方や表現を注意しながら書けるようになっていきます。

こういう能力は家庭の中だけでは、発達しにくい能力だと私は考えています。やはり学校に行って、友達と会話をしたり、発表会で自分で調べたことをみんなに発表したり、もちろん作文を書いたりすることで発達していく能力だと私は思います。

このことから、この一番発達する時期に不登校になってしまった子どもたちは、作文が苦手だったり、会話でのコミュニケーション能力が低くなってしまっている子どもたちが多いです。

ですので、私たち訪問カウンセラーは、できるだけ登校前にその能力を取り戻せるようにしていくために、読む能力や書く能力の足りない子には、教科書を音読したり、写したり、というような宿題をだしたり、会話でのコミュニケーション能力が低い子には、遊んでいる中で会話を増やしていって、おかしいと思うところは、子どもたちに指摘していきます。
しかし、登校までの準備期間で足りない能力をすべて戻すということはできないので、復学して継続登校することで、その足りないところは取り戻していきます。

この当たり前にできるべき能力を身につけるサポートをしていくのも復学支援の中で訪問カウンセラーが意識していることでもあります。

表現をする力というのは、学校社会なら必ずあるといっても過言ではない人間関係の軋轢を回避したり乗り越えたりするのに必要不可欠なエンジン部分です。コミュニケーションのチェックをしたり、読み書きの指導をすることでその能力を高めることは先を見て言えば、不登校の再発予防の観点から考えてもとても大切なことだと私は思います

もちろん、これらの能力を高めることはカウンセラーだけではなく、親御さんも家庭内でできることではあります。家庭ノートチェック法の中でもそのような親子のコミュニケーションを分析し、どのように親が子に伝えればそのような表現する力が培われるかを意識してアドバイスをさせていただいています




今日は、いつもよりも小難しいお話になりましたが、最後までお付き合いしていただきありがとうございました





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ




parentscamp at 17:07|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | どんきー先生の記事

2011年02月02日

そろそろ塾にもいっておこう

こんにちは

お久しぶりです。どんきーです

前回の記事から、年をまたいでしまい、しかもすでに一ヶ月経ってしまいましたいやぁ〜、時がたつのは早いものですねぇ

前回、少しだけ触れました「モンハン3rd」ですが、このゲームはやはり子どもたちに大人気で、今、私が訪問している子どもたちもたいてい持っています。朝から並んで買った甲斐がありました
もう発売から二ヶ月が経ち、子どもたちはみんな「狩り」を楽しむというよりは「強い武器や防具を揃えること」を目標に楽しんでいるようです。かくいう私も子どもたちに手伝ってもらいながら強い装備を揃えるのに必死です(笑)


さて、今の時期は、中学三年生や高校三年生にとっては受験シーズンまっただ中ですね。もうすでに試験が終わって結果をドキドキしながら待っている子どもたちも少なくないことと思います

今回は、この受験を来年以降に控えている子どもたち(中学生)に対しての塾導入についてお話しようと思います。もちろん私がお話しするので、不登校を経験している子どもたちに対しての導入についてのお話になります。

不登校を経験している子どもたちは、休んでいる間に、どうしても学力が下がってしまいます。これは、ただ単に勉強をサボっているわけではなく、しなくちゃいけないことはわかっているけれど、一人でやるのにも限界がありますし、教えてくれる人もいなければ、さすがにやらなくなってしまうからなのです

不登校から復学をする過程で、訪問カウンセラーは「勉強はできていなくていい。学校戻ったら取り返せるから」と子どもたちによく言います。これは復学することだけで精一杯な子どもたちを安心させるために言っています

しかし、復学してから何ヶ月もたって「勉強はできていなくていい」というわけにはいきません。そして、中学生の場合は自力で学力を取り戻すのは実際、難しいのです。私たち訪問カウンセラーが教えてあげてもいいのですが、私たちは勉強を教えるプロではないですのでそれにも限界があります。そこで、塾に通うように促していくのです

まず、子どもたちに塾に通う意志があるかの確認をします。そこで、「塾に行く!」とはっきり言ってくる子は問題なく次に進めるのですが、たまに「塾とか行くのめんどくさい」と言って渋る子がいます。その時には、現状の成績を提示し、普段の勉強態度の確認をし、「このままの成績じゃヤバいぞ!」という現実を見せて促していきます。
意志の確認をした後は、カウンセラー同席のもと、両親に「塾に通いたい
」と気持ちを伝えて許可をもらいます。その際には、「塾に通う」ためのルールを作ります。

一つ目のルールとしては、「親にお金を払ってもらうのだから、遅刻したりサボったりはしないこと」

二つ目は、「学校生活に影響が出ないようにすること」(学校を遅刻したり、宿題が出せなくなったりetc)

三つ目は、「上記二つのルールを守れていないと親が判断すれば、やめさせる」

この三つのルールを守るように子どもたちに約束させます。

ここまでくればあとは「塾選び」です。「塾選び」をする際には、子どもたちが納得できる塾にするというのが一番です。
そのためには、訪問カウンセラーと一緒に塾に見学に行ったり、いろいろ資料を集めたり、友達が行っている塾をリサーチしたり、と子どもたちが納得できる形に持っていってあげて、最終的に塾を選びます。

それからは、ルールを作っていてもサボったり遅刻をしたりしてしまうときはあります。その時には、「信じていたのに」と子どもの気持ちに訴えて対応し、がんばって毎日行くことができていれば、「よく頑張っているな」と認めてあげる対応が大切になっていきます。



来年、受験を迎える中学生(2年生)に対しては、ちょうど今ぐらいの時期に訪問カウンセラーは塾導入対応に回っています。もうすでに対応が入っているご家庭もあるのではないでしょうか。

今、受験を迎えている子どもたちはもちろん、来年受験を迎える子どもたちもみんな受験に成功してほしいので、私たち訪問カウンセラーは、できるだけよい環境を与えてあげれるように日々対応しています


それでは、また次回




よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 19:19|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 不登校カウンセリング | どんきー先生の記事

2011年01月28日

囲碁的な思考

今日は、ちょっと昔の話。


私が以前、家庭教育カウンセラーとして勤めていたのは京都の中間法人衆義という教育機関でした

2年位前の過去の記事でもそこの理事のことについてはお話したことはありましたね。年末にご挨拶に伺いましたが、「もう80になるけどまだまだ頑張るで」と相変わらずの剛毅なオーラを出されていました。
なんというか・・・仙人のようであり、バリバリの営業マンのようであり、教養人のようでもあり・・・魅力的なおじいさんだなぁと思います。



さて、今日はそのころのお話。
衆義では、社員教育の一環として囲碁が取り入れられていました○●○●



囲碁は将棋とは違い、石の動きに個性はなく、自分の好きなように石を並べて最終的に相手よりも領地を多くとった者が勝ちという大昔からある知的ゲームです。

私が衆義にいたときには、囲碁は東大の講義の一環としても取り入れられ、脳の回路を鍛えるという意味で専門家の中でも脚光を浴びている頃でした。

それとは別に子どもたちの世界でも「ヒカルの碁」という漫画が人気を博し、一時期は子どもたちの世界の中で囲碁ブームがありましたね。(その中で囲碁を解説するゆかり先生がとても美人で私もよく子どもたちと見てました最近はスズキの車のCMにも出ていましたね)

ちなみに当時、私は囲碁を打ったことはなく、ルールもヒカルの碁を読んで知っている程度でした。衆義の理事は、囲碁に関しては有段者でかなりの腕前でした。
社員一同、若手からベテランまで囲碁に関しては素人でしたので理事からの教えを受けて、みんな同じスタートラインで始めました。

理事曰く、「囲碁を打てば相手の性格がものすごくわかる」ということらしいです。
全局面的な視野をもっているのか(どっちつかず?)、一つの局面に集中するのか(周りが見えない)、攻撃的にいくのか、守備的なうち回しをするのかなどが見えるそうです。さらに言えば、その人が今どんな心理状況なのか、どのような人生を歩んできたのかなども碁盤から見えてくるらしいです。政治家の中でも囲碁は役に立つということで好きな方が多いみたいですね。有名な人でいうと、小沢一郎さんはかなりの打ち手だそうです。


打ち始めたころは私は理事に「ぶにんはんは、相手のペースにすぐ飲まれるなぁ。思いやりのある打ち方をするけど、それでは厳しい局面で結果が出せない。で、それに途中で気づいて修正する過程は早いけど、いささか、同時にいろいろな局面に手を打つのが苦手」と言われました


そこから1年程度、衆義が主催していた地域教育セクションの囲碁教室や、昼休みに理事と対局する中でそのような点を意識しながら囲碁を続けていると、不思議なことに人生全般のことで今まで気づかなかった考え方や新しい行動規範が生まれていることに気づきました。
(当時は社員の中で月に一度リーグ戦みたいなものを理事が解説者となって主催されていました)

当時の私のカウンセリングのスタイルとしては1件の問題をしっかり対応して、それが安定して解決に向かった段階で次の相談に移るという考え方でした。
しかし、それが、同時多発的に起こるお子さんたちの問題に対して、このケースは個々の対応を伝えておけば今はOK。こちらの家庭は電話で直接話して状況を聞いたうえで判断。あちらの家庭は訪問カウンセラーの派遣で様子を見て保留など、全方位的な対応ができるようになった自分に気づきました。

もちろん、まだまだ甘いところがありますが、このような思考回路は囲碁から培ったものだなぁと感じます。
実際そのような全局面的な対応をしているときに時々ではありますが、碁盤の上に白い石と黒い石があるビジョンが浮かぶのです○●○●



皆さんも、子育てや夫婦の問題、祖父母との関係、ママ友との関係など同時多発的な悩みを抱えて対応していかなければならない場面は少なくないと思います。
そのような時にどのように対応していくかのトレーニングとして「囲碁的な思考」というのは役に立つかもしれませんよ





ちなみに・・・






私は囲碁の生涯成績は、1勝30敗くらいです(笑) 
あくまで「囲碁的」な思考を身につけたということで勝負ごとに勝つか負けるかは別問題ですねぇ・・・





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ




parentscamp at 12:07|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年01月24日

家庭教育を始めよう!

サッカーのアジアカップは日本の底力を見たような気がします。今までならば、あのような局面では「負け戦」になりがちでしたが、よく頑張ってくれました。ニュースでダイジェスト版でしか見てませんが、日本サッカーが一歩進んだような気がしました


私のほうは、年末からご依頼を頂いていた問題解決支援コースのお子さんたちのダイレクトアプローチに動いています。西に行ったり、東に行ったり、海を渡ったりしていますが、どこも寒いですね。冬を身をもって体感しております。朝は6時半で真っ暗だし




さて、今日は講演会のお知らせです




私が理事を務める家庭教育推進協会主催で、2月20日に講演会があります。タイトルはズバリ「家庭教育を始めよう!」です。場所は東京は浅草です。


『家庭教育を始めよう!〜今よりも子育てを楽しむために〜』

日時:2011年2月20日(日) 14:00〜16:00
場所:都立産業貿易センター台東館
講師:家庭教育推進協会 代表理事 上野剛先生
参加費:¥1000

詳細は以下のページをご確認ください。

http://www.fepa.or.jp/event/pdf/ko002_tokyo.pdf





内容に関しては「復学支援」や「理論的なセミナー」ではなく、あくまで家庭教育を学ぶことによってどのような成長がみられるのかということや、なぜ親は「子育てを苦しいと感じるのか」などをテーマに、講師の上野先生がお話をされます

小難しいお話ではないので、お友達で家庭教育に興味がある方にもお声をかけていただいてお気軽にご参加いただければと思います。

協会の賛助会員組織である「ぷらすエール」の会員さん以外の方もどしどしご参加くださいね。



※会場の都合がありますので予定参加人数に達した時点で締め切らせていただきますのでご了承ください。



よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ




parentscamp at 17:03|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | ぶにん先生の記事

2011年01月14日

生まれつきあきらめている子はいない

家庭教育支援をしていますと、親御さんからよく相談されることがあります。


「ウチの子はやる前からあきらめるんです」


小学生の相談であれば、鉄棒や水泳、運動関係などで「僕は野球はヘタだからやりたくない」というような内容などがあり、中学生であれば「どうせ私なんて勉強してもロクな点数が取れないからやらない」などの会話が出てきます。


親御さんの立場からすれば「やる前からあきらめるんじゃなくて努力をしてみようよ」という気持ちになられます。
でもそれがお子さんに伝わらずに結果的に「やらない」子に対して不足不満が出てきて、不毛な言い争いになったりして親も子も嫌な気持ちになります。


でも一呼吸して冷静に会話を分析してみると、そもそも上記の内容であれば、子どもたちは「野球が下手なほうが僕はいいんだ」と言っているわけでもなく「ロクでもない点数を取ることが目標なんだ」とも言っていません。
でもついついやらない子どもの行動を見ている親御さんの耳には「野球はヘタで僕はいいんだ。だからやらない」や「テストでは悪い点がいいんだ。だから私はやらない」という風に変換されて伝わってしまうケースを見受けます。


お子さんがそのような「やるまえからあきらめる傾向」が強くなったのにはこれまでの経験が影響していると思います。

それは子育ての過程かもしれないし、学校生活の中での経験かもしれません。

子育ての過程でいえば、子どもがお皿洗いなんかのお手伝いをしたときに「あら。ありがとう。でも毎日しないと意味がないよ」と伝えてしまったり、「僕みんなにゲームで勝ったんだよ」とうれしそうに話してくる子に対して「どうせズルしたんじゃないの」と言ってしまったり・・・このような親発信の繰り返しを子が経験するとどうしても自己肯定感が低くなり、自分のことも他者からの評価に対しても捻じれた感覚を持ってしまうことがあります。

皆さん思い出してみてください。
お子さんが歩き回れるようになったくらいの頃は目に映るものなんにでも興味を持ち、自ら学び、応用して楽しみを見出したりしていませんでしたか?
それがなぜだか小学生に上がるあたりから「やるまえにあきらめること」を覚えてしまいます。皆さんもお子さんが小さいときはお子さんの遊び方をみて「この子は天才ちゃうか」と感じられたことは1度や2度ではないと思います(よく思い出してみてください)



つまり、生まれつきあきらめている子はいないんです。



どこかでつらい経験をしたり、失敗経験をしたり、恥をかいた経験から臆病になっているのです。
心のどこかでは「みんなよりも野球が上手になりたい」、「勉強していい点数を取りたい」と思っているのではないかと思います。

そのようなケースでは理屈で「やればできる」と伝えたり、「頑張れ!根性だ!」と伝えたり「このままじゃダメだ。しっかりやれ」と親が日常会話の中で伝えたところで子どもはなかなか変わりません。ではどうするか?


しっかりと、ありのままの現状を承認してあげることです。認めてあげることなんです。


「なるほど、そうなんだね」
「そう感じているのね」


ここが最初の扉を開くカギです。

ここを開かずについつい、親は結果を求めがちになります。
まずはありのままの気持ちを認めてあげること、それが果たされれば、もともと人間は育とうとする生き物ですので、もともと持っているものを引き上げてあげるだけで行動が変わってくることがあります。

私が不登校の支援の中でする教育コーチングにもそのような要素はたくさんあります。

上記の扉が開いた時には「どうしたい?」と聞くと多くの子どもたちはすでに自分の中に答えを持っていることに気が付きます。それをしっかりと支えてあげることが大切だと私は考えています。



「できない」「やらない」を非難する前に、まずは心の扉を開くためのカギである「認めてあげること」を意識してみましょう。

そうすることでお子さんの行動に変化が見えるかもしれませんよ。





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 17:07|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | ぶにん先生の記事

2011年01月07日

中学生編あれから

お正月気分も抜け始め、私のケータイも休み明けの登校に関する相談や、冬休み対応の反省点などのお電話で忙しくなってきました

また年明けからの復学を目指す皆さんはいよいよ復学に向けての対応で繊細な手法をお伝えし始める時期となってきています。


天神橋筋商店街では「商売繁盛」ののぼりがたち、ガヤガヤと今年の幸せを願う大阪商人たちでにぎわっています。今も商売繁盛の「おはやし」が聞こえてきます




さて、過去の記事で本の出版について書きましたが、あれから微調整をしながら作業が進んでいます

このまま問題なく進めば3月末からGWまでには書店に流通する運びになりそうです。



文章自体は昨年の春には完成していましたが、内容面に関しては大きな変更なく進めてこれています。


今日は、フライング気味ではりますが確定した柱の部分(目次)の部分をご紹介したいと思います



『ころばぬ先の家庭教育 長期不登校になる前に学んでおきたい親の対応法 中学生編』

1、はじめに
2、ころばぬ先の家庭教育
3、親のカウンセリングマインドとは (基本編)
4、家庭ノートチェック法
5、親の対応を増やす (応用編)
6、親からの手紙
7、ケーススタディ Q&A
7、家庭力アップのサポート
8、おわりに


という流れです。

小学生編の章立ての流れをそのまま取り入れた形ですが、中学生対応は小学生対応よりもさらに個々のケースによってという要素が大きいため、基本編と応用編という形で二部構成にしました。
応用編ではPCMの理論だけではなく、PCMにジョイントさせてより個々のケースにあう形にしやすいように既存のカウンセリング理論や家庭教育理論を水野式にわかりやすく実践的な形でまとめてみました。支援を受けている方であれば理論の名称は知らないまでもその内容は各々の家庭に合わせた形でお伝えしているものばかりです。

現状では、文章のスリム化をしつつ、イラストを当てはめていっている状況です。



春までまだ時間はありますが、楽しみにされている皆様は今しばらくお待ちくださいね



よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 14:28|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年01月06日

さくらのさかりのごとし

昨日、事務所から徒歩3分の大阪天満宮へお参りに行ってまいりました

お正月気分も抜けての、もう1月の5日でしたのでテレビでみるようなギュウギュウで自分の足元も見えないような状況ではありませんでした。ゆっくりとお参りができました。


自分が支援をしてきた子どもたちの受験の祈願、そして学校へ行きたいけれど行けなくて困っている子どもたちの力になっていただきたいというお願いをしてきました

現実的な対応を重んじる私ですが、それプラスアルファのお力が頂けるのであれば有難いことはありません。神様、どうか皆様(私にも)に幸運を。



お参りの後は、おみくじへ。



幸運にも一番素晴らしいくじを引き当てました

そこに書いていたことが【さくらのさかりのごとし】です。



説明文には・・・


雪解けのあとに花が咲くように、これまでの苦労が報われ、その成果が現れる



受験生たちにとってこれほど勇気づけられる言葉はないでしょう。
また、不登校や家庭内問題の解決を目指すために苦労苦労の連続の中で日々努力されている親御さんたちにとっても明るい未来が想像できる言葉を頂戴した気がします。
これまで経験してきた苦労は決して無駄ではありません。その苦労がいつか報われ、その成果が現れることでしょう。そう、雪解けのあとに咲く花のように。

私も頑張ろう


私とペアレンツキャンプスタッフの祈りがどうか皆様にも届きますように。





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 13:28|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2011年01月05日

2011年 あけましておめでとうございます




新年
あけましておめでとうございます
           本年もよろしくお願いいたします


                  ぶにん先生
                  ペアレンツキャンプスタッフ一同







皆さん、年末年始は母業、妻業、嫁業が重なり慌ただしい日々を過ごされていたのではないでしょうか


私のほうも支援だけではなく、自分自身の家庭のことや子育て、親族とのご挨拶等で慌ただしく過ごしていました。

年末の事務所最終日の日に忘年会をしたのが昨日一昨日のように感じられます。はい。今日からペアレンツキャンプは新年初日の事務所開きです


ポストを開けると、過去に支援を差し上げた親御さん、現在支援中の親御さんたちからたくさんの年賀状を頂きました。ありがとうございます。
成長した子どもの写真を見せていただくと懐かしさを感じるとともに、「あの時はつらかったけど、今笑顔でいるんだなぁ。うれしいなぁ」と思います

また、年賀状には私が常々親の姿勢としてお伝えしている「感謝を伝える」ということが実践されています。何年たってもその姿勢を忘れず実践されているからこその子どもの笑顔なのだと感じます。親が変われば子も変わる・・・決してテクニックを使えば子も変わるではないということですね。


年賀状は子どもたちの目につきやすいですので、私から直接お返事を差し上げることはできませんのでこの場でお礼申し上げます。



今日はスタッフと「大阪天満宮」に初詣に行こうかと思っています。
大阪天満宮は学問関係にご利益のあるところですので、皆さんの継続登校、復学、そしてみなさなの健康をお祈りしてきます。

今年一年も私たちの活動でひとりでも多くの子どもたちが笑顔になれるように精進していきます。

応援のほどよろしくお願いいたします。



よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 10:56|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2010年12月24日

ここで一区切りの終業式

前回のブログではコメントをいただいた皆さんだけではなく、継続登校支援中の親御さんたちからもお気遣いを頂きましてありがとうございました。

また時期的にも支援卒業した方からのお手紙などを頂き、私の体調や精神面のことをお気遣いいただく内容があり、とても心が温まりました。ありがとうございました



さて、全国的に多くの小中学校で今日、終業式を迎えています


私が支援差し上げているケースでは、継続登校支援中の皆さんは全員、元気に登校して無事に終業式に出れたとのことでした

親御さんたちからうれしいお知らせが続いています。

動けなくて苦しんでいた子が今は毎日笑顔で学校のことを話してきていますというお話を伺い、支援中は訪問カウンセラーの先生と共に苦労をしましたが、それが報われた気持ちです。本当に良かった

振り返ってみますと、全国各地いろんなところに行きました。
吹雪の中の支援、花粉飛び交う中での支援、炎天下の復学、夜中の緊急対応、私が急性胃腸炎で救急車に担ぎ込まれて、入院中のベッドの上から電話カウンセリングやノートチェックをした週もありました。(←これは2度とないように体調管理せねば
それが多くの方の笑顔につながっているのであれば幸甚です。


また感謝のメールやお手紙を頂き、継続登校の中で見えてきた子どもたちの成長ぶりや、親御さん自身の姿勢(感謝の姿勢・物事のプラスの面を探す・問題意識を持ち事前に対応を考えるなど)の変化も大変うれしく感じました。


ここ2週間の間に2学期中に滑り込みで復学予定日を立てて、朝から夜中までかかりきりで対応したケースが2件ありました。
共に無事に予定通り登校でき、ホッとしています。継続登校は山あり谷ありですが、ギリギリで復学が果たされたという結果が意義深いのではないかと思います。これからはいかに家族で子どもの傾向を変えていくためにダイレクトアプローチよりも「親が変わる」ことを実践するかがカギになることでしょう。

現在、家族療法を学んで実践中の方に関しては、親御さんの理解度と子どもの様子を見ながら必要に応じてダイレクトアプローチを組み立てていきます。どのような手法が適切なのかを年末年始で私のほうで組み立てていきますので今しばらくお待ちいただければと思います。今学年中に子どもの意思を明確にし、抱えている問題を支えてあげることで乗り越えられるように一緒に頑張りたいと思います。




さて、私のほうはというと・・・

実はここ2週間ほど、前回ブログで書いたような状況の中でしたので少々、精神的にも肉体的にも酷使したツケがでてきました
電話カウンセリングではお聞き苦しい声で申し訳ございません
週末にゆっくり休み、今年最後の週もしっかりとよりよい支援をするために邁進したいと思っています。(明日は病院回りをしよう!)




皆様に穏やかな聖夜が訪れますように






年末年始の支援に関しては、事務局は30日から4日まではお休みとなります。ですので家庭ノートの郵送等はこの期間は避けていただけると助かります。ポストが破裂してしまうので^^;

家庭教育支援コースの方につきましては、カレンダー上、水曜日は新年がらみのお休みにはかぶらないので29日も5日も通常通り支援をさせていただきます。

問題解決支援コースの方につきましては、特に年末年始だからという理由で水野と連絡が取れなくなることはありません。極端な話ですが、大晦日や元日でも何か不安な点やご質問したい内容があれば水野のケータイまでメールかお電話をくださいね。年末年始はお母さん方もばたばたされると思いますので通常の報告はなくてもOKです。便りがないのは平和な証拠として捉えます^^





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 17:05|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 不登校カウンセリング | ぶにん先生の記事

2010年12月16日

汗も流すし涙も流す

皆さん、ご無沙汰しています。ぶにんです


12月に入り、2学期中に復学をした子どもたちの継続登校の支援と、これから復学を目指すご家庭の支援のために奔走しています。難しいケースが多く、なかなか頭を休ませる余裕がない今日この頃です。


特に11月と12月から支援を開始したご家庭が多いため、現状ではペアレンツキャンプの問題解決支援の枠は申し訳ございませんが、埋まっています。今は手の届く範囲の親御さんと子どもたちを全力で支えることで精いっぱいです


カウンセラーという職業は、イメージ的にはカウンセリングルームで白衣を着て相談に来られる皆さんのお悩みを聞き、共感的理解を示しながら問題の本質を見極めて、クライエントさん自身に「気が付かせる」「思考の転換を促す」というように思われています。癒しのイメージですかね。

もちろん、それもひとつのスタイル。


しかし、私はカウンセリングルームで「どーん」と座って待っているだけのカウンセラーにはなりたくはありません。それじゃ解決に導けない「現実」があることを知っているからです。ある意味私はリアリストな部分が強いように自分では感じています。


そんな状況ですので、汗も流すし、涙も流します。


「気付きを与える」よりも時には「アドバイスをして解決に導く」ことを優先せざるを得ないケースも山ほどあります。

動かせる手と足があって、考えられる脳みそがあって、折れない心がある限り、私は今年も最後まで突っ走ります。
悩んで動けなくなっている子どもたち、そして親御さんのお力に少しでもなれれば幸いです。



冷え込みの厳しい日々ですが、皆さんもお体ご自愛されてくださいね。





よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 16:02|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事